スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Christmas in Vienna

ようやく今年初のクリスマスアルバムを聴きました。

Christmas in Vienna


ウィーン少、アナログの時代から実に数多くのクリスマスシーズンのための音源をリリースしております。
実は民謡・シュトラウス作品もそうなんですけど、それらと比較するまでもなく必然的に曲目がかぶりまくるこのジャンル、踏み込めばアナログの海で遭難するのは目に見えています。
危険な香りがぷんぷん。

町中にでればいやがおうでも耳に飛び込んでくるクリスマスミュージックにうへえ状態なので今のところCDで十分。
しかあし。
このアルバムを看過していた(去年手に入れ未聴コーナーにいれっぱなし)ことに激しく後悔。
合唱のクオリティーが素晴らしく、サウンドが秀逸、アルバムコンセプトも文句なし。
ついでに91年発売のCDが未だに売れ残っているのが不思議なくらいです。しょぼん。


さてこちらのアルバムは1990年3月ホーフブルクカペレでの録音、1991年フィリップスからのリリース。
発売された地域によりジャケットが異なります。USA版は、素朴なタッチの絵画、ドイツ版ではクリスマスツリーの前に8名の団員さんのシックな写真、国内盤タイトルは「きよしこの夜、もみの木~ウィーンのクリスマス」ドイツプレスのジャケットに余白多めのクリスマスっぽい加工をしています。
ライナーノーツは同じではないかと思います。

収録曲は

01. Gegrüßet seist du, Maria ようこそマリアさま
02. Als Maria übers Gebirge ging (Magnificat) .山の上のマリア
03. Maria durch ein Dornwald ging 茨の森のマリア
04. Hirtenterzett (Tuet eilends erwachen) 急ぎ目覚めなさい
05. Kommet, ihr Hirten 来たれ、羊飼いたち
06. Gehts, Buama, steht's gschwind auf さあみんな、早く馬小屋へ
07. Süßer die Glocken nie klingen 快い鐘の音が
08. O Tannenbaum もみの木
09. Still, still, still 静かに、御子がお休み
10. O du fröhliche いざ歌え、いざ祝え
11. Stille Nacht, heilige Nacht きよしこの夜
12. Es wird scho glei dumpa 夕やみせまりて
13. Ihr Kinderlein kommet 御子が現れた給うた
14. Auf, auf, ihr Hirten .牧人まどろみ
15. Es hat sich halt eröffnet 天国の門開き
16. O Jubel, o Freud .至福の時を讃えん
17. Ein Kind geboren gar wunderschön 美しい御子がお生まれになった
18. Wiagngsangl 御子の子守歌
19. Heißa, Buama さあ早く、牧童たち
20. Es ist ein Ros' entsprungen .バラの花がほころんだエサイの根より
21. Heiligste Nacht  .聖なる夜


おおまかにいえばオーストリア各地方の伝統的なクリスマスキャロル集。
♪じょーいとぅーざわぁ~とか♪じんぐぅべぇ、じんぐぅべぇ・・といったあっかるーいワールドワイドなtuneは収録されておりません。

素朴な器楽伴奏にのせた合唱、アカペラと楽しいです。
タイマー先生やフロシャウワー先生、ハラー先生が数曲アレンジを担当されております。

ホーフブルクカペレでの録音とあり、ほどよい残響で声の美しさをひきたてられています。フィリップさんでかした!!平板なスタジオやホールでのレコーディングサウンドとは別物です。

ハラー先生指導のもと、大人びた歌声と落ち着きのあるコーラスワークは見事だし。なによりも声の美しさが際立っています。
短いながらも登場するソロやソロアンサンブルは安定していて、のびやかです。

茨の森のマリアはメゾ~アルトのソロでしみじみとした雰囲気。ミサのテクスト「キリエ・エレイゾン」の冒頭の音にとても強いアクセントがあって、茨のトゲのよう。
のんびりとした曲調の合間に登場するソロが楽しいGehts, Buama, steht's gschwind auf 登場する3人(推定)の声はそれぞれ個性があるのですけど、ウィーン独特の発声です。
O Tannenbaum ―Still, still, stillではワタシの好きなソプラノ。
92年組のP.マティアス少年の声が聞こえる気がする~。
Still, still, stillの中間部のソロアンサンブルはシンプルに美しいです。

O du fröhlicheのソプラノのゆらぎある声となめらかなフレージングは、ため息がでました。
ハープの伴奏Stille Nacht, heilige Nacht、ソプラノとアルトソロが登場。
大人びた二人の声にはどの年代にもない艶があります。ほんわかした合唱とゆるゆるとたっぷり3番歌詞まで続きます。
Es hat sich halt eröffnetのきびきびしたソプラノは躍動感たっぷり。
このアルバム唯一のソロアンサンブル曲、Wiagngsangl 一番のお気に入りです。
ソプラノソロのろうたけた声はまさにウィーン少。
理想の歌声なんですよ。
Es ist ein Ros' entsprungenはボーイズのみの4声で透明感のあるハーモニーです。さすが!

繰り返し聴いていると合唱の雰囲気から2コアくらいがレコーディングに参加してそうな印象です。
89-90年シーズンといえばマックス様+来日したブルックナーコアばかりに気を取られてしまいますが、そうじてハイレベルな時代だったんですね~。

オーストリア各地に残るクリスマスキャロル、キリストの降誕を祝う素朴ながら味わい深い旋律が指導者と彼らの芸術的な歌とハーモニーで珠玉の作品となっております。

ぜひお手元に一枚!




コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<07 | 2017/08 | 09>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。