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Angelic Voices ~The sound of the boy trebles~を聴きました

Angelic Voices: the Sound of the Boy Treble

Regisレーベルから昨年リリースされたCDです。

こちらは70年代半ばから80年代、つまりアナログ音源時代に活躍したトレブル君たちの秘蔵音源集です。
内容はアルファレーベルの名エンジニアであったHarry Muddさんが残したRobin Blaze, Dara Caroll Andrew Wicks, Micheal Criswellらの録音のコンピレーションになります。
以上の点から2003年から2008年にかけて グリフィンレーベルからリリースされたAngels3部作-Once Were Angels、Once were Christmas angels ,twice were angels-につながる第4弾ととらえてよさそうです。

収録曲は下記の通り。

Peter Davey
1 Morning has Broken
2 Ave Maria (Bach/Gounod)
3 Pie Jesu (Faure)

Robin Blaze
4 Love bade me welcome (R.V.Wiliams)

Dara Carroll
5 Flocks in pastures green (Bach)
6 Can she excuse my wrongs (John Dowland)
7 Flowers in the valley (English folk song)
8 Strawberry fair (English folk song)
9 Come again (John Dowland)

Andrew Wicks
10 The lark in the clear air (Irish trad. arr. Phyllis Tate)
11 Faery Song (Boughton)
12 The Birds (Britten)
13 Trottin' to the fair (Irish melody arr. Stanford)
14 Zwiegesang (Spohr)
15 The tailor and the mouse (trad English)
16 Voi che sapete (Mozart)
17 Heidenroslein (Schubert)
18 Die Forelle (Schubert)
19 O for the wings of a dove (Mendelssohn)

Michael Criswell
20 Christ is made the sure foundation (Purcell)
21 How beautiful are the feet (Handel)
22 Gather your rosebuds (Lawes) 1:47
23 It was a lover and his lass (Morley)

Andrew Brough & Christopher Smith
24 Laudamus te (Vivaldi)

Timothy Angel & Robert Fowkes
25 Jesu, Joy of man's desiring (Bach)

トレブルソリスト君たちの声質に合わせた選曲におお~っとなること間違いなし。
ソロ王道曲から、英国作曲家から民謡と上質なトレブルソロ曲がたのしいですよ。

Peter Daveyの水蒸気のような声がトップバッターです。
Robin Blazeクリアな声でのヴォーン・ウィリアムズ作品は何度聴いても飽きない。すこしあどけない系の声でありながら、かっちりと歌の世界に入り込んでいる。
すごい少年だったんですね。

バッハの作品ではよろけているので、あら大丈夫かと心配してしまいますが(余計なお世話)、タブランドのリュート付きのマドリガルで堂々とした歌を披露しているDara Carroll。
上手いです。


そしてここからangels3部作で私のすっかりお気に入りとなったAndrew Wicks登場です。

個人的にテクニックの正確さ、声の美しさ、そして豊かな音楽性と表現力、3拍子揃ったトレブルがここにいました。
トレブルレコーディングの大御所であったHarry Muddさんのお眼鏡にかないかなり録音を残すことができたというのもその実力の表れです。それだけでもすごいのに、グラモフォンでも「この少年すごいです」的な賞賛をうけているそうです。⇒ライナーノーツななめ読み

Angel3部作でもトラック数が多いところを見ると、あら、Andrew wicksのレコードがまたCD化されたの?
じゃあ、買わなくちゃって いう根強いファンが今でもいるんでしょう。

語りかけるような歌のThe lark in the clear airにはまりました。



最近無印にいくと、店内BGMでこの曲を耳にします(MUJIでは女性が歌ってます)

ブリテンのthe Birdのたっぷりとした抑揚にどきどきしっぱなし。
シュポアのZwiegesangはクラリネットとのデュエット。シューベルトの岩の上の羊飼いと同じ構成です。
マックス様の岩の上の羊飼い同様ボーイソプラノソロ音源はこれが唯一なんじゃないでしょうか?
モーツアルトは小憎らしいほどこまっしゃくれているし、シューベルトの野ばらや鱒はRの巻き舌発音が妙にうますぎます。
レガートの美しい野ばらは必聴です。
ラストの鳩のように飛べたならは、全曲じゃないのがなんとも惜しすぎる・・。
ソロだけじゃなくバックのコーラスもオルガンも典雅でいかにもメンデルスゾーン的で素晴らしい味わいの演奏なのに。

1976年に自分の名前+trebleというタイトルのアルバムがリリースされたMichael Criswell。この方も、豊かな音楽性をもった才能あるトレブルだったようです。
きりっとした華やかな声ですが時折声が割れてしまうので、トレブルの終わりが近づいている頃の録音になるのでしょうか。パーセルもヘンデルも切ないくらいに美しいです。

のこりはデュエット2曲。
まずはA.Brough & C.Smith組のlaudamu te
どこで息継ぎしてるんだ?と思わせるくらい息が続く二人。
もちろんメリスマも完璧でスキル的にはレベル高いんだけど・
止まりそうで止まらないテンポでハスキーな声のトレブルソロ二人が淡々と歌っているせいか じっとりまったりとした雰囲気。まあ、なんていうか近未来的なVivaldi。
こちらで聴けます。

ラストのバッハの主よ人の望みのよろこびよのコラールはT.Angel & R. Fowkes組
オルガン旋律で4部のはずの途中のコラールをなぜかトレブルソロ2名だけで歌ってます。
ちょっとばかしテクノっぽい
何度か聞くうちにツボりますよう。


お買い求めはアマゾンで。
試聴とトラック別にばら売りしているサイトもありますよ。


個人的な話になりますが、ワタシにとってのオーディオルームであった車をついに手放しました。
CDマガジンが壊れてCDが取り出せなくなって半年。
これ以外にもあちこちガタがきていて、修理&維持費が馬鹿にならないため決断しました。
9月のとある日CDマガジンにこのCD入ったまま、ディーラーに手渡してまいりました。
あら、素敵な音楽ねと誰かが聴いてくれることを祈ってます。







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