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Twice were Angels を聴きました。

Twice Were Angels: Tradition of Boy Trebles 2
Twice Were Angels: Tradition of Boy Trebles 2



こちらのアルバムはグリフィンレーベルからのリリースですが、原盤はアルファ&アビーというレコード会社のアナログ音源。
パート2的なタイトルですが、クリスマスアルバムをはさんでいるので実質的には第3弾です。

ソプラノの音域で歌えるわずかな期間にその素質を開花させた少年たち。
英国聖歌隊=白い声といわれる(→この形容がいまだによくわからないのです、ワタシ。)歌声は、実はヴァラエティーに富んでいて個性的と感じます。優秀な指導者と音楽教育の賜物それに加え、知悉したプロデューサー兼エンジニアさんによってアーカイブスとして残そうとしている。
英国って凄い国だなと思います。

1 Morning has broken (trad gaelic, words Farjean) Mark Robson
2. The Trout (Schubert) David Pickering
3. Shepherd, Shepherd, Leave Decoying (Purcell) Andrew Brough & Christopher Smith
4. On Wings of song (Mendelssohn) Daniel Ludford-Thomas
5. Angels ever bright & fair (Handel: Theodora) Jeremy Bowyer
Dara Carroll
6. Will ye no come back again? (trad)
7. Faery Song (Boughton: Immortal Hour)
8. Lullaby (Brahms)
9. Road to the Isles (trad.)
Michael Criswell
10. There is a Green Hill Far Away (Horsley, Alexander)
11. Quem Pastores Laudavere (anon C14, Rutter)
Andrew Wicks
12. Buckingham Palace
13. Halfway Down the Stairs
14. Polite
15. Lines & Squares
16. Vespers
17. No John, No
18. Blow away
Daniel Norman and Justyn Christer
19. I waited for the Lord (Mendelssohn)
Daniel Norman and Christopher Betts
20. O Lovely Peace (Handel: Judas Maccabeus)
Daniel Norman
21. Bist du bei mir (J S Bach: Anna Magdalena)
22. Pie Jesu (Durufle Requiem)
Paul Dutton
23. The Holy Boy (Ireland) (words H.Brown)
24. The Holy City (Adams)
25. Bless this house (Brahe)
26. Hey, Ho, the Wind & the Rain (Quilter)
Robin Blaze
27. The Call (Vaughan Williams: 5 Mystical Songs)
28. Abide with me ("Eventide") (Monk, words: Lyte)


淡々とした声で歌われるMorning has broken。きびきびとしたトレブルパートのユニゾンは、可憐です。
シューベルトの鱒in English、英国聖歌隊ソリストのドイツリートは珍しい。英語の歌詞のせいかさっぱりしています。
Shepherd, Shepherd, Leave Decoyingはトレブルデュエット、往年のウィーン少のソリストっぽい声です。
のびやかな透明感のあるソロとオルガンのコラボが美しい歌の翼に。
安定感抜群の Angels ever bright & fair。うわ~ウマイ。

1970年代初頭のNew collegeのヘッドコリスターだったダラ・キャロルのしっとりとした民謡。
トレブルのうちにソロアルバム2枚リリースしているつわもの。
ブラームスの子守唄、今まで聴いた中で最もキーが高く、ついでに英語。若干しんどそうに聴こえなくもないのですが、彼の歌の世界はしっかりとして面白いなぁと。
Road to the Islesで跳躍しまくる旋律とユニークなリズムの歌も軽々とこなしています。

ダラ・キャロルの4年後にNew collegeのヘッドコリスターとなった マイケル・クリスウェル。
アルバムに収録されているThere is a Green Hill Far Away、いい曲だな~とyou tubeを検索していたら、リベラのバージョンを発見しました。
http://www.youtube.com/watch?v=hgcypzhIIjA
うわ、マイケルとトムちびっこ時代のソロが聴けます。

未発表曲収録していますとわざわざ断りがあるうえに、ライナーノーツの記載が最も多いAndrew Wicksの歌。
A.A.Milneの詩集「クリストファー・ロビンの歌」にH.Fraser-Simsonが作曲した作品が5曲。
クリストファー・ロビンっていうとプーさんですか、程度の知識なので、調べてみましたら、詩のほうはこちらに掲載されておりました。ここ

歌詞の意味がわからず聴いていてもピアノの伴奏に乗せた旋律に おお、いい歌だなと思ったのですけど、歌詞を眺めながら聴くと、非常に丁寧に歌われているし、曲によって歌い方が変わるAndrew Wicksの歌にフォーリンラブってしまいました。
音楽よし、アンドリューよし、うわ、幸せ。

Vesperの愛らしさ、Halfdown the stairsはいい曲だなとyou tubeで検索したら、マペットかえる君がまさに階段の真ん中で歌っていました。



マペットかえる君の歌もしみじみとした味わいがあっていいのですけど、英国伝統のトレブル、飾り気のないまさしくピュアなボーイソプラノと細やかな表現力で歌われるアンドリューの歌は絶品です。
民謡2曲も魅力満載。
なんつううまさ・・・CD化されていない岩の上の羊飼いbyシューベルトの録音聴いてみたいっす。

クリストファー・ロビンの歌、すごく気に入ってしまいました。
1920年代の作品らしいのですが、優しい音楽と旋律にほっこり。

英国を代表する作者と英国を代表するトレブルソロのコラボ。
トレブルソロの音源はほかにあるのでしょうか?

メンデルスゾーン 交響曲第2番讃歌の第5曲目、これを聴いたエライ方がラファエルの描く天使の如くと称賛した(らしい)名曲I waited for the lord.
最近ではヒビキ君とシンタロウ君のデュエットが印象に残りますが、あれは合唱つきじゃないのが惜しい。
殿堂入りの演奏はウェストミンスター大聖堂のマーク&イーモンコンビです。
この曲が収録されているCがD好きすぎて3枚買いました。(保存用、聴くため、布教用)
こちらの演奏ソリストよし、合唱仕方なし、ショートカットバージョンにバツ。
Daniel Norman と Christopher Bettsコンビで O Lovely Peace、これは本当にラヴリー。
下のパートを歌うChristopher Bettsが巧い。
英国聖歌隊のソリストにしてはかなり力強い声の持ち主と感じるDaniel Normanの Bist du bei mir。
堂々とした歌いっぷりのレクイエム。

可憐ではかなげないかにもボーイソプラノのダットン父の歌。
とろとろと甘い声ですね。
かわいらしい声なのに自在な表現・・・ビジュアルと声のイメージが合わんです。

ラストは現在カウンターテノールとして活躍中のロビン・ブレイズの歌。
硬質な澄んだ歌声でこれまたすごい。

このアルバムに音源を提供(?)しているアルファレコード会社のハリー・バディさんは1960年代から80年代までの間に英国聖歌隊やソリスト君たちのレコーディングを専門的に行ったいわゆる英国聖歌隊レコーディング業界の大御所だそうです。
ハリー・バディさんの確かな耳と技術で録音された歌はアナログからデジタルの変遷を経ても、クオリティーはそのまま。
もちろん歌っている少年たちのスキルの高さは折り紙つきですけど、実はボーイソプラノ音源の生命線はレコーディング方法やサウンド作りにありなのです。
バディさんのアルファ・トーンと称されるサウンドはデジタル化されても安心して音楽に集中できます。
このこだわりこそが英国だわ。

そしてボーイソプラノの歌を愛する伝統と土壌があるからこそ英国にリベラというグループが生まれるのも当然かぁと思い当りました。



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