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世界をめぐる

64年組っていいわ~と、こちらのアルバムを取り出していました。

世界をめぐる ウィーン少年合唱団
世界をめぐる ウィーン少年合唱団

おおスザンナのコーラスワークは見事だし、マチルダのソロはりりしくて、かっこいいなぁとか、ソーラン節の日本語、とりわけ♪はぁ~どっこいしょぅ、どっこいしょう~のユニゾンが最高にかわいい,(内陸で育った彼らに先生は北の海でのニシン漁の様子をどう教えたのかしら、あ、これは余計なお世話)
さくらさくらのアレンジはコレが一番と、ニンマリしながらきいていました。

64年組(実際のところ録音に参加しているかはわかりませんが)のコーラスワークは芸術的です。
一筋の光のようなびしっとしたユニゾンが、アルト・ソプラノにわかれ、いつの間にかメゾが入り、気づくと旋律を歌っていいたソプラノがオブリガートになり、メゾやアルトに旋律がうつり、アルトがさらに2つに分かれて・・等々かなり手の込んだアレンジを、軽々とこなしています。
もちろんアンサンブルは完璧です。すごいもんだ。
フレーズの移り変わりが滑らかで、歌に勢いや流れがあります。各パートのバランスがいいです。
そして的確な和音の美しさにはしびれます。

変声前の総勢20から25人によるアンサンブルなのに、それは見事です。
ライブで聴かれた方がうらやましいですよ。

ソロだけでなく、合唱技術というのでしょうか、アンサンブル、ハーモニーの美しさがウィーン少の魅力のひとつではないかと思うのですが、
最近のコンサートや音源でははなかなか耳にすることができないのが残念ですねぇ。

さてこちらのアルバムの収録曲は

1.おお、スザンナ
2.ワルツゥイング・マチルダ
3.ソーラン節
4.さくらさくら
5.野ばら(シューベルト)
6.ます(シューベルト)
7.きけきけひばり(シューベルト)
8.子守唄(フリース)
9.皇帝円舞曲(シュトラウス)
10.アレルヤ(モーツアルト)
11.荒城の月
12浜辺の歌
13野ばら(ウェルナー)
14.流浪の民
15ちょうちょう
16.アルファベットの歌
17.さらば故郷
18妖精の歌(メンデルスゾーン)
19.ワルツ(ブラームス)
20.眠りの精(ブラームス)
21.きよしこの夜


こちらのCD裏ジャケットにはオリジナルは64年12月ウィーンでの録音、1965年発売とありますけど、手持ち音源と照らし合わせて、64年12月録音の文字が確認できたのは 1.おお、スザンナ2.ワルツゥイング・マチルダ 3.ソーラン節 4.さくらさくら までです。伴奏・指揮はH.Froschauer先生。

このあと、5.野ばら(シューベルト) 6.ます8.子守唄(フリース) 9.皇帝円舞曲 11.荒城の月,12浜辺の歌は、BELAT版のばら と同じでした。
50年代後半もしくは60年代前半の録音になるのかな。

6.ます のあとでがらりと音質が異なります。
明らかに音質が異なる曲をピックアップして手持ち音源と照らし合わせると、こんな感じになります。

7.きけきけひばり(シューベルト)R.Kühbacher
10.アレルヤ(モーツアルト)Friedrich Brenn/Wiener Symphoniker
13野ばら(ウェルナー)
14.流浪の民
16.アルファベットの歌
18妖精の歌、R.Kühbacher
19.ワルツ(ブラームス)、R.Kühbacher
20.眠りの精(ブラームス)R.Kühbacher

以上は、あきらかに50年代の音源です。
駄耳には、7,13,16,19は特に古そうな時代の音だと感じました。
50年代半ばにフィリップスレーベルがリリースしたEPや10インチ版が音源になっていると思われます。

モノラル音源特有の古ぼけた懐かしい音ですが、どれも元気いっぱいの愛らしい歌です。

きけきけ ひばり
元気いっぱいの合唱は、聴いていて思わずクスリと笑ってしまうような可愛らしい声。

アレルヤ
モーツアルトのK.165。こちらのソロはFerdinand Jankowitsch先生バージョンになるのかな。

IMG_0204.jpg

ウェルナー野ばら
アカペラの合唱が、すごいことになっています。
テンポがの~びたり、縮んだり、2コーラス前半では、前へ、前へという先生の指示や、3コーラス目前半には元気よく、歯切れよく、なんていう指示が見えてきたり。
非常~に自由自在な合唱で、その結果ドラマチックな野ばらです。

流浪の民 
ソリスト君たちの、ちょっと個性的な声が楽しいです。
ソロの前に少しだけテンポがおちるので、おお、ソロだぁ、と聴いているとドキドキですよ。
こちらのピアノ・指揮はR.Kühbacher先生なのかなぁ。RCAの古いレコードにGillesberger先生指揮、ピアノTheimer先生コンビの録音もあるし・・う~ん。わからないです。

アルファベットの歌
最近パリ木の動画で聴いてちょっとお気に入りだったので嬉しいですねぇ。パリ木君たちとは少し違ったアレンジです。
パリ木バージョンはこちら

妖精の歌
おヘビさんソング、70年代とはまた違った味わいですが、ソリスト君がこれまたウマい。
たぶん、こちらのアルバムが音源と思われます。ソプラノソリスト君の名前と写真があります。彼らがこのソロを担当したのかな?

IMG_0203.jpg

ブラームスのワルツ
これは最高。古い時代の録音特有のピアノのくぐもった音が曲と不思議とマッチしているし、ゆったりと歌われるハーモニーが美しいですよ。

50年代の音楽そのものに時代を感じるといってはそれまでですが、これも十分アリだと思います。


アナログ音源の初期版には、見事な宗教曲や小品が多く、またブラームスやコダーイといったレアな合唱曲などもあるのに、再販されるときにはなぜかすっかりカットされてしまいます。
つくづく残念ですよ。
ということで。
64年12月録音のグリーンスリーブス(64年組のシャーリング少年がソロを歌っているらしい)とか、東京オリンピックの歌、リマスタリングして再販してくれると嬉しいんだけどなぁ。
あ、でもこれはフィリップスレーベルじゃないから無理か。

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