スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Popular Songs and Duets by Great Masters -ソング・ブックー

シューベルトの子守歌~ソング・ブック
シューベルトの子守歌~ソング・ブック

シューベルト、シューマン、メンデルスゾーンついでにリベラの祈りで有名になったヘンゼルとグレーテルから、眠りの精 等々。
ウィーン少のレパートリーである有名な小品曲集です。
すべて団員さんたちによるソロかデュエットのみ。

ウィーン少がリリースしたこういったコンセプトのアルバムは後にも先にもこれ1枚。
おっと、マックス様の春の声が入ったのがあったか、そういえば。あれは別格。
一昨年フィリップスから再販されました。国内のみでの再販です。
菩提樹同様に、実家の父が所有していたものをくすねて頂戴してまいりました。

対訳付きライナーノートには82年2月11-16日、ウィーン・ローゼンヒューゲルでの録音となっています。(ウィーン少公式のディスコグラフィーでは82年11月となっていますが)
まずLPでリリースされた後にCD化されたとのかな。というのは86年来日プログラム広告ではこのアルバムはまだコンパクトデスク版ではありませんでしたよ。

フィリップスからのウィーン少音源再販は数枚を残してもう出尽くしちゃった感があります。
でもね、まだデジタル化すらされていないアナログ音源がありますぜぃ、フィリップス様ぁ

ソロ・デュエット曲集でありながらソリストを前面にださないところがウィーン少っぽいですね。
もちろんこちらのアルバムでもソリスト君の名前はクレジットされていません。
今思うとかえすがえす残念ですよ~。名前を残せば将来履歴書に書けるオフィシャルな業績になったのにねえ・・・日本的発想すぎますか?
50年代の録音にはソリスト君の名前があるのに、60年代以降は数名のソリスト名の公表以外を除くとウィーン少の方針はストイックです。

収録曲は
1 Robert Schumann:Mailied,Op.79 No.9 五月の歌    
2.Franz Schubert:Wiegenlied,Op.98 No.2 D.498子守歌
3.Felix Mendelssohn Bartholdy:Maiglöckchen und die Blümelein,Op.63 No.6 すずらんと小さな花たち
4. Franz Schubert:An die Musik,Op.88 No.4 D.547音楽に寄せて
5Johann Friedrich Reichardt:Das Veilchen すみれ
6.Wolfgang Amadeus Mozart:Im Frühlingsanfang,K.597春のはじめに    
7.Wolfgang Amadeus Mozart:Meine Wünsche,K.539私の願い    
8.Robert Schumann:Die Schwalben,Op.79 No.20 つばめたち    
9.Robert Schumann:Kinderwacht,Op.79 No.21子供たちの見張り    
10.Johannes Brahms:Wiegenlied Op.49 No.4子守歌
11. Robert Schumann:Frülingsgruß,Op.79 No.9春の挨拶
12. Felix Mendelssohn Bartholdy:Abschiedslied der Zugvögel,Op.63 No.2渡り鳥の別れの歌
13. Franz Schubert:Seligkeit D.433幸福  
14. Felix Mendelssohn Bartholdy:Herbstlied,Op.63 No.4秋の歌    
15. Max Reger:Mariä ;Wiegenlied,Op.76 No.52 マリアの子守歌
17. Robert Schumann:Schön Bluemelein,Op.43 No.3 .田舎の楽しみ
18. Wolfgang Amadeus Mozart:Das Kinderspiel,K.598美しい花    
19. Engelbert Humperdinck:Der kleine Sandmann from Hänsel und Gretel眠りの精


シューマンの作品にLiederalbum für die Jugend Op.79「少年のための歌のアルバム」なんていうのがあるんですね。はじめて知りました。

収録曲の約半分がシューマン、メンデルスゾーンの歌曲となっています。
ピアノ伴奏はウィーン国立音大教授であられたロマン・オルトナー先生。
これまたすごい先生が登場です。

多分5-6人のソリスト君がレコーディングに参加していると思われます。
ソプラノソリストはニグル君を彷彿させるまっすぐな声のソリスト君(1,13等)と、すこしビブラートのかかるラブリーボイスでaの発音がユニークなソリスト君(2,6,9,10,11,15等)。マツナー君に似た感じのおそらくメゾよりのソプラノ君(8,12,)。凛々しく、いかにもボーイアルト君2名かなと当たりをつけました。
元気いっぱいで可愛らしいソプラノソリスト君たちの中、5のペアで高音を担当するソリスト君が大人っぽい声(ルネ君似)で、相方の低音君もつやつやした声を聞かせてくれ、このアルバムの中ではお気に入りです。
悲しいかな駄耳にはこれしか聞き分けられなかったです。
もしかしたらもう少し参加した団員さんがいるかもしれませんし、もっと少ないのかもしれません。

ソプラノソロ曲 2,4,6,9,10,11,13,15,18
アルトソロ曲7,16
デュエット曲1,3,5,8,12,14,17,19・・・ソプラノ+メゾ、メゾ+アルト、ソプラノ+アルトといった組み合わせがあり多彩です。

LPで聴いたら印象が違うかもしれませんが、CDで聴く限りでは一生懸命さがありひたむきで勢いがあります。
サウンドをあまり加工していないせいか、録音の音が鮮明で、どの歌もストレートでいろんな意味で胸に迫る感じがあります。

実はDubois君やRaduさんwith聖フローリアンのM.Stumpner君の柔らかめのソロを聴いたあとで、このアルバムを久しぶりに聞いていたのためか、当初ストレートな声に「おんやぁ、これがtheウィーン少のソリストだっけ?」と戸惑いが。
ウィーン少ファンとしてはこれではヤバイと、インナーカナルヘッドフォンで、ひたすらリピしまくり今日で3日め。
耳をウィーン少モードに切り替えて聴くと、ソプラノソロのラブリーボイス君はユニークですが、ソリスト君たちはやっぱりウィーン少の声だし、なんといってもウィーン少の音楽だわ、と思えてきたです。洗脳されたかも。オルトナー先生のピアノが上品で、耳障りがよく、なんといっても聞き飽きないのが不思議です。

このアルバムに登場するソリスト君の一部は、年齢の若い団員さんや中堅どころ君たちなのかもしれないな、とも思いました。もしかしたらこの録音から半年ないし1年後にはもっと艶ややかな歌声を聞かせてくれたのかもと想像していました。
そこで華奢な体で、全身を使って大きな声で歌おうとしていた2007年組のコンラート君が頭に浮かびました。来日当時はストレートな声の印象が強かったコンラート君が、その後シルクロードのサントラで、滑らかにそして表情歌かにシューベルトの歌曲を歌っていましたよね。あれにはびっくりしましたよ。

心身の成長とともに変化するのが少年の声。

コンサートをきいている限りでは、今年のシンタロウ君やガブリエル君、昨年のマヌエル君やルーペルト君、ヒビキ君、カヨーデ君たちと安定したソロを披露してくれたメンバーがいるんだし、ソングブックをシンタロウ君たちでレコーディングしたら(録音条件も同じ→これ重要)、案外いけるんじゃないかなぁ・・なんて。

このアルバムでは、ソロそのものを聞くというよりは少年の声による歌曲が楽しめました。
ウィーン少のソロを堪能するのであれば、アーノンクール&レオンハルト御大のカンタータ大全集、マタイやヨハネ、もしくは90年代半ばまでのアルバムに収録されているソロ曲のほうがいいかもなんて思いますが・・・

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<09 | 2017/10 | 11>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。