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美しく青きドナウ

久しぶりにウィーン少を聴きました。
その名もずばり「美しく青きドナウ」

blauen Donau1
アマゾンリンクはこちら

88年10月24-27日ウィーン・コンツェルトハウス モーツアルトザールにて録音。
EMIからのリリースです。最新録音の宣伝帯がついていました。
翌年来日したブルックナーコアによる録音とみていいのでしょう。
ジャケットは89年組。立派なブックレットにはカラー写真ほかすべての歌詞と対訳が付いています。
たとえばレコーディングの風景
bluauen Donau2
*CE33-5594より

これ以外にもカラー5ページですよ、なんて豪華!
ええ、ついでにお値段も豪華。税込みで3100円!!

収録曲は

1.ヨハン・シュトラウス2世 美しく青きドナウ
2.ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス ピチカート・ポルカ 
3.ヨハン・シュトラウス1世 ラデッキー行進曲
4.ヨハン・シュトラウス2世 ウィーンの森の物語
5.ヨハン・シュトラウス2世 トリッチ・トラッチ・ポルカ
6.メンデルスゾーン 歌の翼に
7.モーツァルト 春へのあこがれ  
8.シューマン  流浪の民
9.ウェールナー 野ばら
10.シューベルト アヴェ・マリア
11.シューベルト 子守歌
12.ブラームス  子守歌
13.ブラームス  眠りの精
14.グルーバー  きよしこの夜
15.もみの木
16.この道
17.城ヶ島の雨
18.ほたるこい


J.シュトラウス作品の一部と、日本の歌を除いて、どの年代のコンサートでも音源でも頻出の曲ばかり。
お年寄りからちびっ子までどの年代でも安心して聴ける内容です。
ファンとしては宗教曲やクラシックの合唱曲がないのがつくづく残念。
日本人になじみのない宗教曲であっても、彼らの清冽な歌声で歌われるそれらはとても魅力的なのになぁ。今更ですが、EMIさぁん!
88~90年初頭は映像・録音が非常に豊富で、ミサ曲をはじめとする宗教曲などは別の会社がリリースしたアルバムで聴く事ができるからよしとするか。
でもでも、このコアメンバーでのそういった曲も聴きたかった!!

定番のJ.Strauss作品は他の年代だけでなく、ブルックナーコアが日本ツアー中にウィーンで残りの3コアで録音された皇帝円舞曲に収録された作品(こちらの日記)と比較しても若干テンポが速めです。たぶんこのバージョンでワルツを踊ったら脱落者続出、目が回るし息がきれるだろうなぁ。
マルシック先生のピアノも見事、コーラスワークは完璧で、とりわけ内声部ではなんか結構難しいことやっていてハーモニーに色をそえています。
最近のコンサートプログラムでのアレンジはもっとシンプル化していますので、おっと思いました。

聴いていて楽しかったのはピツィカートポルカ。
歌詞はなく、弦楽器のピツィカートを模した各パートがこれまた絶妙なアンサンブルで、脱帽ですわ。

ラデツキーは実際の管弦楽バージョンよりはかなり遅いテンポです。
♪ててて、ててて、てっててーて、てれりれりてってて、の前奏のあとに始まるテーマ、タタタン、タタタンと3つの音に聴こえるこの部分、実はあれには八分音符の装飾音符が付いているんですよ。
こ~んな感じ。
RMsample.jpg
オケでストバイ弾くたび、実は今日も2年ぶりに弾いてきましたがやっぱり思いました。

ありえね~!!

合唱バージョンは聴く限りこの装飾音符は省いています。まあそうだろうなぁ。

歌の翼に、春へのあこがれ、アヴェ・マリア、シューベルト、ブラームスの子守歌、眠りの精はソロ曲です。
春への憧れ、ソングブックのソリスト君と比べるとかなり安定したソロ。
歯切れのよさ、弾むような躍動感、見事です。
モーツアルト後期作品って譜面で見る限りは簡単そうに見えるけど、実際弾いたりすると難しいなぁと感じることが多いです。(単に技量の問題なのでしょうけど)歌もそうかなぁ。
82年のソリスト君と比較して、音程のコントロールが矢で射抜くように正確で、この歌い方はマックス様を彷彿させます。でもマックス様にしてはあどけない声だし、ところどころで軽いビブラートがかかるのは違う気がするし。
う~ん。
87-88年当時のマックス様ソロの音源を持っていない(あるいは出回っていない)ので比較のしようがありませんね。
おそらく歌の翼に、ブラームスの子守歌同じソリスト君ですね。他の年代と比べてもかなり高い音に移調してあり、最高音の歌い方はマックス様っぽいんだけどなぁ。
むむ。

シューベルト子守歌、アヴェ・マリア、温かみのある声でいいですねぇ。
眠りの精ともに同じソリスト君ではないでしょうか? 
アヴェマリアあまりにあっさりしていてどことなく地味~な印象。キーのせいかなぁ。

流浪の民についてはこちらにも書きましたが、粒ぞろいのソリスト君に脱帽です。

野ばらの合唱は、真骨頂です。このコアの歌声は60年代に似ているなぁ・・・。
テンポが速い分さわやかな印象の合唱です。
カペルマイスターのマルシック先生は60年代後期の団員さん。
子供の頃びっちりと叩き込まれ,自身も何度も歌ったであろうこの曲。先生の指導による合唱に往年の面影があるように思えます。
 
国内では3月のリリースなのになんでここでクリスマスソングが入る?と思うのですが、きれいな合唱だからいいか。
それにしてもキーが高いです。アルトがしっかりしている分ソプラノが花ひらくように美しいです。

日本の歌3曲ですが、この道は、ウィーン少が歌うバージョンが一番しっくりきます。北原白秋先生の詞と山田耕作先生のメロディーがが染み入ります。
城ヶ島の雨は このアルバムの中で一番難しそうな歌で、ゆるゆるしたテンポでしっとりとした雰囲気に仕上がってます。
あれ、こちらの動画はスタジオ録音の様子。

中間部のソロはやっぱりマックス様だ!

ラストのほたるこい、どこの国の曲かとおもうほど、アレンジが凝っていますが、夜闇に無数の蛍が飛び交っている風景を思いおこさせる表情豊かな合唱です。すごいなぁ~


録音が鮮明で、ホールで彼らのコンサートを聴いている気分になれますよ。
今聴いても演奏のクオリティーも高いし、とてもできの良いアルバムだとおもうんだけどなぁ。
探しておられる方も多いはず。
再販してくれませんかね~、EMIさん~

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