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ドレスデン聖十字架教会合唱団コンサート@オペラシティ

12月週末金曜日,オペラシティ・コンサートホールのホワイエは様々な世代の人々、様々なお国の方でにぎわっていました。
假屋崎さんプロデュースのクリスマスツリーも花を添えていましたよ。

客席はほぼ満席。
開演を知らせるアナウンスのあと、客席の照明がゆっくり落とされるのと同時に客席のざわめきが静まり、さあ、みなさん登場だとわくわく。
静まり返ったホールの1階席後方から清々しい古風な歌が、豊かな響きで聴こえてきました。そして舞台に向かって次第に近づいてくる。
1階席後方に並んだクロイツコアの皆さんが歌いながら入場する形でプログラムが始まりました。

センターブロックの左右の通路を1列になって歌いながら登場。
ソプラノ1・アルト1・テナー1・バス1が左側、ソプラノ2・アルト2・テナー2・バス2チームが右側の通路。(推定)
今回オペラシティでお気に入りのセンターブロック左通路側でしたので、頭上をかすめていくひとりひとりの声にどきどきしました。
先頭を行くソプラノボイスが、変声がすんだお兄ちゃんたちの声に変わっていく。
走馬灯のような瞬間でした(ほかに例えようがないものか・・)
全員が舞台に勢ぞろい、クライレ先生もチーム2の殿でしっかり歌いながら舞台に立ちました。
先生ってテナーだったんですね・・。
一丸となった歌は先生の指揮でまとめられ終わりました。

Veni veni Emmanuelはコダーイの編曲で厚く深みのあるハーモニーでした。レーガーはとても端正で(クロイツコアが歌うレーガー作品好きです)、ブルックナーのアヴェマリアは7声がとても繊細ながら力強く、グリークのアヴェマリア・ステラ、セントジョンズとはまた違う、しっとりとしたふくよかさがありました。
茨の森のマリア様は重厚なハーモニーでした。。

クロイツコアの歌声はしっとりと重みのあるハーモニー、ソプラノ・アルト22人だけでもおどろくほど十分声量があり、ここにお兄ちゃんたちが加わるので、ステージにかなり近い席を選んでしまってちょっと後悔。
15列±5列や2階席で聴かれた方羨ましいです・・・。

トマーナのCDでさんざんきいた メンデルスゾーン6つのアンセムからクリスマス。
ソプラノが歌いだす素朴な旋律がどんどん複雑なハーモニーになっていっていくのを生で聴くことができて感激です。
アカペラのアレルヤのコーラスがクリスマスツリーのオーナメントのようにきらきらしてました。
ワタシにはクリスマスには欠かせない曲になりました。

きよしこの夜にはやっぱりドイツ語歌詞がぴったり。(あたりまえ)一発目のStiの音節だけで、一気に雪の中の教会へ誘われました。
プレトリウスのばらは咲き出でては、ドイツ系クリスマスキャロルの定番曲、旋律の下の内声の動きが結構好きです。
この旋律をモチーフにしたブラームスのオルガン曲が頭のなかで一緒に鳴っていました。

1部のラストはずっとコンサートで聴きたかったLasst uns lauschen。
こちらの記事参照ください

クライレ先生ありがとうございますっ!!

テナー・バスのハーモニーにのせてボーイソプラノが旋律を歌うのですけど、ソプラノソロはソプラノⅠ右端から2番目の少年、高音がすっと伸びてそれはきれいな声でした。
この曲にはろうたけたボーイソプラノよりちょっとあどけなさの残る声の方が合うんですよね、先生。
会場からもおおとため息漏れていました。

後半は英国クリスマスキャロルで華やかに始まり,ソロあり、ソロアンサンブル、オルガン伴奏つき曲ありと楽しめました。
もちろん ドイツのクリスマスキャロルのこれまた定番Ihr Kinderlein,kommt, In Dulchi Jubilo。端正だけど、柔らかなフレージングはさすが。聴いているだけでシアワセな気持ちになります。
グノー&バッハのアヴェ・マリアはボーイソプラノソロ4名+クライレ先生。
実際声は聞こえませんでしたが、先生はしっかり歌いながら指揮されていましたので、ついそっちに視線釘づけに・・ww

ラストのハレルヤコーラスは英語歌詞で、力強く華やかに。
クロイツコアの歌を聴いていて、突如ワタシのなかで長いこと疑問だった「メサイアのなかでなんであの位置にハレルヤコーラスがあるのか」という謎が解けました。それはなにといわれると困りますが・・・え~とそれだけ迫力のあるコーラスだったということです。

アンコールは3曲、最後はからたちの花。
北原&山田先生の曲はドイツ系合唱団が歌うと日本人が歌うより さらに繊細な雰囲気に聴こえます。

そうそう、クロイツコアのドキュメンタリーで主人公のひとりだったLucas青年がすっかりお兄ちゃんとなって最上段バスパートにいました。物静かに微動だにせず歌う姿はとても大人びていて、まあ、Lucas少年ったら・・と親戚のおばちゃんの気分になってしまいました。


この日は早めに職場をでて、オペラシティでお茶でもしよう~とデスク周りを片付けていたらあの長い揺れがやってきました。
あの揺れの時、皆さんはホールでカメラリハーサル中だったそうです。(FB情報)
3.11を経験した日本人ですら、やや、これはでかいぞ、と あの日とあれからの日々がよぎる大きな揺れでした。地震とはおそらく無縁の皆様、怖かったと思います。

実は これは本番、演奏するほうも聴くほうも大丈夫かいな というささやかな不安を抱いて会場に向かいました

しかし、コンサートが終わってみると。

どんなに年が若くてもみなさんプロでした。
大きいお兄ちゃんから、年少の団員さん全員が 手に持った譜面ファイルにときどき確認するように目を走らせる以外は みなさんほとんど暗譜、まっすぐクライレ先生を見つめる視線とその落ち着き払った姿は素晴らしかったです。
ほかの合唱団ではありがちな 一瞬集中力を切らせてしまったらしいお隣さんを、歌いながらひじでつついて音楽の世界へ戻すなんていうほほえましいシーンもありましたが、クライレ先生のもとツアーメンバー全員の集中力と団結力で生み出された しなやかで重厚なクロイツコアのハーモニーは強く印象に残りました。

生きているうちに一度は現地でクリスマスのコンサートを聴いてみたいなあ・・・。



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