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ウィーン少2015年ツアー 感想 その1 2015.6.14 Aプロ@オペラシティ

んにちは

ウィーン少2015日本ツアーも今日で千秋楽。
チケットの売れ行きがもっとも好調(@アーツさんのサイト)だったこともあり、ほぼ満席。

個人的に心に響く印象深いコンサートとなりました。

昨日はBプロ後半を泣く泣く諦め 研究会@虎の門に。
研究会が終わって懇親会のあと 酔い覚ましに偉い先生とおしゃべりしながらぶらぶら溜池まで歩き、地下鉄に乗って帰宅しました。
明日はウィーン少2015ラストコンサート。
カニン隊ブルックナー組のみなさん、最終日の前の夜をどんなふうに過ごしているのかしらねえ、
あら、ワタシもしかしておもいっきり近所を通ってきたのかしら?
・・・・なあんてことを家に着いてから思いついたわけです。

さて。
2011の来日コンサートがキャンセルとなり、2007年以来のブルックナーコア。
なんと8年越し。
カペルマイスターはトマーナで研鑽をつまれたカニン先生。
とても楽しみにしておりました。

そして 来日60周年を意識した今年のプログラム、AもBも両方好きでした。(前半)


最終公演の印象について忘れないうちに・・・・

DumontのSalva reginaは入場しながらのユニゾンです。
先生に先導された団員さんたちが 古風な旋律を歌いあげる声が会場に立ち上っていく。
聴き手にとっては、日常から切り離される瞬間でもあります。
客席のざわめきも、拍手もない演奏をいつか聴きたいと願っていたら、11日の芸劇であっさりかないました。
清楚な響きのアカペラユニゾンのこの曲、2009年以来好きな曲です。

先生の強烈なピアノではじまるカルミナ・ブラーナ。
変声前のボーイズのみの4声は貧弱なんかではなくおどろくほど猛々しかった。
ぞくぞくするようなピアニッシモ、迫力あるフォルテ、爆発的なフォルテッィモ、ラストにかけてのながーいクレッシェンド。
圧倒されました。

はいここで んにちは

・・・・ある意味、これにも毎回圧倒されました。

F.SchbertのSalve Regina
あれシューベルト兄ってウィーン宮廷聖歌隊のメンバーだったっけ?という突っ込みはやめておいて、経済的にフランツを支えたお兄さんの曲とあれば身内同然でも良いですよね。
きれいで、素朴な旋律とすっきりとした和声。
きっと良い人だったに違いないと確信しました。

モーツアルト Laudate dominum  K339
フィリップ少年のソプラノが美しく、先生の控えめなピアノがステキでした。
ソロの旋律のあと、音を重ねるようにバックのコーラスが入ってくる瞬間、あまりに天国的すぎて肌が粟立ちました。

そう。
舞台の上でおどけたり、客席を笑わせたりと みごとなエンターテイナーっぷりを見せてくれましたが、実は先生のピアノは聴き手にとって、表現が豊かでありどきどきちょろっとしたミスタッチがあっても合唱との一体感がありました。

確か去年はピアノのふたが空いていて、先生ががんがん鳴らすから、ピアノきいてんだか合唱きいているんだかわからなくなった記憶があるし、いつだったかは忘れましたが先生がピアノ伴奏に徹していて肝心の合唱がまとまらなかったり・・
カペルマイスターさんのピアノって重要なのですね。

メンデルスゾーンの Veni Dominum 
ウィーン少が歌うメンデルスゾーンは格別です。
中間部の旋律にぐっときました。

本日のソロ曲は サンサーンスのアヴェマリア。
中音域を丁寧に歌うフランチェスコ少年(本日は赤いフレームのオサレな眼鏡かけてました →どうでもいい情報)とフィリップ少年のデュエット。
サンサーンス独特の和声がとてもきれいでした。
ツアー中の本日のソロ曲は ウェッバーのPie Jesu、ファン友の話ではセレナーデがあったそうです。
聴きたかったなぁ。

フォーレのラシーヌ賛歌 今年のプログラムで一番楽しみでした。
ウィーン少が歌うラシーヌ賛歌を聴くのは初です(1955年のプログラムにありますが)。
・・・たぶん音源もないはず。
これが期待以上。
メゾピアノからピアノくらいに音量を下げて歌われたのですけど、その柔らかい響きに

・・・・やられました。

滑らで清らかな質感。
成人女声合唱では聴けないたおやかさ。
フォーレ特有の美しい旋律と柔らかく甘い合唱とピアノにノックアウトされました。
こんな素晴らしい演奏を聴けるなんて・・と感激しまくりました。

そしてヘルベックのPueri concinite、Aプロ前半の白眉ですね。
確かクリスマスの曲。

ワタシはこの曲をきくと 映画 のばら での トニー少年とウィーン少年合唱団の邂逅シーンを思い出してしまいます。
ソロをつとめるフィリップ君の歌はルネ少年やマックス様をほうふつさせるたっぷりとしたボリュームとまさにウィーン少のソプラノソロの響き。
突き抜けるような高音と、後半のオブリガートは見事でした。
そして演奏を終えて感激した(と思われる)先生とソリストが舞台上でHugしてました。

クリスマスでもないのにこの曲を 無性に聴きたくなってCDを探していました。
1989年録音マックス様、あったあった、1979年ドミンゴ→違う

You tubeでは動画で残っているのが奇跡としか言いようのない78年日本公演での演奏
ソリスト素晴らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=X3e_-KTgEdo

そして2007年の来日にはあどけなかったソリストの2年後&カニン先生の演奏動画
https://www.youtube.com/watch?v=N_QXKDvTxhk


シェーファーのガムラン
シロフォンを黙々とたたくラファエル少年と合唱でいろんな音が飛び交う音楽としてとても楽しい曲。
オーストラリアで発売されたアルバムJubilate Deo で好きになった曲です。
実は 英文ライナーノーツにあるJavanese Gamelanの解説を 「日本の群馬」とおもいっきり読み間違えていたのはヒミツです。

シェーンブルの人々はロベルト少年のヴァイオリン付き。
使っているのはおそらく分数楽器だとおもうのですが、オケのコンマスみたいに堂々と弾いてました。

そうそう。

カニン先生は弦楽器のチューニングにとても厳しいようで、舞台上でかならずチューニングをします。
楽器登場のツアーでは初。
Aの音だけでなく D,G,Eとピアノで音をとりながら確認させるという徹底ぶり。
そういえば、いままでのカペルマイスターさん方はあまり気にしていなかったようで、本番前にいちおうチューニング済ませていても(推定)舞台上に楽器を置いておくだけでも弦ってっ結構緩むのものなのね~と どうでもいいことを発見しました。
今回のツアーで登場した弦楽器はすべて全弦アジャスター付きでした。(どうでもいいですね)
そういえば、いつかのコンサートではチューニング中にこんがらがったのか、面倒くさくなったのか、先生に楽器差し出そうとしていたのが微笑ましかったです。

前半ラストは さんざん煽って、テンポゆすって、ちょっと駆け足だった雷鳴と稲妻。
あんなに奔放な演奏聴いたことないです(笑)

前半はこれにて終了・・・40分弱でした。


コメント

こんばんは

以前はシューベルトコアのお写真ありがとうございました。
今年はコンサートに行かれていないのかと思い、ブログが読めないのでは…と少し残念に思っていましたがよかったです^^;後半のブログも楽しみにしています!

No title

素敵な記事を有難うございます。v-22
拍手が一回しか出来ないのが残念です。

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