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マーラー 交響曲1番とサイトウキネン昨年の思い出と

マーラー:交響曲第1番<巨人> 他
マーラー:交響曲第1番<巨人> 他
昨日ようやく聞きました。今年の会場で購入したCDです。

以下昨年の思い出を。
高速のインターチェンジを下りてから会場に向かう途中、え~昔、こんな道なかったわよ~(怒!!→ワタシ)という助手席の母(松本育ち)がかます超いい加減なナビと 通勤ラッシュ時間帯かつ城下町の名残のある松本市内の道にさんざん迷いへろへろになったところで文化会館に到着したのはジャスト開演時間。

ホール入り口からはるか離れた駐車場に車を乗り捨てて、猛ダッシュして会場に飛び込みました。ダッシュ組は他にもまだいましたが、あわわ遅刻だわん、もう間に合わないわん、と半ベソでなりふりかまわずダッシュするアホ親子に対して、ホール前で待機しているスタッフが「間もなく開演ですよ~、お急ぎくださいねぇ、」と柔らかく促してくれました(内心ははようせい、開演時間過ぎとるんじゃ・・なんてきっとお怒りだったに違いない)。 
サイトウキネンのスタッフ大好きです。にこやかに さわやかにホスピタビリティーを発揮してくれます。ヘルプが必要とするお客さんが会場入りすると、さり気なく近づいていって声をかける姿を何度も見ました。
遅刻してごめんなさい。

昨年の最終コンサートはモーツアルトのシンフォニーではじまりました。
サイトウキネンのモーツアルトは素敵です。
サイトウ先生に直接指導をうけた初期のメンバーの皆様が懐かしさと愛しさを込めて演奏したディベルティメント136の2楽章は絶品でした。




時間を経てメンバーが入れ替わっても、弦楽セクションの、のびのびとした柔らかく息づいた音色が変わることなく大好きです。

タケミツ先生の作品は、難解かなと思っていましたが、水溜りに雨の水滴がぽつん、ぽつんと落ちて波紋を作るイメージが湧き、いろんな楽器の音の質感が豊かで楽しかったです。
・・・残念ながらCDには入っておりません。

メインはマーラーの1番。
1楽章では朝もやの森の中に太陽の光がすっと差込み、森が生き生きと目覚めていく・・東山魁夷先生が描く森の絵を思い出します。なんでかしら。
ファーストバイオリンの連続する超高音のAの音が(・・・E線第3ポジションのAをおさえながらDのところをフラジオレットで弾くの、なんていうんだっけ?)森の大気をイメージさせます。
鳥さんたちが次第に目覚め 太陽の日差しの中にとびたつ情景がいつも目に浮かびます。
静から動へ。鮮やかでした。

2楽章の弾むような旋律、浮き立つような華やかさは楽しかったです。
こっけいな3楽章だってじっくり聴いてしまいました。途中バイオリンソロの旋律のまろやかな美しさや穏やかな旋律に、初めてあら、3楽章っていいじゃないのと思いました。
嵐のような激しさではじまる4楽章。
サイトウキネンはどのパートも色彩感あふれるvividな音で力強かったです。

弦楽5部によるアンサンブル、4楽章のなかで一番好きなところです。
え~、その昔ワタシが学生時代この曲を弾いたときのことですが、そのときの超イケメン指揮者さん(今、関西地区で大活躍されていますよ)がこの部分を振るときに、それは、エロイうっとりとした表情を浮かべて主旋律を弾くストバイ・パートを見るので、ストバイ4プル裏のワタクシは練習のときから ここだけ楽譜から目を上げて指揮をがん見してました。
他のストバイ仲間は気づいていないか、スルーのどちらかでしたよ。まあ男子が多いから仕方なかったんですけどね。今日で見納め、しっかり見ておかなくっちゃと、本番では、なんと目が合ってしまい、しかもにっこりと微笑まれ(前日までの合宿と練習の疲労がピークで妄想だったかも)、おそろしくドギマギしたことを思い出してしまいました。うん。ワタシも若かった。・・話がずれた。

上記の部分、小澤さんとサイトウキネンオケは重厚感あるアンサンブルで、胸が熱くなりましたよ。
フィナーレにむけて管楽器のベルアップ、ホルンが立ち上がるところはCDで聞いていても目に浮かびますし、ざわわと血が騒ぎます。
フィナーレの大盛り上がりも終わり方もありえないほど、かっこよかった。

小澤さんのマーラーは、エネルギッシュであってもこの曲の持つ ほとばしるような勢いや熱に流されることがなくて、クールそのもの。オケもどの場面もアンサンブルが緻密で、とても美しかったです。

ついでに最終日、舞台も客席も熱くなっていました。
物凄いブラボーでしたよ。
演奏が終わると小澤さんは他の指揮者とは違って一瞬たりとも舞台の上でじっとしてはいません。そして拍手の間、弦楽器パートを抜けて管楽器パートに近づいたり、演奏者さんたちと固く握手したり・・ずっと動きっぱなしです。
客席からの大きな拍手に舞台へ何度も呼び戻されるオケメンバーの中で、片手にクラリネットを持ったままのライスター御大が、上着のポケットからカメラを取り出して小澤さんを撮りまくり。
その姿は観光スポットで写真をとるおっさんそのもの。これには笑えてしまいました。お茶目~。
(この写真を載せたかったのですが、カードが壊れてしまいアクセス不能なのです)

コンサートが終わって会場で合流した父と母を先に帰し、
小沢さんとライスター御大のサインをいただくと心に決めデマチをすること1時間30分。

ホール事務室入り口玄関ホールに机とイスが準備され、急遽サイン会がはじまりました。
列にならんだ私はプログラムの表紙にサインをいただきました。
心臓バクバク。
サインをいただきながらコンサートが素晴らしく感動した旨をとしどろもどろに申し上げると、とじっと目をみつめて「ありがとう」と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・爆死。

感動で舞い上がり、嬉しさのあまり車まで猛ダッシュし(子供だ)会場をあとにしました。
・・あ、ライスター御大のサイン忘れた!と気づいたのはサービスエリアのスナックコーナーでトラック兄さんたちに混じってラーメンを食べていたときでした。
ええ、松本の夜は早のですよ。
いただいたサイン入りプログラムは実家で大事に保管してあります。

大雨のなか車の中で最大ボリュームで聞いたので、コンサートでの臨場感がよみがえりましたよ。思わずDVDかブルーレイも欲しいなぁと思いましたが。
放映された映像と音声がホールできくのとは全く違う印象になってしまいそうで躊躇しています。
********************************************:

小澤さんとサイトウキネンのマーラーの交響曲1番ではありませんが、
アバドとベルリンフィルの演奏を発見。4楽章の後半部分のみですが

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