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7月8日 ウィーン少最終公演@越谷

雲がさっとはけて青空がまぶしい日曜日の午後。

どこかしら懐かしいつくりのホール、そして今回も年齢中央値が高めの会場は9割は埋まっていました。
舞台上にはスタインウェイ。

「あら、まあ、よくきてくださったわね、ウィーンの僕たち。ずっとお待ちしていたのよ、ささ、ゆっくりしていってね、」的な雰囲気を醸し出していて 打ち解けてくつろいだ雰囲気のなかツアー最終公演が始まりました。

客席の照明が落ちて、舞台が明るくなります。
懐かしいつくりのホールゆえ、可動式の壁の隙間から整列している様子が見えます。
演奏者も聴衆も本番前でいちばんわくわくする瞬間です。

むかって左袖からヤコブ君、右袖からケンシ君を先頭に舞台の上にさっそうとあらわれました。
ヤコブ君が胸を張って足早に舞台を歩く姿結構好きでした。
勢ぞろいするとめずらしく全員がニコニコしていました。
それが知った顔を見つけてなのか、翌日にはウィーンにもどれるのがうれしいのか、これからのコンサートにわくわくしているのか・・胸中にあるものを推し量ることはできませんでしたが、にこにこしているのは年齢相応で可愛らしかったです。
クールフェイスのニコラス君も穏やかな笑みをたたえていました。

快活なグローリア、ラスト直前にに入るソプラノ後列のメロディーが印象にのこりました。
パウル君とマティアス君のソロデュエットのラウダムステ、マティアス君の少しビブラートのかかる声が艶めいてそれはきれいでした。肌理の細かい声っていうんでしょうか(意味不明)ツアー中すべてのAプロでこのソロをこなしたパウル君、でだしで声が震えてしまいました。少し目が潤んでいたような・・。
クオニアムはすっきりと。歌詞がクオニアム・サンクトゥスだったんですねぇ。赤っ恥

ここでいつもなら先生が口上を述べるのですが、今回はカスパー君が担当。
先生ですら噛みまくる(すみません)フレーズをすっとばし、コンサートをお楽しみくださいと締めくくる臨機応変な冷静さ。コンサートの流れを切ってはいけないのです。

Pureri Concinite 4部合唱、アルト1はカスパー・パウル・アユス君の3人だけ。
山あいの町に教会の鐘が鳴り響くような歯切れのよいハーモニー、すでに何度も聴いているのに、ハーモニーが降りかかってくるようでした。

アニアン君の曲目紹介ではじまったモーツアルトのカンタータ。
ピアノ前奏で勇壮なフレーズのあとに現れる優雅な3連譜の旋律が印象に残っています。
ヤコブ君のレスタティーボの華であるHört!@譜面(何書いているんだか)五線譜から飛び出たAの最高音がぴぎゃっとなっちゃっいました。
舞台センターで直立不動の本人はあわてることなく、そのあと持ち直しレスタティーボが終わると客席から拍手が沸き起こりました。
越谷のお客さんすごいです。
そのあとたっぷりとした合唱はいつになくまとまっていたし、マティアス君のレスタティーボは詩情にあふれていました。
テノールソロ曲をソロ+2-3部児童合唱ヴァージョンへモーツアルトの作風をのこしたまま編曲したヴィルト先生すごいかも。

野ばらはマティアス・パウル・ディエゴ・ヤコブ・シモン・アニアン君のソロアンサンブル。
透き通るような3声。6人の後ろで奏でられるピアノ伴奏が、瑞々しく、歌と一緒になって立体的なサウンドに聴こえます。
伝統曲はプログラムに入れてくれるとうれしいです。
客席なごんでます。
なごみすぎてヴンデバーと掛け声かけたおば様が・・。

カスパー君がよいしょっとピアノの蓋を持ち上げ支柱にのせて全開にしてはじまったおお運命の女神よ。
冒頭のエンリコ君の銅鑼とピアノの始まりに時相のずれがでてしまいました。あらら。
エンリコ君のどらの音を膝で止める妙技は今回も快調・・器用だなぁ。
歌のほうは子音の発音がどぎついくらいはっきりしていて心ざわざわ。
。カスパー君の歌う表情につい目がいってしまいました。相変わらずたっぷりとしたダイナミクスでラストのロングトーンの咆哮のあと客席からどよめきが。

きまぐれで残酷な運命の女神から逃れられないとしても 高らかに歌おう、生を享受しよう・・そのメッセージに胸が熱くなりました。

ダーフィット君が曲目紹介。「オーストリアの民謡を3曲歌います、はじめはヨーデル。」(左手をぶんと振る)

今回のMCはマイクをもった先生が、さあ、だれにしようかな、もうセリフは覚えたでしょ、っていう感じで団員さんを見渡します。
その雰囲気に客席わくわく、当たった子がしゃべりだすとぶふふふと笑いがこぼれます。

ヨーデルはHoe,Hoe,掛け声とメロディーの対比が鮮やか、そして重厚感あるハーモニーとたっぷりとしたアーティキュレーションが楽しい。
アルトのふくよかな声とまとまり、過去のコアにない魅力でした。

ツィラー谷からはシモン君の指揮。
あれま、同じ曲を先生・エンリコ君の指揮で聴いたけど、2人とは違う雰囲気でした。
これまたエレガントな指揮とスタイルで、それについてくる皆さんもあっぱれです。
ケンシ君、バスティアン君、アニアン君、パウル君の順番でワンフレーズソロに合唱が挟まれるのですが、パウル君のソロのラストがお父さんからお母さんに切り替わっていたように思いますが。
アニアン君、うれしくてしかたないのか全開で喜んでました。プログラムのプロフィール写真の2枚目ぶりとは打って変わって、素朴な感じで、若い御嬢さんたちに大人気でしたねぇ。

森のハンス、手拍子はイヴァン&カスパー君。
のびのびとした民謡は何かとすさんだ1週間でくたびれていたワタシには沁みました。

ふるさと フレーズのつながりが格別にきれいな今年のコア、アカペラでその美点がはっきりします。
日本語歌詞をそれはきれいに発音していました。♪夢は今もめぐりて のあとのアルトのハミングが柔らかい。3番歌詞の終わり近くでイヴァン君がさらっとしたオブリガートが入れました。ほんの数小節だったんですけど、ああ、もうイヴァンったら。
忘れられないふるさとになりました。

花 ディエゴ・バスティアン・ヤコブ・パウル・マクシミリアンH・ニコラス・イヴァン・ダーヴィッド計8人のソロアンサンブルと合唱の掛け合い。きらきらとした春の風情が文語の歌詞に載せて浮かび上がってきます。バックのアルトコーラスが実は聴きものだったんですね。

昔のアレンジと比べショートカットバージョンだった皇帝円舞曲が往時の姿でもどってまいりました。
ロマンチックなピアノ前奏のあと第1ワルツが、マティアス君のソプラノソロスキャットでした。同じ旋律を2部でPPから始まったのは鳥肌もの。ソプラノオブリガートはダーフィット君。スキャットの前にすっとテンポが落ちてワルツのリズムに彩を与えます。

トリッチトラッチポルカは先生が譜面の裏に書いたメッセージを全員に見せてから始まりました。
途中に手を打つぽんっていう音が効果的でした。

後半テンポアップしていたようないないような。 


この勢いで後半に続く。




 

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