スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドラケンスバーク少年合唱団 Queen of the niight を聴きました。

久しぶりに聴いちゃいました。
Queen of the night and the solos from the Drakensberg boys choir

Drakensberg album


1. Queen of the night(W.A.Mozart)
2. Ave Maria (Bach/Gounod)
3. Hear my Prayer /O For The Wings Of A Dove (F.Mendelssohn)
4. Pie Jesu (Faure)
5. How beautiful are Thy Feet from Messisha
6. Poor Wandering One from Pirates of Penzance(Gilbert andSullivan)
7. He shall Feed His Flock from from Messisha(Handel)
8. Rejoice Greatly from Messisha (Handel)
9. Ich Folge Dir from from St.Johan Passion(Bach)
10. Agnus Dei from Coronation mass(Mozart)
11. Hina Plenti - Welsh trad.(arr.C.Ashley-Botha)


ドラケンスバーグ 1992年8月録音のアルバムです。
いやぁ、まあ、すごい・・ですね。
ジャケット写真の、可愛らしいこの子らがオトナ顔負け、いやある意味オトナ以上のパワーで強烈に闊達に歌っています。
この年ポーランドで行われたInternational Boys Choir Festivalに参加し、ソリスト君たちのレベルの高さに世界各国の有名合唱指揮者の度肝を抜いたらしく、これは彼らの歌声を記念に残さないといけない、ということでCDを製作したそうです。(natalさん、あってますか?)

アルバムタイトルとなっている冒頭のモーツアルト「魔笛」に登場する夜の女王のアリア。
ボーイソプラノの最高到達点的に達したごく限られた少年の余技みたいなウルトラ難易度の高い曲です。
オトナ女性の女王様であってもホールで聞くと「たのむ、うまく行ってくれい」状態で聴くほうはある意味スリリングな曲。それだけに技巧に気をとられがちで、おおう、すっごおい、そうきましたかぁ・・状態で、最高音が難なくクリアされると、ああよかった、女王様、と聴いちゃっています。
ただ、女王様超お怒りだというところまで表現しきったボーイソプラノ版ってClint Van Der Linde君ぐらいだと、思います。しかもテンポ早し。

最近読んだ本にはモーツアルト存命中、このアリアをかるがると歌いこなせるセミプロ女子がいたという記述を読みましたけど・・。

さてこちらのアルバム、選曲はボーイソプラノのソロアルバム定番曲オンパレード。
食傷気味のグノーのアヴェマリア、ボーイソプラノの淡雪のような声とバッハのピアノの
軽やかなハーモニーではありません。Clint Van Der Linde君の瑞々しい生命力としなやかさをもった歌は別物です。
Hear my prayerはフルバージョン。
3人のソリスト君の名前がクレジットされて、ソリスト君たちが交替で登場。冒頭ソリストのソリスト君の力強い説得ある歌には胸に迫るものがあります。曲が大きく展開するレスタティーボ風で交替、メロディアスなWings of Doeveでまた交替かなと思います。
Wings of Dove担当の透明感のある声は誰かなぁ。
展開する合唱のハーモニーもきらきらしていてまぶしい。ただ、テンポが駆け足傾向なのは残念。

硬質な声、Johann Jubert君のソロHow beautiful are Thy Feet from。英国聖歌隊ソリストのような声にドキドキです。

Jacques Imbrailo君とClint Van Der Linde君の白熱したボーイソプラノ合戦のPoor Wandering Oneはこのアルバムで一番楽しいです。とてもボーイソプラノのデュエットとは思えないですよ。



Jacques Imbrailo君はこのアルバムの1年後に夜の女王を歌っている動画を発見。この動画
往年のウィーン少ソリストっぽい声でいいわぁ~。
同時期にすごいソリスト君たちが在籍していたんですねえ。

He shall Feed His Flock fromの冒頭ソロを歌っているのはPieter Engelbrecht君。
声域的にはメゾかアルトかな。堂々とした歌いっぷり。途中からClint Van Der Linde君にソロが代わります。
4-5年前にドラケンスバーク合唱団のホームページで勇気を振り絞ってCDを注文したのに、待てど暮らせど届かない。あの、ワタシの注文どうなっておりますかと問い合わせのメールに、丁寧に応対してくださったのがPieter Engelbrechtさんでした。届いた郵便物には南アフリカのカラフルな切手が貼ってあり、(しかもCD一枚ずつ届いた)えらく興奮しました。昨年CDをお願いした時の担当は替わっておられ、「もしや、あなたはソリストだったピーターさんですか、CD聴きましたよ。ところで、いまも歌っておられますか?」と聞く勇気がなかったのを悔やんでおります。

フォーレのピエ・イエズス、ヘンデルRejoice Greatly、バッハのアリアこちら、モーツアルトの戴冠ミサ曲、Clint Van Der Linde君の爽やかな声質のソロを堪能、Clint Van Der Linde君のソロと4人のソリストの柔らかいアンサンブルがい印象的なラストのウェールズ民謡のスオ・ガンまでノンストップ、グルービーかつソウルフルです。
でもパワーとテクニックだけでGoGoというだけじゃないんです。
丁寧ながら熱くパワフルな歌に、聴くものを惹きつける何かが存在します。
何だろうな、と今週考えていました。

Clint Van Der Linde君の磨きあげられた超絶技巧の歌からは、何かを伝えたい、何かを表現したいという意志、そして歌う事が楽しくて仕方ないといった素朴な少年らしい心意気がガンガン伝わってくるのです。
(1週間考えた割にはしょぼいなぁ)
合唱やソリストのバックの管弦楽がおそらくシンセサイザーだということもあまり気にならず、あ~、いいアルバムだなぁと思います。

お買い求めは合唱団のWebshopで。
クレジットカード決済でした。

実はこちらのアルバムを引っ張り出したのは、↓です。
12月24日サントリーホール

アーノンクルのコンサート会場入り口でうっかりもらってしまったコンサートのフライヤーのなかに発見してしまいました。
毎年恒例、12月24日サントリーホールでのバッハコレギウム・ジャパンのメサイア。
今年は現在カウンターテノールとして活躍しているClint Van Der LindeさんとバスソロはCristian Immlerさんが登場です。



コメント

Clint氏

素晴らしいCD感想を有難うございました。
クリント氏・・・コンサートに来日されるようですね。
昨年はじめだったかヨーロッパで鈴木雅明氏との仕事をされて
「もしかしたら日本に行ってコンサートに参加するかも?」というご連絡頂いていました。
都合がつけば是非とも行きたいですなぁ~。

ところで、Drakiesのコンサート関連(CDなど)スタッフPieter Engelbrecht氏は、残念ながら元団員君とは違う方です。
2005年の「愛知博」にもバニー(指揮者)と共に来日して、団員たちに厳しく目を光らせておりました(笑)。
今は、合唱団は辞められて(引く抜き?)ヨハネスブルグで、やはりコンサートマネージメント関連の仕事をされています。

Drakiesは何度かの黄金期があったように思います。私は何人かのデュエットで「Poor Wandering One」を生で何度か聴いていますが、その都度新鮮な驚きのある歌です。同じ歌でも(同じ指揮者でも)常に同じじゃない・・・クラシックなのに、時々演歌のようなコブシを感じたり、いつも面白い(飽きない)です。
実力や魅力満載なのですが、どこかマイナーなDrakiesを取り上げてくださって有難うございます。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<04 | 2017/05 | 06>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。