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BELART 野ばら/天使の歌声・ウィーン少年合唱団

90年中期以降のウィーン少音源を聴いていたら、無性にオールド時代のCDを聴きたくなってしまい、コレをきいていました。

img012.jpg

ウィーン少50年代後半から60年代前半の音源でCD化され 発売されているのはそれほど多くないのです。クリスマスアルバム、バスティアンとバステイエンヌ、モーツアルトミサ曲、バッハのマタイ・ヨハネ、カンタータ全集といったクラシック音源を除くと、現時点で入手可能なのは なぜかラベンダー畑のジャケット「世界を巡る」、レア率高い「ヨハン大公のヨーデル」くらいではないでしょうか?

しかし,ありがたいことに貴重な音源が格安で手に入ります。
そのうちの1枚がこの BELART版 野ばら/天使の歌声・ウィーン少年合唱団。いわゆる廉価版です。こちらのアルバムはターミナル駅などで行っている移動CD販売や書店のクラシック音楽CDコーナーなどで時折見かけます。

こちらのBELART 「野ばら/天使の歌声・ウィーン少年合唱団」 は
発売:ユニバーサルミュージック株式会社
販売:東京ソフト株式会社
シリーズ名:Classic NOW
欧文タイトル:Wiener Saengerknaben SONG BOOK
原版:フィリップス・クラシックス
ライナーノーツは見開き一枚に曲目解説のみです。
録音年月日や指揮者のクレジットは一切ありません。

ほんとにこれだけ。

曲目は

1.野ばら (シューベルト)   
2.ます   
3.シューベルトの子守歌    
4.小さい村    
5.音楽に寄せて    
6.ゴンドラをこぐ人   
7.5月の歌    
8.野の寂しさ    
9.夜うぐいす    
10.アヴェ・アリア(ブラームス)    
11.皇帝円舞曲    
12.さらば故郷    
13.荒城の月    
14.浜辺の歌   
15.おお、スザンナ   
16.ねむれよい子    
17.チロルの子守歌    
18.おやすみ   
19.アレルヤ   
20.きよしこの夜

シューベルトの歌曲7つが続きますが、70年代の合唱やソロとは趣がことなります。
実は、この野ばら好きなんですー。私の中の理想的な野ばらでして、このソリスト君が好きなのであります。ビブラートがかかって、少しユニークな声ですが、♪れーすらいん、あうふでるはぁーいでん、の「はーいでん」でほんの少し声が裏返っちゃうのが可愛くて可愛くて。
鱒も同じソリスト君かしら?元気いっぱいでちょっと小粋ですね~。
3曲目の子守唄、ここで録音に柔らかさが加わります。
「生涯結婚しなかったシューベルト、しかも19歳(注:シューベルト19歳のときの作品ですって)では赤ん坊に対する親心など実感がなかったと思われますが、その天才ぶりに驚かされます」・・との解説は微妙です。
ヴァイオリンのオブリガートがこれまた上品で美しいアレンジです。
その後に続く、シューベルトの合唱曲はゆったりとしたテンポでたっぷり歌っています。まったくくずれることがないし、どのパートも埋没したり、突出することもなく安定していてすごいです。

続いてブラームス4曲。
地味ながらも佳品である、野の寂しさ。このソリスト君は誰?・・心ゆさぶられるような歌です。ピアノの伴奏もステキです。電車の中で聴いていて思わず涙がでそうになりました。CDで聴けるのは多分この音源だけかもしれません。
よるウグイス、このソロもおなじだと思います。

皇帝円舞曲は打楽器ではじまるフルオケ・ヴァージョン。古びた音が懐かしく、映画「美しき青きドナウ」のオープニングで使われているのってこれかなぁ?

荒城の月、浜辺の歌
ここで、またモノラルっぽく聴こえる録音。♪ぃゆ~うべ~あ~ま~べ~~を、~ま~よ~え~ば~と、昨今にくらべて日本語がいかにもドイツ語発音ですけど、フレーズを長くとっているようでして、しっとりとした風情の合唱です。こういう風情はもう二度と聞くことはできないんでしょうね。

おおスザンナ
ずいぶんと大人びたコーラス、これって64年組?
ねむれよい子よ
ハープのシンプルな伴奏と合唱が耳に優しいです。
おやすみ
うぁぁあ~BonaNoxですよ、ウィーン少バージョンが聴けるとは。(パニック) 歌詞の意味なんてどうでもいいんです、考えてはいけません。あのほにゃららソングがこのアルバムに入っていましたよ。あれま、最近聴いた記憶が・・・これって94年のコンサート映像のシメの曲ではありませんか!

アレルヤ
モーツァルトのK165.マックス様、テリー君を聴きましたが、オーケストラの伴奏に乗った典雅なソロです。
なぜか〆はきよしこの夜。ソリスト君の2重唱ではじまる、シンプルながら清らかです。

古きよき時代の歌声と録音ですが聴き飽きません。
野ばらや鱒のソリスト君は音の処理などでところどころ荒削りなところもありますが、いい意味での勢いを感じさせますし、丁寧です。また野の寂しさ、夜うぐいす、や、楽に寄せてのソリスト君は大人びたしっとりとした歌い方で光り輝いています。もちろん合唱も心に響く素晴らしいものです。
50年近い時空を経て、少年たちが「そんなに急いで生きなくてもいいんじゃない」って問いかけてくるようにも思えます。(妄想)

こちらの元音源は、61年、67年来日記念アルバムからのコンピレーションではないか・・・と私の音源蒐集のバイブル「ウィーン少オールド@ヤフー掲示板」にありました。

61年来日記念アルバムというのは、ウィーン少年合唱団来日記念発売と小さなサブタイトルがある「ウィーン少年合唱団 シューベルト・ブラームスを歌う」のアルバムのことです。
手持ちのレコードには何代前かの持ち主さんの書き込みで来日記念のところに「第3回」とあります。
ジャケット裏の「Hi-Fi STEREO」の文字が誇らしげです。時代を感じます。(ちなみに販売当時のお値段は1800円。)
CDに収められている1から10番目の曲はこちらのアルバムからの抜粋になるのかな?

「おやすみ」、「チロルの子守唄」「シューベルトの子守唄」のレコーディングはは「1960年」、「おお、スザンナ」は1964年と他のレコードに記録がありました。おや、「チロルの子守唄」はフローシャウワー先生版があるですよ。浜辺の歌や荒城の月、アレルヤは1960年代中期の録音ですね。

(61年)来日記念アルバムというのは、90年代のようにリリースされた来日にあわせてのレコーディングではないと仮定すると、1960年にレコーディングされたアルバムを翌年、日本国内で来日記念としてプレスしたと素直に考えるべきか、1960年前の録音を集めたものなのをリリースしたのか、私にはいまだに謎です。
当時を知る方や、この頃の音源にお詳しい方、ご教示いただけると嬉しいです。

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you tubeにアップされているこの音源、多分CDと同じです。

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