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Winchester College Quiristers の  Something's coming 

20101006.jpg

ウィンチェスター大聖堂聖歌隊のCDを買い、ライナーノーツのメンバー表に、ありゃ、なんでHarryやHugoがいないの?と思うこと数回・・・・ええ、実はつい最近もやらかしました。
長いことウィンチェスター・コレッジのQuirister君たちはCathedralとchapelの掛け持ちで大変、超多忙な小学生なんだわ~と思っていました。
彼らはchapelでの奉仕のほかリサイタル活動までしているそうだし、cathedralでもお仕事だなんてたいへんだわん、いつお勉強するのかしらなんて・・・と。

ウィンチェスター大聖堂で歌っているトレブル君たちChorister君とQuirister君たちは別団体と知ったのはつい最近の事です。
Quirister君たちはウィンチェスター・コレッジの奨学生。
日本で言う小学生チームははピルグリム校の生徒さん、中学生グループはウィンチェスター・コレッジの下級生で構成されているのですね。おそらく。

・・・でもいわせてください。
Chorister君たちが通うのもピルグリム校です。

ああ、ややこしや~。

前置きが長くなりましたが、こちらはウィンチェスターコレッジのQuirister君たちのアルバム。
由緒ある建物の回廊を本気モードで駆け回る いかにも少年らしさがあふれるジャケットだと思いませんか?
少年合唱のアルバムのなかで、お気に入りのジャケットです。

実はライナーノーツの裏表紙の写真も魅力的。
窓枠に立ったり、芝生に座ったり、思い思いのポーズです。
グレーのシャツ×鮮やかな発色のブルーのセーター×濃い目のグレー系ボトム×黒の革靴。
おしゃれだし、よく似合ってますよ。
ボトムは少年によってはハーフパンツ(多分ウール素材・・細かい?)に黒のラインの入ったグレーのソックスだったり、シンプルなスラックスだったりといろいろ。
英国のリトルジェントルマンですね。

収録曲は20曲、2002年6月の録音。

1.Something's coming (Bernstein)
2.The Salley Gardens (Britten)
3.Weg der Liebe (Brahms)
4.To Sylvia (Schubert)
5.Ah perdona al primo affetto (Mozart)
6.Vocalise-etude (Messiaen)
7.O waly, waly
8.The birds (Britten)
9. Fancie (Britten)
10.Willow willow
11.Corpus Christi Carol (Britten)
12.Over the mountains
13.It was a lover and his lass (Rutter)
14.Bridge over troubled water
15.La vendetta (Mozart)
16.My ship (Weill)
17.Angels, ever bright and fair (Handel)
18.Linden Lea (Vaughan Williams)
19.Old Sir Faulk (Walton)
20.Somewhere (Bernstein)

2.10.12.18 Nicholas Stenning
4.8.20 Harry Sever
16 Samuel Wesley

ほとんどがユニゾンか2部合唱ですが、ソロもあり楽しいアルバムです。
16人という小編成、年齢も多分10歳前後、メンバーの中にはおそらく一桁君もいるでしょうから、全体的に、線が細いし、歌も真っ直ぐで、そして、思いっきりあどけないです。

とりあげている曲は、ブリテンはともかくとして、メシアンやモーツァルト、シューベルトに、ポップス、ミュージカルナンバーまでと、なんでもアリのレパートリー、豊富です。
ブリテンの曲も、メシアンの曲もすんなり聴けて、なんとなく聴いてしまっていましたが、どんな歌をうたっているのかなと調べて驚愕。

3→愛の道・・・over the mountainsと詞が同じらしい。
5→この愛に免じて許してください モーツァルト「皇帝ティートの慈悲」
1→あだを討つのは愉快だ モーツアルト「フィガロの結婚」

・・・まじですか。
Tolley先生なかなかチャレンジャーかも。

残念なのがピアノの音がでかい。(ヘラルドさんのエンジニアさんに文句いいたいですっ)
しかもピアノがこれまたきらきらとした派手な音でしかも目立ちすぎですよ。
ウィーン少のドイチュ先生伴奏や、オルトナー先生の職人芸的な伴奏を聴いたあとだけに不満です。
ええ、あともうひとつ。
彼らの声量が小さく、ひらべったくきこえるのはこれまた録音エンジニアのせいです(決めつける)。
ボリュームマックスにしてヘッドフォンで聞いていたら、ピアノの音で頭ががんがん。気づくとシルビアにの前奏が耳に残ってしまいました。

とはいえ、久しぶりに聞いたら、冒頭のsomething's comingのこどもこどもしたユニゾンに思わず膝かっくんとなりました。ブラームスは数少ない2部ですけど、愛らしい合唱です。
本来ならオトナがソロで歌うアリア、難しいフレーズをユニゾンで歌っていますが、あどけなくて、めちゃくちゃかわいいです。音を外すこともないし、がなりたて君や地声君もいない。個々のレベルは高くて、この年代にしてはかなり上手なのですが、いかんせん若いです。

あのハリーですら、こどもこどもした声で、聴いていてくすっと笑ってしまうような愛らしさなのです。
シルヴィアに、The birds それぞれの歌にしっかり個性があり、後年の活躍を予感させます。
ハリーは1991年文化の日生まれですから、録音当時11歳7ヶ月。
やっぱり、すごいなぁ。
2003年のChoir Boy of the Yearになり、あとの活躍は皆様ご存知のとおり。

2001年のChoir Boy of the Yearだったニコラス・ステニング君、サミュエル・ウェズレイ君がソロを歌いますが、落ち着いたソロを聞かせてくれるのがニコラス・ステニング君。
高い音への移る時のなめらかな声が美しいですよ。
サミュエル君のちょっとふてぶてしい感じのMy shipは面白いですよ。

うわぁ~かわいい~と聴いていたら、ハリーの歌うラストのSomewhereのソロでぎゅっと胸をしめつけられてしまいました。
うわっ、なんて丁寧に、そして切なく歌うんだ~
Somewhereといえば、ウェストサイド物語で、トニーとマリアが永遠の愛を誓う2重唱ですが、ハリーの歌を聴いていたら、この大盛り上がりのシーンではなくて映画のラストシーンで、息絶えそうなトニーに向かって必死で歌いかけるナタリーウッドを思い出してしまいましたよ。
ハリーのミュージカルナンバーが聴けるのは多分、この盤だけじゃないかな?

現在アマゾンでは取り扱いがないようですが、MDTさんCrotchetさんにありました。



******************************************************

私にとっては苦い思い出のあるこちらのアルバム。
たいしたことじゃないんです。

少年合唱にはまり始めて間もない頃、どうしてもウィーン少89年来日コンサートのLDを見たくて秋葉原で中古プレーヤーをゲットしました。オペレッタを堪能した後、そういえば~LDプレーヤーはCDも再生できるんだっけ~と 試してみよう~と思い立ち、取り出したのがのが当時取り寄せたばかりだったこのアルバムでした。

わくわくしながらプレーヤーにセットした数秒後。
突如がっこんがっこんどっかんきゅうう~とありえない音とともにディスクが停止しました。しかもなにやらきな臭い。
うわっつエマージエンシーですっ。やばいと、慌ててCDを取り出すと。
なんと、レーザービームでディスクにしっかりと穴が空いているではありませんか・・ディスクの穴の向こうが見えてます・・・もちろん再生不能です。涙。
後日 同じサイトから別のCDと一緒に再度購入し、穴あきディスクを処分しました。


・・・しょぼい思い出ですんません。

コメント

ニコラスくんもいいんだけど

hiromianさん、このアルバムを採り上げてくださって、うれしいですー <m(__)m>

>ウィンチェスター大聖堂聖歌隊のCDを買い、ライナーノーツのメンバー表に、ありゃ、なんでHarryやHugoがいないの?と思う

・・・んっまあっ、hiromianさんでもこんなあどけないこんふゅーじょーんがあるのですね(笑)。

このCD確かにピアノ「も」えらく元気だなと思ってはいたのですが、、なるほど、普通の伴奏のレベルと比べると大きめに入っているのですね。

この時のHarry は、まさに「開きかかったバラの蕾」でしたね。今となっては、、遠く甘い夢って感じ。。

ただ、Judyさんは、この録音の時、のどの調子が悪くて、音がleakしていた、とおっしゃっていましたよ...

Nicholasくんの声もまろやかで、ほっとしますね。

Over the Mountaisに関していえば、やっぱりMy Own Countryを聴くと、Harryのほうが表現が生き生きして、声に伸びもあり、上手いと思ってしまいます。メロディが同じなので、つい比べてしまうだけかもしれませんが。その点、Willow willowは、曲が違うのでそれぞれにいいなあと思うのですが。。

Re: ニコラスくんもいいんだけど


Somethig's Comingをレコーディングしたとき、Harryの調子がいまひとつだった とはお母様ならではの指摘ですね~。(貴重な情報をありがとうございました)

音がleakしてる??
まじですか!
5回以上は聞きましたが、全然気づきませんでしたよ。

Nicholas君の穏やかな歌もそれなりのよさがありますが、Over the mountainsに限っていうと後にHarryが歌った録音の方が強い印象が残りますよね。
不思議です。




leak

そうなんですよ、、確かに、leakしているという言葉を使っておられました。私へのメール中ではなく、Voices of Angelsという海外の少年合唱フォーラムで、何かの話から書いておられたことなのですが・・・(変声直前のUSツアーの際のリサイタルの話から、そういえば、昔にもこういうことがありまして、、、というふうな流れだったかな。このフォーラム、今はもうないようですね。)

hiromianさんのお仕事がらの専門的観点から聴くと、また違うのかも知れませんが、親ならではの微妙なものがあるのでしょうね。

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