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7月21日 ケンブリッジ大学・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊@大妻講堂

土曜日逢魔が時、三番町閑静なお屋敷町。

御厩谷坂をぶらぶら下っていくと 大妻通りの交差点に黒い光沢ある生地のガウンをまとい、朱色の譜面ファイルを胸に抱えた集団が突如現れました。
2列に並んで整然とそしてエレガントに歩む姿。

番町で、番町でですよ、制服をまとった英国聖歌隊が移動するのを目撃してしまいました。


ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊御一行様の会場入りでした。

日本ツアー初コンサートを聴いて参りました。
英国聖歌隊がジョギング圏内にいらっしゃるなら、ぜひ行かねばということで、激務だった泊まり勤務明けではありましたがでかけてまいりました。

大妻女子大講堂の舞台上、天井いっぱいに届くゴージャスなパイプオルガンが鎮座しておりました。オルガンをバックに14人のトレブルと、17人のchoral scholars、オルガン奏者さん、アシスタントさん、指揮の先生が勢ぞろい。

聖歌隊の皆様が朱色の譜面ファイルを斜め45度の角度で胸に掲げる姿勢がかっこいいです。

バードのミサ
キリエの冒頭の音でぞわっときました。
重厚なテナー・バスに メタリックなカウンターテナー、涼しげなトレブルが生み出すしっとりとした荘厳な響き。
アカペラ5声、あれ、どう分かれていたんだろう。
Agnus deiのソロアンサンブルの緻密さと清らかさ。トレブルソロがそれはきれいでした。
BoyceとByrd区別がつかにゃいなんていっている場合じゃないぞ、ワタシ。

アルト・テナー・バス3名のかっちりとしたテルツェットが華やいでいて、そのあと合唱が入るパーセル、メロディーラインが立ち上る朝霧のようなハウエルズ、祝祭感ある晴れやかなマシアス。
前半のプログラムはあっという間に終わってしまいました。

オルガン・ヴォランタリーはJ.S.バッハのトッカータとフーガ。
「実は~この曲、バッハの作品ではないかも、という説がありまして~、でもオルガン曲としては有名ですので・・」のオルガニストさんのスピーチ兼曲目紹介が楽しかったです。

フランクの天使の糧、トレブルユニゾンが揺らめくよう。
耳を澄ますとナチュラルビブラートのかかる美しい声のトレブル君がいます。
たぶん2列目の左から2-3番目の少年ではないかと。
後半のソロはウィンチェスターコレッジ、Cantores Episcopiメンバーのサミュエルさんですね。
透明感があって、響きの素晴らしい歌声でした。
パレストリーナの和声に陶然とし、モーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスは、フレーズの移ろいに、震災で、多くの人々の命を守ろうとして職務中に犠牲となった見ず知らずの人々の面影が浮かび切なくなりました。
晩祷2曲はがらりと宗教色が濃くなりました。
ラストのコダーイのミサ曲が新鮮な響き。

あっという間にプログラム終了。

アンコール1曲目はアカペラの赤とんぼ。
リードボーカル兄さんのクリスタルのような声とアレンジにほれぼれ。
ラストはchoral scholarsのお兄ちゃんたち(The Gentsというんだそうです。)によるビートルズナンバー。アルバムサージェントペパーに収録されているチャーミングな佳曲with a little help from my friend、アカペラヴージョンでした。
選曲に 震災を経験した私たち日本人に対しての気遣いを感じ そのさりげなさにほろり。
一人一人が乗り出すように生き生きと歌う姿、それぞれの声楽家としての優れた資質、素晴らしいです。
激ウマ&楽しかったです。
さてトレブル君たちは、譜面ファイルを胸抱いたまま、聴いているんですけど。
譜面ファイルで口元かくして隣のことおしゃべりしたり、ぼおっと会場を見渡したり、こっそりリズムに合わせて体動かしていたりと多様。
歌が終わると生真面目な表情で客席と一緒に拍手していました。(かわいらしかったです)

セントジョンズの歌声はドイツ系合唱団でいうなら、洗練されたソフトな響きという点でクロイツコアに近いと個人的に思っていました。
指揮者が変わって初めて聴くと、深みのある力強くその澄んだ歌声とハーモニーにすっかり魅了されました。

東京が世界に誇るコンサートホール、サントリーとオペラシティでどんなサウンドで聴かせてくれるのでしょうか。
週末が楽しみでなりません。






ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊@番町


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