スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

5月31日、6月14日ウィーン少Bプロ@オペラシティ

6月が去る前に。

5月6日のBプロをきいて、31日のチケット押さえようか迷いました。
でも、まあなんだかんだで忙しいし、休養も大事だし、あんまりいい席ないし、と見送りました。
そんなこともすっかり忘れていた5月24日、アーツさんからチケット発券を促すメールが・・
らっきい~♡
1月のワタシありがとう。

2か月前、職場の若者2名にイベントで発表してもらうことを決め、素直な彼らは「抄録を書き演題登録しました!」と爽やかに報告してきました。
ところが。
プログラムが届いてぎょぎょ、なんと6月14日午後1時スタート@九段下。
当日はトップバッターだった若者1号の発表をきいて、じゃあ、姐さん出動しますっ!!と、プレゼンを控えて緊張気味の1名を放置してから会場入りしました。U君、ごめんなさいね。

31日、14日とも会場は90%以上埋まっていました。
ステージの反響版うえにある明り取りの窓から漏れる日の光が客席に柔らかい影をおとしていて、自然の光が入るホールっていいなあなんて思っていました。
タケミツメモリアル好きです。

Duomtはセンター席両わき通路を歌いながらの入場。タケミツメモリアルの中にしゅわしゅわと溶けていく全員のユニゾン。
舞台に整列して、そのままクープラン。
最近、ニューカレッジのクープランをヘビロテしてるのと、晴れやかなこの曲こそコンサートオープニングにふさわしいです。
今年のコア、パワフルな歌でダイナミックだけかと思いきや、14日の歌をきいて、まろやかな響きにびっくり。

モンテヴェルディは3声だったかな。各声部のバランスがとても良いです。
実はアルトパートがアルト後列左端4人だったと14日に気づく次第。4人の落ち着きあるアルトはとても良かったです。
ペルゴレージのスタバートマーテルから、マリア様へのうたが続きます。
フロリアン&ルーカス少年のデュエットが美しい2曲目、フロリアン少年のノーブルな歌声とまろやかなルーカス少年のハモリは素晴らしいですね。
31日は曲間に拍手が入ってしまい、残念な雰囲気に。
14日は、2曲目のピアノ後奏中にソリスト君たちがそろそろと隊列に戻り、切れ目なく3曲目が始まりました。拍手入ると、曲の(といっても抜粋だけど)雰囲気が微妙になってしまうので・・先生素敵です。アーメンコーラスの迫力にぐっときました。

ヴェルディの聖母マリアへの讃歌、4声。ここで大幅な隊列変換があります。
だれがどういう立ち位置になって、どんなパートわけになったかは最後までつかみ切れませんでしたが、この隊列変換でタケミツメモリアルが教会の音響に変わりました。
こちらの曲、81年のカレーラスとのコラボアルバムにあり、とても好きです。
古い時代のコンサートには登場していたらしいのですが、生で聴くのは初めて。
そういえば、ウィーン少のヴェルディってSacred SongのPater Nosterと、マックス様が団員時代にアンコールで歌ったらしい、シチリア島夕べの祈り(もちろん聴いていない)くらいでしょうか?
今年のコアの歌はデュナミークたっぷり、大胆にそして繊細に。
ボーイズ4声とは思えない迫力・・実はこの曲こそがBプロの目玉作品ではないかと、気づく次第。

ブリテンはルーカス少年のピアノ。舞台にセッティングされた楽器はベーゼンドルファー。
昨年までと違うのはピアノの蓋が取り払われています。
そして、ルーカス少年暗譜で伴奏しています。
しこたま歌って、(暗譜)、ピアノ伴奏もする(こちらも暗譜)。
凄いですわ。

2006年から何度か、団員さんがピアノ伴奏をするのを聴きました。
年齢相応にお行儀のよいピアノで、それぞれに好感が持てました。
しかし、ルーカス少年のクリスプなタッチ、年齢を感じさせない情感、合唱との微妙なバランス・・ダントツに巧い。
12歳ですかぁ(ツアー中にお誕生日迎えて13歳になったそうです:リアルファン友2号さん情報)
合唱は、わりかしシンプルな旋律。
けだるい心労よ去れ は全員によるユニゾン、あとは2声。
ブリテンが児童合唱のために書き下ろした曲、たぶん、英国聖歌隊のようなハイレベルな団体のためではなく、学校付属の合唱団を想定して作ったのかなあなんて思いました。

サウンドオブミュージックメドレーのオープニングは厚みのある歌声。
14日のほうは迫力ありました。
映画の冒頭のシーンを思い出さしちゃいましたよ。
ドレミの歌は遊び心満載。ルーカス少年がリーダーとなって、音楽を作り上げていく。後半のバリエーションはそれぞれの音階を1-2人が担当していて、結構難しいことしてます。
いろんな音階が散らばっていて面白かった!

エーデルワイスはタミーノ少年のギター弾き語り。タミーノ少年は、ポーカーフェイスで、淡々と歌っているように見えます。
舞台端っこに腰かけてエーデルワイスを歌う姿に毎回「トラップ大佐~」と心の中で掛け声かけてました。
舞台の上では年齢以上に落ち着いた挙措で、それがエレガントに見えたのも影響しているのかもしれません(言い訳)
14日は舞台最前列で聴いているリアルファン友1号が、とろけるような顔で聴いているのが客席の合間から見えてしまい、思わず心配になりました・・。ギター&ソロから、ピアノと合唱が入って(2声ときどき3声)雄大な雰囲気に。


ビリージョエルメドレーも、盛り上がります。
この2曲がお目当てでBプロ追加した方がいらっしゃるんじゃなしかしら?
ソプラノ後列トップにいつフロリアン少年、高音が少々きつそうではありますが、歌い切りました。ウィーン少の声だなあと思います。
Bプロの二つ目の目玉、ロンゲストタイムは、舞台に近い席だと、彼らがのびのびと楽しそうに歌い&演じているのがわかります。
おおきいメンバーがソロを歌うフロリアン少年から受け取った軽々とスーツケースを持ち上げて、ちみっこメンバーにスーツケースを手渡すシーンがあるんですけど、言い聞かせるような感じが毎回ツボってました。

流浪の民、ソロ5人。
拍子抜けするくらい(すみません)さっくりと歌っていました。
ヨーデルは客席の音響をうまく使って、アルプスの高原に。
14日は先生がバンダ君たちにグッジョブというジェスチャーをしてました。
Shenandoahは、ジーノ&タミーノ&フロリアンのソロで、♪Away you rolling riverのフレーズでじんわり。曲の終わりで♪シェナンドーが繰り返されディミニッシェンドでじわじわと消えていく風情に思わずほろり。
昨年のコアがはじけていたホーヤ・ホーはちょっとおとなしい感じ(昨年ははじけすぎていた?)ソロに登場したドリアン少年ニコニコしてましたよ。
花は咲く、何度聞いてもルーカス少年のピアノがいいです。
会場のCD販売コーナーで譜面をちら見しましたが、ピアノ前奏の導入部がカットされていました。ルーカス少年のピアノは眠りについていたひとたちが、ゆっくり瞬きをしながら目覚めていくような・・そんなイメージが湧きました。
しかあし、14日は歌の出だしが波動となり、あやうく(以下省略)先生ぎょっとした顔してました。

ひこうき雲、歌詞をぐぐって、ドキリとしました。
10代で経験したことを、10代で歌った歌なのですね。
アンジェラ・アキさんの15の手紙、サリンジャーのThe catcher in the ryeとかに共通する世界観。
映画の影響があるにしても ウィーン少が何故にひこうき雲を取り上げるのかなあ、なんて疑問でしたが、詞の世界に、なるほどなあと。

そういえば、31日コンサートに満足して帰宅途中、地下鉄の駅の階段を上りきったところで、国立競技場のイベントで東京上空に現れたブルーインパルスが残した、まさしくひこうき雲を見ました。
2014の思い出

IMG_0524.jpg


春の声、ソロパートは31日はジーノ&ヴィンセント少年のコンビ。14日はジーノ少年。
コロラチューラっていうんでしたっけ?
見事な発声でした。
ジーノ少年の声、英国聖歌隊のような涼しげな声でワタシは好きです。2000人のホールで一部だけとはいえ12歳が歌う歌にしては立派だと思うんでですけど・・。まあ、他の曲の音量が今年は大きかったからねえ。

ラストはシュトラウス2曲。
今年のコア、シュトラウスを生き生きと楽しそうに歌うんですよね。
カラオケでこれがワタシの十八番的な感じで。
トリッチ・トラッチ・ポルカ、14日は先生が演奏前に人差し指を立てるサインを送ってました。
先生も煽るけど、皆さんもしっかり先生を煽っていて、ウケました。
ラデツキーは会場の手拍子でにぎやかに。
アンコールは2日ともprecious lifeとLet it go

Let it go・・巷では大流行していることを知っていても、しばらくの間はLet it beとどう違うの?と思ってました。
Let it beより能動的、アメリカでプレゼンしてきたお兄様がそう教えてくれました。
ソロ3トップが前に並び、お互いの顔を見ることも、アイコンタクトもなく、さくっと歌っていました。ワタシには魔笛のdrei knabenに見えまする。
歌い方もポップス仕様だったかな。


2006年からコンサートに通っていて、ウィーン少=お行儀のよい少年たちの澄んだ繊細なハーモニーを慣れ親しんだホールで聴くというイメージがありました。
今年は、パワフルで躍動感があり、ダイナミック。
コンサートホールが歌劇場の響きになったりして、カペルマイスターさんの経歴(経験)も反映されているのかなあ~なんて
明日の最終公演楽しみです。

5月6日ウィーン少Bプロ@サントリーホール

5月が去っていく前に(その2)

2日続けての六本木通い。

ホールに到着して、客席に向かう途中のこと。
1階席入口の水飲み場にリアルファン友の姿を見かけました。
若い男の子と立ち話中。
どなたかしら・・ってお顔を拝見すると、かつて舞台の上で歌っていたメンバーではないですか。

休憩時間。
ロビー中央で、若い男の子が2名「お~久しぶり~」って挨拶している声が聴こえてきました。 お、いい声してるわね、合唱男子学生ちゃんかしら、なんて、声のほうをちらと見ると・・まあ、こちらもかつて舞台の上にいたメンバーではありませんか。

微笑ましい風景に遭遇した1日でした。

前置きが長くなりましたが・・

いろいろな感想を拝見すると今年はBプロの評判がとても良いです。
個人的にプログラム選曲的がA<Bでしたので、なんでかしらと気になってたので聴いてみて納得しました。

デュモンのSalve Reginaを歌いながら入場。
古い時代の歌なので単旋律なんですね。
拍手が邪魔でしたけど、ユニゾンの美しさにぞわっときましたよ。

クープラン、モンテヴェルディ、とてもきれいで満足。
ボーイズ3-5声って日本ではウィーン少でしか聴けない構成、そして今の彼らの歌声には中世の歌が映えます。

ペルゴレージのStabat Materは2声で合唱スタイル。
ウィーン少のペルゴレージ スタバートマーテルの録音は30年代(奇跡の録音リマスタリングと個人的に思ってます)しかないはず。
装飾音符をアルトパート全員がこなしているのには驚いた。
ソプラノ後列トップにいるフロリアン少年とルーカス少年のソロデュエットは情感あって良かったですし、ラストのアーメンコーラスの迫力にはびっくり。
こちらの曲は ボーイソプラノ&カウンターテノールあるいは ボーイソプラノ&ボーイアルトのソロデュエット+古楽アンサンブルだけじゃなくて、ボーイズ2声合唱スタイル+ときどきソロ+ピアノ伴奏というのも十分アリだなあと感服しました。

ヴェルディ 聖母マリアの讃歌は迫力満点。
4声のハーモニーが力強くサントリーに響きました。
今年のコアの音色、とても面白いです。

楽しみだったブリテン金曜の午後。
ピアノはルーカス少年。
グラムフォン93年録音のピアノが合唱を圧倒しがちだったがっちり系ガブリーロフさんのイメージだったので、合唱と調和のよい(音楽の方向性が同じって意味で)ルーカス少年のピアノのほうがいいなあ~なんて思いながら聴きました。


サウンドオブミュージックメドレーはお楽しみ満載。
ドレミの歌はルーカス少年がソロを歌いながら合唱する皆さんを指揮する・・確かに映画のワンシーンのよう。
平明なはなしことばが歌、立体的なハーモニーになっていくのをわくわくして聴きました。
エーデルワイスはタミーノ少年がギター片手に舞台端に腰かけてソロを歌いました。
まあ、なんてステキ。

ビリージョエルのウィーンはフローリアン少年のソロ、昨年の隠し玉アンコールだったロンゲストタイムは全員参加(先生退場してました)のアカペラ・ミュージカル仕様となっておりました。
舞台の上で全員が動きながら歌う姿に・・え~とセントジョンズの皆様が一人一声×人数分の超複雑な現代曲を舞台の上を思索する哲学者的に動きながら披露したときの衝撃に近いものがありました。

オペレッタ復活を望む気持ちがありながら、ボーイソプラノの声量と2000人収容のコンサートホールではマイク越しじゃないと音響的にきびちいかな~と思ってあきらめております。
しかあし、現地で新しく付属劇場が完成してからは音楽劇に取り組んでおられるようですので、もしかしたら今後オペレッタまではいかなくても音楽劇(らしきもの)復活は期待できるかも~・・できればヘンゼルとグレーテル(72年版)がいいなあ~と妄想期待はふくらむばかり。

第2部
流浪の民 昨日のAプロで、感じたことが確信になりました。
今年のコア伝統曲もさっくりと巧い。
安心してきけます。
イスラエルの歌はしっとり。
コンドルは飛んでいく、タミーノ少年のソロでしみじみ。
シェナンドーは合唱、こちらは、やっぱり93年のAround the worldのたおやかなソプラノメロディーが浮かんできます。
アレンジは違ったかな。
インドの曲はノリノリ・・あれ、記憶が飛んでる。

花は咲く、今回もピアノの情感にもうるっときました。

春の声、どうくる?とドキドキワクワクでした。
ワタシの中ではボーイソプラノ版春の声=マックス様でしたが、合唱+ソロデュエットスタイルの今年のバージョンは楽しめました。
ショートカットヴァージョンだったので安心しましたよ。

こちらの曲、その昔オケで初見大会のヴァイオリンパートを弾いたことがあります。
上がるの、え、また下がるの、どっちなのよ~八分音符のうねうねした音型のむずかしさに翻弄されたイタイ記憶が・・。
皆様が歌詞をつけてきっちりと歌いこなしているのにはびっくり。
ヴィンセント&ジーノ少年の突き抜けるようなソロパートもスパイスとなっていて楽しかった。

シュトラウスメドレーはさっくり、だったかな。
先生のピアノが煽ってテンポアップしても、かるがると歌いこなす皆様。


勢いありすぎて、元気良すぎて時折出だしがビミョウにずれたり、ときおりフレーズがでこぼこしたりすることもあるけど、コンサートプログラム伝統曲を拍子抜けするぐらいあっさりとかるがる歌いこなしている今年のコア、このあとのコンサートが楽しみになってまいりました。

続きを読む »

5月5日ウィーン少Aプロ@サントリーホール

5月が去っていく前に。

5月5日、客席が80%弱埋まったホールでサントリー初日Aプログラムを聴いて参りました。

さあ、ことしのハイドンコアはどんな歌をきかせてくれるのかな・・ってなこといいながら、前日夜 リアルファン友に
「明日の会場、どこでしたっけ?」とメールしてましたww 

舞台照明が明るくなり、晴れやかにそして勢いよく2014ハイドンコア登場。

東京では はじめまして、御一行様、ということになりますが、実は4月24だか25日に大阪で遭遇していますの、ワタシ。
そう、あれは。
さる大阪市内のホテルに隣接する会場で行われているイベントに参加していて、昼休みにアーケードをぶらついていたときのこと。
高級ブティックがならぶショッピングアーケードになぜかテレビやエアコンといった売る家電ショップがある某ホテル。
売り場面積の1/4を占めるばかでかいテレビがデモでうつしているテレビ番組で、歌う皆様を音声ナシで、たまたま偶然ブラウン管液晶越しに見かけただけなんです。
ウィーン少のことがすっかり頭から離れていただけにたまげましたよ。

・・・すみません。

話をもとにもどして。

冒頭のヴィルト先生のどこの国のいつの曲ですかいな的な曲でコンサートスタート。
力強く、エネルギッシュな歌に圧倒されました。
ガルスは、1階席の中段に降りた8-9人のバンダ的グループと、(パリ木@伊勢原のこだまみたいな感じ←わかるひとは、きっとわかってくださいますよね)舞台の上の2グループがコンサートホールを歌で埋め尽くす。
ええ、極上の時間でありました。
レザン、フェスティバルホール、愛知県芸、みなとみらい、ミューザ、で聴かれる(た)皆様がうらやましいです。

サントリーって客席の音響も素晴らしい。

ハイドン兄のダイナミックな曲は鉄壁コーラスでした。
モーツアルトカンタータといえば2009年のシンタロウ君のソロが耳に残ってますが、今回のソプラノソロはジーノ&ヴィンセント少年の2人。
この二人ソプラノ前列でくっついて並んでますが、かわいらしいたたずまいに反して堂々とした歌いっぷりにびっくり。
声質は違うけどそれぞれが美しいボーイソプラノ。
アルトは眼鏡ルーカス少年。
よく通る声で、安定感抜群。

た~し~か~に、プログラム解説にあるように いろんなモチーフがあって楽しめる曲ですが その昔サプライズで魔笛があったり、戴冠ミサの1曲とかあったのが、懐かしいです。
合唱もソロも充実しているこのコア、ハイドン、ポピュラーモーツアルト曲もっと聴きたいです。

シューベルトの反抗は、作曲した本人は200年後自分の遠い後輩たちが3あるいは4声で歌うなんて思ってもみなかったんだろうな~。
成人男声コーラスとくらべると ちょっと線が細いけ(当たり前)ど、かっちりコーラスとなってました。

メンデルスゾーン、清楚できれいなハーモニー。
各声部が聴こえてきてバランスがよいです・・・やっぱりウィーン少の歌うメンデルスゾーンは優美だなあと思います。
ブルックナー、ソロが良かった。

たしかグレゴリオ聖歌の単旋律ではじまり、途中から英語の歌詞になったヴィルト先生の曲。
曲の途中でマイクをもった団員さんがなにやら標語みたいな言葉を述べておりました。
ヴィルト作品なら、昨年発売のアルバムに収録されていた曲の方がいいかもしれません(余計なお世話)
万歳@ハンガリー語で〆となるハンガリー万歳、タンバリンで良かった。後うち+アッチェレランドって難しいのに、タミーノ少年すごいでござる。


We are the worldはドユニゾン+サビ2声だった2010と異なり、ソロアンサンブルが登場。
2010のユニゾン版はとてもきれいだったけど、オリジナルがリリースされた年にリアルタイムにきいていて、わりかしシンプルなメロディーラインが歌い手さんの歌唱法で劇的に変わることをしっていると、実は2010ヴァージョンはちょっと物足りなかった。
しかあし、2014バージョン、ことしの構成は面白かった。
舞台前方の4人のソロ@メロディーワンフレーズ+バックコーラスかと思いきや、ソロパート各々旋律の後半部分がデュエットとなっている。歌い継がれる感じ。(つたない文でわけわからないわ・・・と思われた方ぜひコンサートにお越しください!)
まさしく、リアルタイムのWe are the worldに近い。
シンディー・ローパー、ブルース・スプリングスティーンのソウルフルな歌が記憶によみがえってきました。

後半はワールドツアー
オーストリア民謡は2階席左・右、P席にちらばったメンバーのこだまのような歌声に
客席大喜び、舞台の上ではサントリーの残響に翻弄された先生はちょっと苦笑いしてました。
サントリーの残響は、リハーサルとお客さん入るとビミョウに違ったんですよね、先生。

ソプラノ後列端っこのアコーディオン少年は、重そうな楽器を持ったまま歌ってましたし、
今年はダンスがないから、民族衣装組の足元はオフィシャルエナメルシューズのままなんですね、ってどうでもいいですね。
ブルガリア民謡は、You tubeで聴いた現地女声のアンサンブルに近い印象、2012年と比べても、コアによる歌の違いが楽しめました。
クロアチア民謡は旋律がたおやかでお気に入りの曲、今年も美しかったです。
ダニーボーイ、ワタシの中ではティルマン少年の素朴な歌の記憶がよみがえりタイムとなってしまいました。
先生のチェロが登場したトルコ民謡、スペイン民謡楽しかったです。

花は咲く、舞台前方1列にならんで、先生は右手はじっこで指揮。
みなさん、あわい黄色から桃色のグラデーションガーベラを体の前で持ってます。

さて、キム先生のピアノ前奏=ウィーン少の花は咲くでしたが、ピアノ前奏冒頭、右手の3、4番目の音を聴いた瞬間、ルーカス少年の奏でる繊細なタッチのピアノにうるっときました。
そのあとのテーマは、キム先生とくらべるとちょっと重めに弾いていて、なぜだかはっとさせられました。
一音一音丁寧にベーゼンドルファーを響かせるこの子は、彼なりに私たち日本人に何かを伝えたいのかもしれない・・なんて思うほど。

歌の方で驚いたのは、舞台前方に1列に並んだ皆様のパートが昨年とことなりばらけていること。
ソプラノ1.2アルト1&2のメンバーがアットランダムに並んでいます。
日本語歌詞がときおりゆらぐものの、ひとりひとりしっかり歌っている。

ワタシの中ではハイドンコア=ハーモニーと音響バランスに重点を置いたコア。
個人のスキルも鍛え上げられてるんだなぁと思いました。

サントリーなら1階席10列で聴いたほうがよいかもしれません。

そう。
今年のコアは声がまっすぐにとんできて面白いかも。

ふるさとはさっぱりと上手。
ひこうき雲、アレンジはどなたかしら。

ラストのシュトラウスメドレーは子どもたちもノリノリとなって、(ようやく緊張がとけた感じ?)のびやかに歌ってました。
ドナウはすっきり。
山賊のギャロップ、リアルファン友の勧めもあり楽しかった。

ラデッキーの合唱、スネアドラムいれたらもっとしまるかも・・なんて考えているうちにコンサートプログラム終了。
アンコールはPrecious Lifeとトリッチトラッチポルカ・・よく口回るなあ~と感心しているうちにコンサートそのものが終了。

今年はひとりひとりしっかりと歌う技量があることを聴衆が理解できるし、合唱のハーモニーもバランスも良いし、伝統曲がさっくりと上手。
個人的にはフレーズ最後の音の処理も素敵で気に入りました。
残り香のような残響というのでしょうか。
昨年のキム先生の音楽が「きっちりとしながらも、流れる」的な雰囲気と違って、チャン先生のダイナミックかつスケール感あふれる音楽が面白かったです。


Bプロが楽しみです。

続きを読む »

1年遅れでMuThオープニングガラコンサートを視聴しました

                 New Year Greeting



今年もよろしくお願い致します。


疾風怒濤の月日も年末年始休暇で一区切り。

諸事情で自主的に自宅待機、帰省もせず&職場以外はどこにもでかけず、家でぼんやり過ごしてました。

この年末ワタシの住むおんぼろマンション、ケーブルテレビがヴァージョンアップとなり、機器の設置に来たお兄さんの口上をパンフレット見ながらぼおおっと聴いていて「クラシカジャパン」&「ディスカウント視聴料」の文字に食いついてしまいました。


新年早々何を見ているかといいますと、2012年12月のMuThオープニングガラコンサート。
クラシカジャパンのページ

昨年夏に放映以来、ようやく視聴にこぎつけました。

出演はウィーン少(モーコアとシューコア)にコルス・ヴィエネンシス、オケはウィーンフィルメンバー、指揮は管弦楽のときはメスト、アカペラの指揮はヴィルト先生、コルスヴィエネンシスの指揮はゲーリンガー先生。


舞台は重厚感たっぷり。

よ~く見ると合唱、指揮、ソリスト、オケは99%男子。
これにはびっくり。

プログラムはアイーダではじまり、ブルックナー・モーツアルト、シューベルト、ハイドンとウィーンよりのプログラム。
アイーダの凱旋行進曲、ブラスの響きが華やかでした。
ティンパニはB.シュミディンガーさん、音色が洗練されていて素敵です。

昨年のプログラムに登場したプレトリウスの古風なアカペラ。
コルスヴィエネンシスのやや抑えた低音がはいることでぐっとしまった感じがありました。
モーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスは、メストの指揮。
敬虔で清楚な響きでうるっと来るものがありました・・・ファーストバイオリンの装飾音符が入る部分がそれはもう美しくて。
シューベルトのシルビアのソロ以上にステキだったのがベーセンドルファーで奏でられるピアノ。
このオジサマピアノがthe viennaって感じで聴きほれました。

シューベルトの楽に寄す は2012年来日のバスティアン君が1番を歌い、2番はロマンスグレーが素敵なH.リパートさん。
バスティアン君のソロはちょっと硬かったけど、字幕の歌詞を見ながら聴いてにじんわり。
酸いも甘いも経験したオジサマの2番歌詞にさらにほろり。
ソロのリパートさんは、ウィーン少のOBだそうで、たしか現役団員の中にまじってすわり、ブルックナーのソロでいきなり立ち上がって歌ってました。
気品のある歌声ですけど、お茶目?・・・というかH.リパートさんの名前に聞き覚えがあるのですが・・団員時代は名ソリストさんではなかったかしら?

ブルックナーのアヴェマリアの重厚な透明感。
ガルスのpueri conciniteやガブエリの立体的なハーモニー。
来日公演でのボーイズ4-6声もいいけど、コルス・ヴィエネンシスが入ったアカペラをいつか現地で聴いてみたいなぁと。
ヴィルト先生のワールドワイドな旋律をちりばめた音楽。
ハイドン テデウムの力強さ。

こけら落としのコンサートとしてとても楽しみました・・1年たってますけど。


モーコア&シューコア、懐かしいですね。
2012のシューコアはどんだけ聴きに行ったんだ、というくらいプログラムを聴きこみました。いまだから書きますが、年若いけどオリバー先生の音楽の方向性と、メンバーとの和気あいあいとした雰囲気好きだったんです。
よく見ると見知ったメンバーの顔が。マクシミリアンG、イワン君、ニコラス君・・・書き出したらきりがないのでやめときます。
モーコアはミチ少年とアッシャー少年がセンターで並んでいるし、アコーディオン少年はイタリア語・韓国語であいさつしてるし、クールなイワン少年は淡々と歌ってました。

一方コルスのメンバーにはびっくり。
お兄様&オジサマに混じって2009,2010年来日のメンバーの姿が。
これにはびっくり。
詳しい方が見たら、あ~っつ思うような方がおられるかも。


という具合に予想に反してウィーン少で年明けをゆったり過ごしております。


そうだ。

今年のコンサートプログラムが発表になりましたね。
シュトラウスの春の声にびっくりですけど、個人的にはBプロのブリテン 金曜の午後 が目玉です。

今年は史上最高に多忙になる1年になりそうです・・・仕事です。






J.S.Bach Die Motetten Thomnerchor を聴きました

モテット聴き較べのトリはご本家 トマーナコア

Vol. 1-Motetten

テルツの96年と同じ年の録音。
パウル・ゲハルト教会@ライプチッヒとあります。(どこ?)

教会特有の豊かな残響のかなで繰り広げられるバッハの世界。
音が降り注いできます。
CD聴いてるのに。

バッハの音楽の多様性を楽しませてくれたテルツ、同じ聖歌隊の演奏であっても音の運び、和音の響きが違うレーゲンス。アウグスブルクもニューカレッジ、これから聴くCDも それぞれの団体の個性で奏でられるモテットにいろんな発見があったり、感動するんだろうなあとわくわくします。

トマーナのこのCDを聴くと背筋がぴっと伸びてくる・・モテットは祈りの音楽、宗教曲であることを認識させてくれるのがこの演奏でした。
え~となんていうのかな、教会の椅子に腰かけて、配られた式次第や、歌詞カードをたどりながら&時折、楽団や合唱団のいる方向を見あげたりして、聴く音楽だなあと。

均整のとれたクリスタルのような響きの中にも 温かみを感じさせてくれます。
トマーナの歌って好きです。


そうそう。
このCDにも、Capella Thomanerというバロックアンサンブルが入っていて、聴いた中でもちょっと華やかな雰囲気です。レーゲンスも器楽がはいってますが、録音技術のせいか、ちょっとにぎやかかなぁ。
合唱を損なうことなく、邪魔することなく かといってかき消されることなく 彼らの歌を際立たせクリアに聴かせてくれる良い演奏だなと思います。
地域がおなじとか、音楽の方向性が同じだけというだけでなく、勝手に名づけるならライプチッヒトーンなんです。(意味不明)


モテットは、聖書の言葉に基づくいくつかの短い曲やコラールの集合体で成り立っています。
こちらのCDではその短い曲毎にトラック分けされていて、ざっと聞き流すだけではできなかった、曲の細部を知ることができます。便宜上トラック分けされてはいますが、それに気づかないくらいモテットの中で次の曲に移るときの絶妙な間が、秀逸です。
バッハを歌いなれた彼らにしかできない間だなあと思います。


BWV 225 Singet dem Herrn ein neues Lied

大まかにいうと3部構成。目がくらむようなまぶしさの8声が鮮やかです。
テルツではソロを起用していた2部は実は複雑な構成。
簡単に言うと一つの音楽の中でChoir1とChoir2が違う旋律からなる合唱を展開しています。
この部分、アカペラだけでじっくりと歌われるだけだと、ちとさびしい感じがありますが、バロックアンサンブルが起用されていて、とてもきれいです。
第3部は晴れやかに、ラストは4声でバス・テナー・アルト・ソプラノ順番に登場し、halleujaが響き渡ってます。
爽快な音の運びに聴いてる方もハレルヤですわ。

BWV226 Der Geist hilft unser Schwachheit auf

こちらも大まかにいうと2部、double choir構成。
CDをぼ~っと聴いていると、うん、これもいい曲だな で終わってしまうので譜面を見ながら聴きました。

落ちまくりました。(特技!)、そしてあまりの複雑な構成に目が回りました。

目が回るというのは たとえば、Choir1とChoir2がそれぞれ違う歌詞で旋律を歌っているのはフツー。
そのうちChoir1オールパートとChoir2ソプラノだけという5声部の部分なんかでは、5声が全然違う歌詞を歌っていたり、Choir1ソプラノ、choir2ソプラノあとの3声は合同の5声だとか・・
小節はじまりの単語はいったん何種類あるのかな、などなど音符と歌詞をミクロ視点で見ていて譜よみで酔いました。
そんなこともあって、ラストのすっきりしたコラールでほっとしました。

しろうと感想丸出しでいうなら、もしかして、6曲の中で一番難しいんじゃないのと思います。
You tubeで検索中に オトナ団体の演奏をいくつか聴き較べしましたが、アンサンブル重視しているともたついた感じに聞えちゃう。

トマーナの澄んだ歌声と鉄壁のアンサンブルは健在です。
すごい。
You tubeに動画を発見




うわあ、暗譜でシレっと歌ってるよお、



BWV227Jesu, meine Freude

11の短い曲を基本5声。
4-5声のコラールや合唱の合間にソプラノ・アルトのテルツェット、アルト・テナー・バスのテルツェット、ソプラノ1&2、アルト、テナーのアンサンブルが登場します。
5声のコラールや合唱は同じ旋律のバリエーション、ブラームスのハイドンバリエーションみたいな感じです。
1トラック1モテットCDだとリピートできないのが残念なんですけど、こちらのCDではコラールすっ飛ばして、テルツェットだけを聴いてしまいます。すみません、つい。

トマーナのきりっとしたソプラノも好きですが、アルト・テナー・バスのテルツェットのアルトがかっこいいです。響きも柔らかいし、16分音符のこまかい音型をさらっとこなしているんですよー。
2010年のライブ、CDとくらべるとピッチが違う感じがしますが・・。



BWV228 Fürchte dich nicht

この曲だけでなくトマーナの演奏は、歌詞の扱いがとても丁寧に聴こえます。
ドイツ語チンプンカンプンのワタシでもライナーノートに掲載された歌詞を見ながらであれば、わりとしっかりと単語や文節が聞きとれます。
この歌に頻出であるNichtという単語、否定形キツメイメージの単語ですが、トマーナでは響きが柔らかい。
日本語で言ったら、怖がるんじゃないっ!! っていう感じではなくて 怖らがらないで、と柔らかく語りかけられる感じに聴こえます。

そしてこのモテットに Fürchte dich nichtと同じくらい頻出する Ich bin bei dir のフレーズ、ワタシには亡くなられた方からのメッセージに聴こえてしまいます。

BWV229 Komm, Jesu, Komm!

前半のトマーナの歌が胸に迫ります。
通奏低音伴奏だけの曲ですが、合唱が表情豊かです。
すっとぬけるようなソプラノの高音がとてもきれいに響いています。

228は神様が「怖がらないで、あなたのそばにいますよ」という語りかけではじまる曲で、229は、「イエス様、私のそばに来てください」ということばではじまるっているので、おおざっぱにいうと対になるモテットなのかなあ・・と今日の帰り道そんなことを思いました。

BWV230Lobet den Herrn alle Heiden

モテットのラストは、晴れやかな230.  halleuja除いて2節の短い詞を4声で。
明るいトーンで軽快な気持ちになります。

モテットを聴きとおしたワタシと根気よくお付き合いくださった皆様にハレルヤの気分です。



ライナーノートはドイツ語と英語のみですが、ビラー先生の解説がこれまたいいです。
それによると ビラー先生がトマーナの一員になって、最初のリハーサルが227。
幼いビラー少年、実はホームシックにかかったり心細かったりしたのに、歌い出したらそんなこと忘れたって。(超意訳)
いい話だとおもいませんか?


譜面見ながら聴いてみたい方にお勧めのサイトがバッハカンタータのサイト。
・・・・お世話になりました。
http://www.bach-cantatas.com/Vocal/BWV225-231.htm

Scoringの欄から楽譜にジャンプします。


プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<03 | 2017/04 | 05>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。