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Palestrina -Missa Aeterna Christi Munera-を聴きました

連日厳しい暑さが続いていますね。

暑中お見舞い申し上げます。

古い記事を丁寧に読んで下さったり、拍手やこっそりコメントを下さる方がおられて、とても嬉しいです。
ありがとうございます。

あまたある英国聖歌隊のなかで一番お気に入りの聖歌隊はWestminster Cathedral Choir。
気づくとO’Donnell先生時代の録音は網羅しておりました。
好き過ぎて同じCDを2枚買っていたことも・・・いいえ、単に間違えてなんですけどね。
一年を通しその歌を聴きますが、とりわけ今年のように暑い季節は彼らの歌声が恋しくなります。

今週聴いていたのはこちら

Missa Aeterna Christi Munera / Motets
Anonymous
B000002ZPG


1991年2月12-15日にかけてウェストミンスター大聖堂内でのレコーディングとあります。
hyperionの特徴かはわかりませんが、残響が豊かで教会の中で聴いているようです。

Aterna Christi munera
冒頭のトレブルソロ、ダブルコアのトレブルのユニゾンで、一気に脳内温度が下がります。
バスのユニゾン、トレブルユニゾン、応唱風に旋律をつないで行きます。

そして

Missa Aeterna chrisi munera
がはじまります。
Kirieの始まり方が超カッコイイ。
トレブルソロとアルト、バスのソロアンサンブルを牽引するトレブル君の声がいかにも、この時代のウェストミンスター大聖堂のトレブルといった風格でうっとりですわ。
KyrieとGloriaのみですが・・


Gloria,Credo, Sanctus and Benedictus, Agnus Dei I,Ⅱと続きます。
そのなかでクールに流麗なハーモニーが展開していきます。
旋律がとても美しく4声と思えないほどのふくよかな厚みのあるサウンド、パレストリーナっていいなぁ。

ダブルコアで歌っているのかわからないのですけど、イヤフォンの右と左から重なるようにそれそれのパートが聴こえてきます。そしてそれが教会の中で煌くように響いていて、清涼感すら感じます。
兄さんたちが張り切りすぎかなぁと思う箇所がないわけじゃないのですけど、思わず拝みたくなるようなトレブルパートは神々しいです。カウンターテノールの兄さんたちの声が艶かしくてちょっとどきどき。
Benedictusの3人のソロアンサンブルは可憐です。穏やかなAgnus Dei,たゆたうようなメロディーラインのあとに登場するDona nobis paccemのコーラスは秘めやか。

Sict cervus desiderat
しっとりとした和声が続いていきます。
聴いているとなんだか切なくなってきます。
なんでだろうと思いライナーノーツを見てみると各パラグラフの言葉が「神様」と叫ぶような言葉で締めくくられています。
詩篇42の2,3,4節が歌われているとのこと。
邦題「泉の水を求める鹿のように」の邦訳を求めてネットを徘徊してたら、この詩篇42はとても有名で美しい詩とありました。
そうなんだ。
ようつべに非常に美しい動画がアップされていました。



以下3曲はモテットです。

Super Flumina Babylonis
詩篇137の1,2節とのこと、トレブルパートの歌う冒頭に登場するBabylonisの旋律のとろけるような美しさ。
こちらの曲オール成人チームの動画をみましたけど、同じ曲でも演奏団体によって全然雰囲気変わるんですね。
成人チームだと現代曲に聴こえちゃうのはまだまだ修行がたりないからかなぁ?

Vidi Turbam magnam
前の2曲と雰囲気が変わって、華やかです。
ライナーノーツには6声とありました。

パレストリーナの曲は みいんな同じに聴こえると思っていたワタシには目から鱗、それぞれの歌詞で曲調が違うんですね(あたりまえか)

Quae est ista
ソプラノが二つに分かれて、アルト、テノール、バスというスタイル。
トレブルパートの細かい音型がきらきらと輝いています。高音域の伸びやかさにノックアウトされまくりです。トレブルパートの厚みありながらも透き通るような声を聴いていると、その神々しさに、暇さえあればプレステなんかにしがみつき、夢中でサッカーボールを追いかけているようなあの10代のボーイズ、が本当に歌っているんじゃろうか、などと思ってしまうのです。

Duo ubera tua
こちらもトレブルパートが二つにわかれます。完璧なユニゾン・・そしてどの音域でもまったくぶれずに、まるでコピー&ペーストしたような感じ。
兄さんたちのふくよかな低音になんていうのか艶かしさが。

Nigra sum,sed Formosa
低音に厚みがあるなぁ・・SATTBの5部のせいか力強く男性的だわ。
Surge, anica mea
躍動感があるハーモニー。
とても明るい雰囲気です。

以上4曲のモテットは雅歌からのセレクション、どれも優美で洗練された雰囲気です。


Magnificat Primi Toni
トレブルソロに導かれるようにして、パレストリーナの複雑な絢爛豪華な和声が展開。
まっておりましたぞ。
ライナーノーツによるとダブルコア、確かにイヤフォンを通して聞くときちんと左右で4部合唱隊がおりまする。
2月の教会内でこれがぐわんぐわん響いていたのかと思っただけでその極彩色のハーモニーにくらくらします。

パレストリーナとウェストミンスター大聖堂聖歌隊、いいなぁ~。


こちらのアルバムですが、調べてみたらアマゾンでのマーケットプレイスでは危うく目の玉が飛び出るような衝撃プライスとなっています。
廃盤なのかしら?
とはいっても、都内大手CDショップの店頭でよく見かけるのと、実はiTuneで購入できます。
iTuneで全部DLしてもトータル1500円でしたよ。

あれま、どよ~んとした熱帯夜にこれまた暑苦しい文章を書いてしまいましたです、すみません。




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