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Les Petits Chanteurs de St-François de Versailles のアルバムを聴きました。

今週聴いていたのはこちらのアルバム
Les Petits Chanteurs de St-François de Versailles
タイトル名がわからない・・・。
pssfv.jpg

ぼやぁ~っと聴いていて、うん、うんいいなぁマドリガル。あれ、おっかしなぁ、ハレルヤとか歌っておるぞ・・・・どれもれっきとした宗教曲です。
ワタシ何を聞いていたんだろう?

Théorbe,Viola de gambe,Serpentをメインとしたシンプルな古楽伴奏と、小編成の合唱。
力の抜き加減が絶妙で ふわぁっとどこまでも柔らかいハーモニーです。強烈な個性や粘り気がなく、泥臭さとは無縁の世界です。優しくほんわかした感じです。

1990年2月から3月にかけての録音のようです。

収録曲は

1. In Navitate Domini ad Matinum (Henry Du Mont)
2. Regina Caeli (Jean-Baptiste Lully)
3. Confitebor Tibi Domine (Marc-Antonie Charpentier)
4. Litanies de la Vierge (Charpentier)
5. Magnificat (Charpentier)
6. Cantique Quatrieme (Michael Richard Delalande)
7. Premiere Messe Breve (Alexandre Pierre Franois Boëly) - Kyrie
8. -Gloria
9. -Sanctus
10. -Agnus Dei


Boëlyのミサ曲を除いてフレンチバロックの宗教曲集 しかもかなり渋めな選曲となっています。
宗教曲でありながらも、どことなくオサレ系で、カンタータのような構築なのに、くせがなくてどれも聴きやすい。でお気に入りとなりました。

調べてみると、フランス革命後に活躍されたBoëly先生を除くと皆様年代のズレはあるとしてもルイ14世時代、王室礼拝堂で活躍された作曲家の先生方でした。
宗教曲につき物の重厚感や荘厳な感じやおどろおどろしさがなく、一歩間違えばサロンミュージックに近いと感じる宗教曲なのは、当時の宮廷では洗練され上品な音楽が好まれた影響でしょうか?
この時代の音楽にちょっと興味が湧きました。

ボーイズのソロも多いのです。どのソリスト君も、まろやかな澄んだ歌声でわりとあっさり歌っています。

Du Mont作品で登場するのはソプラノソリスト君2名。オトナっぽい声の第1ソリスト君、細めでやわらかい声の第2ソリスト君です。ソリストにクレジットされているのはNicolas Mennesson, Baudouin de Roffignac君。柔らかいソプラノでつかみオッケーです。
旋律がS.ランディ作聖アレッシオにでてくる少年入りの合唱にどことなく似ているんだけど、どのあたりの曲だったか思い出せない・・。

Lully作品ではカウンターテノールとソプラノ上記2名のハーモニーが絶品です。カウンターテノールとボーイソプラノの組み合わせ大好きです~思いっきり別世界ですわ。カウンターテノールはFlorent Prunetさん。

Charpentier のLitanies de la Viergeは軽やかで華やかな合唱。
ソプラノ9名によるきっちりとしたユニゾンがこれまた美しいです。ボーイアルトは10名ですが、こちらも文句のつけようがないくらいすっきりとしていて清楚です。アルトパートはCTに頼らないボーイズのみの構成となっています(多分)。久しぶりにボーイアルトパートに聞き入ってしまいました。
個人的な見解というより独断ですが、少年合唱でできばえを左右するのは実はボーイアルトチーム。がんばる声張り上げ君、思いっきり地声君、などが必ずどこの団体にもいるように思います。・・・アルトの音域ってボーイズには難しいのかなぁ。でも、そのぶんボーイアルトがびしっと決まると、たとえソプラノがよれていても聴けてしまいます。

Charpentierの次の曲ははアルトソロ2名が登場です。
ソプラノソロとアルトソロの2重唱にはゾクゾクしました。
ソプラノソロには上記2名に加えてさらにLuc Monin君、Stepahne Lalain君の2名が登場、アルトソロはEloi Daniault君、Aymeric Roger君の2名。このアルトソロがかなり良いです。
こちらの団体ソリストの宝庫ですわ。

CharpentierのMagnificat、ソプラノユニゾンの高音で音がつまっちゃうのは許容範囲内。中間部は兄さんたちのソロのかけあいがおそろしく優雅です。

Charpentierの宗教曲、3年ぶりに聴きましたが、ドイツ系バロック作品とちがった、繊細なメロディーやハーモニーにはまりそうです。よし、今年のクリスマスシーズンはCharpentierのミサを聴くぞ。

DelalandeのCantiqueはライナーノーツにラシーヌのテクストとあります。
おやおや?
これも広い意味でのラシーヌ雅歌になるのかな?
サブタイトルにSur le bonheur des justes et le malheur des resprouvezとあります。
フランス語ちんぷんかんぷんなのでご勘弁ください。
こちらの曲、カウンターテノール(推測)のソロではじまるのですが、旋律がマドリガルっぽくてものすごく印象的です。ソロを歌うのはBruno Patard de la Vieuville(別曲ではテノールソロも歌ってます)さんか、Florent Prunet(こちらの方はテノールの合唱に参加)さんのどちらかですが、すごくいいですわ~。
ジャルスキーさんやマックス様、マリアンさんとはまた赴きが異なり、癖のない軽やかな清冽な声系で、うお~もっと聴いてみたいぞと思ってしまいました。
そしてカウンターテノールとボーイズの合唱が天国状態。アカペラが(途中から器楽伴奏が入る)まさしく天上の音楽・・・リピしっぱなしです。
Delalande作品、レザール・フロリサンとクリスティのコンビの廉価版CDが最近リリースされた模様。成人合唱バージョンでもいいので聴いてみたくなりました。

ラスト4曲はBoëlyのミサ曲、Boëlyはオルガンジャンルでは有名な先生だそうです。UKのWikiに詳細がありました。
こちらの曲は年代的に19世紀の作品になるのかな。この年代の音楽にしてはシンプルな旋律で、明るい雰囲気ののどかなミサ曲、きいていてほっこり。

フランスの少年合唱CDは、国内での取り扱いが非常に少なくて、ドイツ系や英国系団体と比較してもかなりお目にかかる率が低いです。パリ木とサンマルク、ヌイイは比較的見かけるんですけどね。
さらに、少年の合唱で聴くことができるフレンチバロックの宗教曲ってCharpentier作品以外は、遭遇率低いです。
このジャンルかなり素敵曲の宝庫ではないかと踏んでいるのですけど。非常に需要が少ないんだろうなぁ・・・多分。

JADEリリースのこちらのCD,既に廃盤でして、入手困難の模様。
盤面も、レーベル面もゴールド仕上げ。ついでに盤面はゴールド鏡面仕上げです。
中古で手にいれたので、CDのコンディションが思いのほか悪く、再生中レコードの針飛びのようなノイズで音楽が切れてしまいます。
コンデションのよいCDを探したいところです。


*********************************************************

探せばあるものですね~。
こちらのCDに収録されているLully regina Caeliです。
不思議な事に音はあまりよくないですけど(実際はもっとまろやかで、これほどきついサウンドではありあませんよ)雰囲気は○



ついでにレザールフロリアンの成人女声3人によるバージョンはこちら。

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