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Ex Angelis

月曜日夕方、Wilterner Sängerknabenの天地創造第2部を聴きながらの帰宅となりました。
ちょうど住宅街を歩いていたとき、風がぱたっと止み、うだるように蒸し暑くなって背中にどっと汗が噴出し、不快指数200%。ゼリーもしくは寒天に閉じ込められたフルーツや小豆の気分です。(意味不明・・)
天地創造はエヴァさんも登場し、いよいよクライマックス、フィナーレに向けてヒートアップ、そしてインナーカナルのヘッドフォンを通じ私の耳もヒートアップ、沸点に達しそう・・・だあああ暑い、暑苦しいよう、もぉだめだぁ・・とヘッドフォンを外しCDを止めてました。

梅雨が明け すっかり夏だし、聴く音楽もそろそろ涼しいものに切り替えないと、と思い出して聴いたのがこれです。

Ex Angelis

Thibaut Knop君というベルギーの少年が歌うソロアルバムです。
吐息の少し混じる、ちょっと甘めで素直な声は、まるで草原を渡る初夏のさわやかな風のようです。
こちらのCD、ピアノもしくはオルガン伴奏という典型的なトレブルソロアルバムではなく、ソリスト君をサポートするのがミニマムサイズの管弦楽という贅沢さ。(こういうソロアルバムって珍しいかも。)そして、こちらの管弦楽がこれまたまたキレのある颯爽とした演奏でして雰囲気がとてもよろしいです。録音も残響が程よくて、上品な仕上がり、耳に涼しいです。

収録曲は
1 Voi che sapete(Mozartフィガロの結婚、恋ってどんなものかしら)
2. Stabat Mater dolorosa (Pergolesi Stabat Mater) 
3. Quando corpus morietur (Pergolesi Stabat Mater)
4. Lascia chio piagna(Handel リナルド 私を泣かせてください)
5. Domine Deus(Vivaldi Gloria)
6. Laudamus Te (Vivaldi Gloria)
7. He shall feed His Flock(Handel Messiah)
8. La Nuit(Rameau)
9. Laudate Dominum (Mozart K.339)
10. Pueri concinite((Herbeck)
11. Panis angelicus
12. Ave maria(schubert)
13. Pie Jesu(Faure)
14. Et misericordia(Rutter)
15. Pie Jesu(Webber)
16. Abschiedlied der Zugevögel(Mendelssohn)


以上16曲。
ペルゴレージのstabat materは成人女性とのデュエットですが、ヘニッヒ+ヤーコプス版のような男子二人のかもし出す重厚感とはちがった、軽やかながらも緊張感ある演奏です。
VivaldiのGloriaからDomine Deus、オーボエとチェンバロの前奏でわくわくします。それに続く軽やかなメロディー・・・ビバ!ヴィヴァルディ。
Laudamus Teは成人女性とのデュエットと、こちらの成人女性の声がまた透明感あって、華やかです。こちらの動画で、聴けます。



RameauのLa nuitは、このアルバムの中で一番のお気にいり。
パリ木バージョンやJean-Baptiste Maunier君もいいですが、こちらのシンプルな器楽伴奏が綺麗の一言に尽きます。
WebberのPie Jesuはダブルトラックみたいですが、低音の声もなかなかいけますね~。
こちらの動画はフォーレとの連結です。



ライナーノーツはフルカラーしかも丁寧な解説つきで、この手のアルバムとしては豪華なつくりの方です。
しか~し、悲しいかな裏から表までオールフランス語。ながめていれば自ずと意味がわかるかもと(ありえない)、にらめっこしてみましたが、理解の変わりに睡魔がおそってきました。
ついでに申し上げますと、恥ずかしいことに、実はこのソリスト君の名前をどうやって発音するかもわからないのです。・・・ち、ちぼー君でいいのかな?これだとフランスの有名小説のタイトルと同じ、バイオリニストのてぃぼー先生と同じスペルだから、てぃぼー君なのかな?

取り扱いはぱすかるさんご本人のweb経由で。
結構イケメン君ですなぁ~。

パスカルさんのところでお買い上げしたら、もれなく本人直筆のサイン入りのメッセージカード(もちろん写真入り)が付いてきました・・・・うへへ嬉しぃと大喜び。

コメント

初めておじゃまさせていただきます。

こんにちは!初めておじゃまさせていただきます。
Keikoさんのブログによくおじゃまさせていただいております、
Yukoと申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

もう10年もベルギーに住んでおりますのに、Thibaut Knopくんの
ことは、全く存じませんでした。情けないものですね。
エリザベート王妃音楽コンクールの情報などは、必ずニュースで取り上げられるので、存じておりますが。

発音は、おそらくティボー・クノップと読むのだと思います。
Hiromianさまは、既にご存知だと思いますが、
ベルギーは、公用語がフランス語、フラマン語(文法的にはオランダ語と同じですが、語彙が少し違い、発音もオランダ語よりソフトです)、そしてドイツ語と三カ国の言葉が入り混じり、大変複雑です。しかも、名前からだけでは、フランス(ワロンと呼んでおります)系なのか、フラマン系なのか判断できず、ワロン系の名前なのに、フラマン系の人だったり、当然その逆もあるのですね。

悲しいことに、ワロンとフラマンの言語対立がひどくて、個人的には友達になったり、結婚もしていますが、政治的にはまったく仲良くできず、めちゃくちゃ状態、そのためスポーツ以外では、二つの地域が一つにまとまるということがないのです。
私の住む地域はフラマン系のところですが、私のフラマン語ときたら、いまだに初歩の片言で、フランス語は、まったくできず、お恥ずかしい限りですが、夫がイギリス人であることに加え、ベルギー人、特にフラマン系の人は英語が上手な人が多いので、何とか生活できております。

ベルギーも小さい国ながら、音楽活動がさかんで、優れた音楽院もありますし、私の住むところでも、人口約1万人の小さな町とはいえ、よくミニコンサートが開かれています。お天気が悪いのが難ですが、食べ物はおいしく、アントワープ、ブリュージュなど、これぞヨーロッパの都市!という感じの、ネーデルランド時代の素晴らしい文化を残すところもありますので、ヨーロッパにお越しの際は、ぜひお訪ねになられることをおすすめいたします。

長く住んでおりますと、ベルギー人独特の顔立ちを他のヨーロッパ人と区別できるようになります。ティボーくんのお顔も、ベルギー人らしいかなと思います。

ではおじゃまいたしました。どうぞお元気で、日本の暑い夏を乗り切られますよう。

Lascia chio piagna

Yukoさんが、さっそく発音をおしえてくださって、よかったですねー!

YouTubeとパスカルさんのサイトでざっとお声を聞きました。正直、このお顔から「こんな声かな?」と想像する感じとは違うようにも思いましたが、吐息が感じられるような甘く切ない感じもまたよし・・・それに、選曲が豪華~ 特に私はLascia chio piagnaとい曲がとても好きなので、嬉しいのです。マックス君の録音との聴き比べもおもしろいかと。

hiromianさんのおめがねにかなった管弦楽の伴奏も素敵そう・・・購入してみようかな。

Yuko様はじめまして、ようこそ

Yuko様
こちらこそはじめまして、こんにちは。コメントありがとうございます。
たくさんの情報をいただいて感激しております。

何を隠そうKeiko様のところで早口もごもご、ハリーのインタビューをクリアカットにトランスクリプトいただき その内容がつかめて小躍りしていたひとりです。
まず、この場をお借りしてまずお礼申し上げます。

ティボー・クノップ君と発音するのですね。実は当初 すぃぼおうと・のっぷ と勝手に発音していた身にはうれしいです。

ベルギーといえば、私の大好きなヴァイオリニストのひとりであるグリュミオー先生や指揮者のクリュイタンス先生、最近ではヘレベッヘ先生のご出身国ですね。音楽だけでなく伝統のある文化・芸術の国+ビールとチョコレートのおいしい国ということぐらいしか知識がありませんでした(汗)。実は人口1000万人による多言語国家であるいうことはYuko様のコメントで初めて知りました。驚きです。

そういえば2006年に来日したウィーン少のメンバーにピーター・ヤン・コニクス君というベルギー出身の少年がおりまして、フランス語圏(ベルギーの人はフランス語しかお話しない、と思っていたので)からドイツ語圏であるウィーンに行くのって珍しいな~とぼんやり思っていましたが、Yuko様の情報でそのなぞが解けたような気がします。

東京は昨日暦どおりのお盆を終えて、どこからかどっかんどっかんという花火の音と近所の小学校校庭での盆踊りのフィナーレ ズンドコ節が21時まで絶えることなく聴こえてきておりました。

ヨーロッパはバカンスの季節ですね。
どうか、ご家族での楽しい夏を過されますように。

今回はありがとうございました。

Re: Lascia chio piagna

keiko様、お忙しいところようこそ!

> Yukoさんが、さっそく発音をおしえてくださって、よかったですねー!
幸せこの上ないです~!
ええ、本当にありがとうございますです。

Keiko様も、ヘンデルのこのアリアがお好きなんですね~。私も好きな曲です。you tubeにもありますようにマックス(少年)様と較べるとやっぱり、thibaut君は可愛らしいく線が細く聴こえちゃいますね。マックス様は別格なのかもと思ってしまいまする。

合唱団の指導者が集めたであろう名門ブリュッセル王立コンセルヴァトワールで学ばれたプロソリストたちによる息のぴったりあった器楽伴奏が美しく綺麗です。トレブル・ソロアルバム(しかもプライベートCD)ながらもとても豊かで贅沢な印象をうけました。お国柄ゆえなのかしら?

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