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パレストリーナを聴きました

Palestrina: Missa Ave Maria; Missa Beata Virgine

ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、英国聖歌隊のなかで最も好きな団体です。
Hill先生からO’Donnell先生時代あたりが特にお気に入りです。

こちらは89年3月、ウェストミンスター大聖堂の録音。
残響が心地いいです。
ハイペリオンの録音って好きです~。

マーラーの交響曲やウィーンの民謡やポルカ&ワルツをしこたま聴いたあと、ここで耳(頭)の仕切り直ししよ~と思い立ち週初めから聴いていました。

その崇高さに思わず背筋が伸びっぱなしです。
飾らず、濁らず、力強く、どこまでも直球勝負。
ぶわわ~というようなクレッシェンドや、消え入るようなピアノ、そ~んなもの一切ありません。
クネクネとした旋律もないシンプルなポリフォニー、なぜだか引き込まれてしまいます。

こちらの団体の宗教曲、とりわけルネサンス時期の作品を聞くたびに、彼らの制御されつくした理性的なスタイルに近寄りがたさを感じてしまいます。
人の手によって生み出され、人によって演奏されるのに、なぜか一切の感情表現を排した音楽。
エモーショナルな音楽でないだけに恐ろしくクールに聞こえます。
ええ、このクールさがたまりません。
音楽自体がすでに教会の建物の一部分になって存在しているのではないかと思うことすらあります。→いったことないけど。

Missa De Beata Virgine
6声のほう。
重なり合う旋律、非常に重厚感があります。
とりわけSanctusで各パートが重なってハーモニーを作り上げていくところはぞくぞくです。
束になったトレブルの美しいことといったら。

Missa Ave Maria
前のミサ曲とはちがって4声。そのぶ若干、軽やかでさわやかな感じに聴こえます。
Kirieでソロを歌うトレブル君がクールですわ。
Sanctusの途中で変声後ソリストによるしっとりとしたハーモニーがひたすら美しいです。
全体を通し、すこしだけほんわかとやさしい雰囲気がありますね。

当時の宗教的な制約のなかで生み出されたパレストリーナの作品は冒しがたい気品にあふれています。
400年以上を経た現在、パレストリーナに魅せられるのは何ででしょうね~。
不思議です。

こちらの団体のCDは通販に頼らず、比較的入手しやすいのはありがたいですよ。
新宿のタワレコや秋葉原の石丸さんで物色していると、ルネサンスのコーナーで、よく見かけます。


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