スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

菩提樹

94年組っていいかも、と思いこの1週間通勤のBGMとなっていたのはこれです。

img003.jpg

今日になってみて、大勘違いに気づきました。とほほ。
こちらは96年リリース、94年組のアルバムは「金と銀」でした。

ウィーン少がリリースした90年代来日記念CD3部作「エーデルワイス・ドレミの歌」、「金と銀」、と続いてトリを務めるのがこの「菩提樹」です。(多分)
以降来日記念と銘をうったCDは2002、2004とありますが、ほとんど過去の音源を集めたコンピレーションであり、実質的にはこういった形リリースされたCDとしては最後になるのかな。(2000年は珍しくkコンサートライブ・レコーディングが残っています。)

1995年11月6-10日録音、1996年発売このアルバムですが国内で発売されているウィーン少のアルバムとしては珍しく過去の音源が一切入っていないのです。
残念な事にこちらのCDすでに廃盤になって久しく、再販される気配が微塵もなく残念です。

ウィーン少の音源蒐集に躍起となっていた頃 どうしたら手に入るかと日々思案していたアルバムのひとつでした。いま現在、珍しい事(結構レアですよ)にヤフオクに出品されていますが、私が探していた当時は連日ネットを検索してもでてきませんでした。もちろん貸して~とお願いできるようなファン友もおらず、そしてたどり着いたのが各自治体の図書館蔵書検索。(執念)・・ありました。隣の区の図書館に。しかし長期間にわたって貸し出し中なのと、やっぱりCDが手元にほしいなぁ・・・どうにかならないなかぁ・・と悩んでいたのです。
そんな折、たまたま実家に帰省し父のCDコレクションをあさっていたら、なんとこのCDを発見!なんていうことでしょう!喜びのダンスしてました。・・・どうやら父が購入したらしいのですが、本人もよく覚えていないとのことで、強引に許可を得て早速お持ち帰りです。

選曲は、ツアーコンサートプログラム風かつ渋いです。
日本のファン向けにウィーン少でボイストレーナーを務めてらっしゃる栗林先生の愛情あふれる解説がついておりまして、誰がソロをつとめたかという貴重な情報が満載のうえ、全曲邦訳の歌詞付という豪華さです。

収録曲は

1.目覚めよと呼ぶ声あり~シオンの娘は見張りの歌声を聞く(バッハ)
2. ラルゴ~オンブラ・マイ・フ(ヘンデル)
3. わずかひとときも(ビクトリア)
4. この日こそ(ガルス)
5. 菩提樹(シューベルト)
6. セレナード(シューベルト)
7. 三つのカンツォネッタ  (モンテヴェルディ)
8. 眼をあげよ(メンデルスゾーン)
9. 主のしもべたちよ,主を賛美せよ(メンデルスゾーン)
10. 夜(シューベルト)
11. 矛盾(シューベルト)
12. 踊り(エルガー)
13. 二つの民謡~カッテージチーズをジプシーが食べたら(コダーイ)
14. 冬との別れ~復活祭前のソボル村(コダーイ)
15. さあ さあ どうぞ(J.シュトラウス2世)
16. 喜歌劇「インディゴと40人の盗賊(千夜一夜物語)」~眠りの歌(J.シュトラウス2世)
17. 花(滝廉太郎)
18. 浜辺の歌(成田為三)
19. 故郷(岡野貞一)


宗教曲、世俗曲、ウィンナワルツ、世界の歌、日本語の歌とてもバランスがよいですねぇ。

目覚めよと呼ぶ声あり~シオンの娘は見張りの歌声を聞く
ウィーン少がバッハのカンタータを取り上げるのは、久しぶりではないかしら?しかもシュタンゲルベルガー先生のオルガンがこれまた美しいのであります。
ラルゴ~オンブラ・マイ・フ
シュタンゲルベルガー先生のオルガンに乗せて歌うのはベラ・フィッシャー君。情感込めすぎれば演歌となりがちなこの曲。歌い手さんの技量だけでなく、聞き手の好みの分かれるところですが、ベラ君は清潔感溢れるいかにも少年らしい声で丁寧に歌っています。安定感も抜群ですよ。透明感がありながらよく響く声で、軽くビブラートがかかります。この歌声にふぉーりんらぶです。濃い目のマックス様とはまた別の味わいです。
わずかひとときも Una Hora
89年組のこゆいコーラスにくらべると軽やかな感じですが、2006年よりはしっとりと歌っています。とりわけ中間部のソリスト君たちのハーモニーが切ないほどに美しいです。超ヘビーな歌詞の内容と照らしあわせるとこれでよいのであります。
この日こそ
低音がふくよかで大人っぽく、ウィーン少のアルトというよりは、レーゲンスっぽいです。高音の可憐で華奢な感じがいいです。ソリスト君たちの4重唱がこれまたすごいです。濃厚なハーモニーが素晴らしく一瞬70年代かと思いました。
セレナード
こちらは、まだニューフェイスだった頃のテリー君のソロです。幼いながらもきちんと歌っています。2年後の声を知ってしまった今となっては、ひたすらかわいいですね。
三つのカンツォネッタ 
アカペラでこれまた大人っぽいハーモニーです。
眼をあげよ
かの有名なのバイオリンコンチェルトは苦手とあって、メンデルスゾーンはあまり聴かない作曲家の一人でしたが、少年合唱を聴くようになり、数々の宗教曲や合唱曲でフェリックスラブになりました。(結構単純)
ウィーン少過去の音源にはないこのアカペラが音源として初登場。ツアー・コンサートでは頻出なのにですが・・・。ドイツをはじめ英国聖歌隊でもおなじみのこちらの曲、これこそ天使の歌声です。(言っちゃった)
数年前小澤先生指揮のサイトウキネン・フェスティバルでエリアを聴きましたが、成人女性によるこの3重唱はそれは見事で、神々しかったです。ウィーン少バージョンもいつか生で聴けたらいいなぁ・・
主のしもべたちよ,主を賛美せよ
メンデルスゾーンは英国でも人気だったためか、こちらの曲もドイツと英国の合唱団の音源が数多くあります。もちろんオルガンはシュタンゲルベルガー先生。ウィーン少のメンデルスゾーン合唱曲集なんてもうむりかなぁ・・。
踊り
2007年のBプロで気に入った曲です。音源として聴く事ができて嬉しいです。伴奏がオズコビッチ先生ですから、モーコアかな?それにしても表情豊かに歌っていますなぁ。
二つの民謡~カッテージチーズをジプシーが食べたら
ことしのコアとは違ってゆっくりと、じらすような丁寧なコーラス。こちらも一瞬70年代かと思うような鮮やかさです。
花/浜辺の歌
おやドイツ語歌詞。趣がまた異なりますね。
ふるさと
ここ数年のコンサートで頻出のこの曲、♪うーさーぎおーいし、ブツ かぁのやまぁ~、ブツとフレーズが切れ気味なのに対して、こちらではなめらかに流れるような歌になっています。

レコーディングに参加したのはシューコアとモーコアとありますが、どの曲を担当したかは不明です。

90年代中期以降のウィーン少に関しては、「・・・が落ちた」とか「昔とくらべると・・・」(怖くて書けません・・とてもとても)とかなり手厳しいご意見が多くて、そうじゃないですよ~と反論したいところですが、実際に当時を生で聞いていないファンとしては、この頃の音源を聴いたり、セル・ビデオやDVDを見る限りでは、80年代以前の音源や動画と比較しても、そうかもしれないなぁと思う事もあります。(弱気)
実際に音源として、ジャケットを見ないで音だけを聞いたときに、あ、これはウィーン少だわ、と思える上限が私の中では95年ごろまでとなってしまっています。残念ながらミレニアム以降にリリースされたアルバムには、耳だけでウィーン少のアルバムと判別できるものが少なくなってしまいました。
ミレニアム以降からさかのぼって聞いてみると、96年リリースのこのシブイ選曲のアルバムには、繊細な合唱ではありますが穏やかな美しさの中にしっかりとプラチナ時代のウィーン少の名残を感じます。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<09 | 2017/10 | 11>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。