スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Tewkesbury Abbey Schola Cantorum Mozart を聴きました

Coronation Mass in C & Vesperae Solennes De Confes

今年イチオシのCDです。

お、ついに国内でも取り扱いがはじまりましたね。

オール男子によるモーツアルトに、よ、待っていました。
英国聖歌隊に限らずモーツアルトミサ曲ソリストが全員男声っていうのは そんなにCDリリースがないように思います。
あ、もしコレはおすすめというのがありましたらご教授ください。

収録曲は

戴冠ミサ曲
アヴェ・ヴェルム・コルプス
聴もん僧のおごそかな夕べの祈り

合唱はBenjamin Nicholas 先生率いるTewkesbury Abbey Schola Cantorum。
ソプラノ18名のトレブル、アルト5名、テナー5、バス5名の構成。
オケはCharivari Agréableという古楽グループでヴァイオリン5、ヴィオラ1、チェロ1、ベース2に管楽器の編成です。
つい最近はニューカレッジのモンテヴェルディに登場したそうで(まだ聴いていない)す。

ソロは ソプラノLaurence Kilsby, アルトJeremy Kenyon, テナーChristopher Watson, バスChristopher Borrett。
クレジットだけなので、おそらくSchola Cantorumの団員さんでしょうか?

オール男子+古楽スタイルによるモーツアルトは久しぶりっていうか珍しいのでは・・と散々聴いた後に気づきました。
DELPHAINというエジンバラのレーベル、ブリリアントな音色と奥行きのあるサウンドが秀逸です。
2011年7月オックスフォードにあるMerton collegeの教会で録音。


合唱の構成は子どもソプラノ、兄さんたちアルト・テナー・バスという英国伝統のスタイル。
ソロは別としても合唱の18人のソプラノは子ども子どもしていますが、まとまりがよいです。
教会のなかで式典の音楽として聴くにふさわしい雰囲気があります。(英国教会の式典でモーツアルトのミサ曲が演奏されるのかはわかりませんが)

なんといってもソプラノソロを務めるLaurence Kilsby少年の歌が素晴らしい。
完璧です。
声は、華やかでつややか、豊かな響きを有し、テクニックも声量も十分、オトナたちと互角です。
これまたすごいトレブルが登場しました。
ボーイソプラノの不安定感とか線の細さは一切皆無。

ミレニアムにさっそうと登場したハリー君、その後アンドリュー・スウェイト、英国の至宝トレブル系譜につながる声です。
2009年BBCコンテストの優勝者なので、ローレンス少年の登場はミレニアム最初の10年を締めくくり、あらたな10年の始まりという節目にふさわしい、あでやかな美しいトレブルです。

戴冠ミサ
大人数のモダンオケ+大人数の合唱による演奏と違って 明るく、瑞々しく生き生きとしたミサ曲です。
実はアルトソロを務めるJeremy Kenyonさんがかっこいいです。ボーイアルトだとソロアンサンブルに埋もれてしまうのに、目立ちすぎず内声部を作り上げています。
2010年代古楽スタイルのモーツアルトとしてはお見本のような演奏。



アヴェ・ヴェルム・コルプス
はっとするようなアーティキュレーションに何度も繰り返して聴いてしまいました。
この曲を聴くと、映画I am Davidのワンシーンが浮かびます・・・分かる人いないだろうなぁ。

個人的には映画の中で最もコアなシーンでこの歌が登場します。詳細ははぶきますが、登場する片田舎の教会のおじさま・おばさまの聖歌隊にしては、ウマイ合唱だなぁとエンドロールで確認したらウェストミンスター大聖堂の音源でした。(万が一気になる方はyou tubeでI am David 8で検索してみてください・・いらない情報)


聴もん僧のおごそかな夕べの祈り
全曲を聴いたのは、2006のモーツアルトお誕生日お祝いコンサート@シュテファンドーム、50周年記念レコード、いずれもウィーン少の演奏です。厳密に言えば2006はソリストに女声、50周年のレコード(1970年代)はソリストに団員さん起用しているのですけど・・。
男性的で力強い曲なんですね。

DixitDominumはパワフル、Confiteborの奔放さにわくわくします。カノン風の旋律の展開はものすごくしびれる・・あ、ソプラノ頑張れ。Laurence Kilsby少年の声はその昔プラチナ時代のウィーン少ソリストの様でもあり、聴いていて懐かしい。こういうボーイソプラノをずっと聞きたかったです。
Laurence Kilsby少年は、自分のソロがないときはソプラノ合唱に参加しています。えらい子だ。
彼が合唱に入ることでソプラノパートがぐっとしまり、Laudate pueriは重厚なサウンドになります。

Ludate Dominumのソロは切ないくらいに美しいし、バックの合唱もしなやかです。
アレッド・ジョーンズのソロを思い出させます。(あれはバックの合唱がよろしくないのだけど)
339のLudate Dominumは単独で演奏される機会も多いのですけど、やっぱりパンチの利いたLaudate pueriの後に聴くのがいいですね。

終曲のmagnificatは打楽器・金管楽器も入って荘厳な感じです。Tutti,soli,tutti soliの対比も鮮やかです。


聴き終わって残るのは陶酔感。(書いていることがもうおかしい)




コメント

ご無沙汰です

すっかりご無沙汰申し訳ありません。。。。このところ、ロックに没頭しすぎて大人のおにーさんの歌や演奏ばかり聴いているものですから、ボーイズ関係はすっかり聴かなくなってしまったのですが、、古楽のモーツアルトですか。。うう、久々に聴きたくなりましたよっ。





コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<09 | 2017/10 | 11>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。