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ウィーン少 5月4日 Bプロ@サントリーホール 前半の巻

Bプロ聴いてまいりました。

2日のAプロを聴いたあとに、今日の公演を押さえました。
当初は仕事が入るかもとチケットをとらなかったのですが、
Bプロだったので・・・つい(照)

1階席は完売、席はステージから少し遠い2階席。
会場に到着して、席につくと
なななんと、会場は7-8割の入り、ステージから遠い2階席ががらがら。
まるまる空席です。
あわわ。
どうしちゃったのよと、驚いたです。
そういえば、今年はおめかししたちびっこを連れファミリーの姿がめっきり減ってしまいました。コンサートホールに足を踏み入れ、どきどきわくわくしたちびっこの明るい表情はウィーン少のコンサート会場での楽しみなのひとつなのにな。
あ、でもそのくせ席が近くだとこっちがどきどきひやひや・・祈る気持ちになりますけど。

開演時間を10分くらい過ぎたあたりで、客席の照明がゆっくりと落ちて、それぞれの入り口が静かに閉じられました。客席の様子を眺める事ができるのも2階席の楽しみです。
明るくなった舞台に客席も注目し、ざわめきが少しずつ遠のいていきます。
コンサートで一番好きな瞬間。

まもなく舞台両袖の扉が開くと、コダーイのアヴェマリアのコーラスが聴こえてきました。
アルトパートが客席から向かって右扉から2列にならび歌いながら入場です。
少し胸声が混じった少年らしいアルトヴォイスが舞台上の透明な反響版に真っ直ぐに向かって行きます。
そして漂うようにホールに広がっていきます。
つづいて反対側の扉を開けて袖で待機しているソプラノパートの姿が見え、歌声が聴こえて来ました。
舞台裏の歌声って、また風情がありますね。
ふわっと立ちのぼるような歌声にぞわぞわしました。
ゆっくりと歌いながら舞台に現れて・・・とそんな始まりのBプロでした。
Sancta mariaの鮮やかで力強いハーモニー、今日も快調です。
舞台に全員整列したみなさん元気そう、ってあれ、アルト前列が一人足らないぞ。
なんとケイシ君が今日は欠場・・・ありゃあ。

クープラン 歓呼せん、喜び歌わん 
爽やかなハーモニーがサントリーホールの隅々に拡散していきましたよ。
元気はつらつ、歯切れがいいですね。
先生途中でピアノに付点のリズムを入れて旋律を弾いていました。
ソプラノのパワフルで明るく開放的なサウンド、絶好調。

ビットーリア Una hora
あら、このコア、聴いているとアカペラの曲なんかでの歌いだし部分が微妙にそろわないことがありますね。
ほんのすこしズレが生じています。
まあ、ホールでアカペラのPやppの歌い出だしを「ぽん」と決めるのはオトナでも難しいんだろうけど、ばっちり決まると半端ないくらいカッコイイのですよ今年のコア。
曲が動き出すと闊達で見事な歌いっぷり。
粘っこく歌っていたと思います。
悲哀に満ちた静かな冒頭と 迫力のある中間部の対比がくっきり。
先生の指示によってところどころアーティキュレーションがつけられて、ドラマチックな仕上がりになっていました。途中のソロアンサンブルはなくボリュームを落として全員参加でした。
全体的に透きとおるような美しさでした。

パレストリーナ 第4旋法のマニフィカート 
ヴィットーリアやパレストリーナというと本来なら成人男声が入っての4声ですよね?
基本、ボーイズはソプラノとアルトだけでいいはずですよね?
英国聖歌隊などではアルトをカウンターテナーの兄さんたちが担当する団体だってありますよね?
あえてボーイズのみの4声でチャレンジ。
姿勢を正して聴かせていただきまする。
華やかで輝かしく、荘厳で堅牢なパレストリーナの和声をボーイズのみの4声でどう聴くかというのは 聴き手の好みの問題かもしれません。
真摯なハーモニーでした。
男声の低音でないぶん、ハーモニーが軽くなるかと思いきや、無差別級のアルト2の存在で 思いのほかがっちりしていました。こちらは出だしがびしっときまってぞわぞわ。
ソプラノ1や2の爽やかな響きがとても良かったです。
各パート7-6-6-5(推定)この構成でよくやるなぁと思いました。
しっかり2階席に届く声量、どこからでているんだ?

個人的にはBプロの目玉中の目玉です。
ホールに豊かに響く曲を聴いていると教会にいる雰囲気でした。

ビバルディグローリアより
グローリアの前奏聴く度にワクワクします。
最近、アーノンクール御大+CMV+アルノルト・シェーンベルク合唱団の黄金トリオのCDを聴いたばかりなのです。オール成人チームもいいけど、やっぱりボーイズの声のほうがいいです。
とはいえ、なかなかボーイズだけで聴く事ができる機会の少ない曲なので大喜び。
ソプラノパートのユニゾンがからりと明るくイタリアンヴァイオリンのような音色のようでした。
ソプラノパートに花をもたせているのか、アルトが抑え目ながらもきっちりと整っていました。

メンデルスゾーン ひばりの歌
あらあらソプラノ高音がぴよっとなっちゃった。
ま ひばりだからいいか。
2部から4部に展開するところは見事ですね。
プログラムによると対位法が入り組んでいるらしいこちらの曲、声質が同じボーイズだけで歌うと、ひばりが何羽もくるくると空を飛び交うような軽やかさがありました。

シューマン 格言 三つの歌より
全員からユニゾンで歌う冒頭から、これも4部にわかれていました。(多分)
ピアノがシューマンらしくとてもロマンチックなのに、合唱はさばさばとしていてストレートでしたよ。
ゆったり・まったり系の曲がもしかして苦手?

コダーイ 山の夜
アカペラスキャットではじまる、pp、pでぞくぞくしました。
各パートの音がゆっくりと重なっていくのですけど、聴いていて田舎で、夜闇の静けさの中にいるような気分になりました。
自分自身も暗闇の中に沈みこんでしまったのではないかとふと心細くなり、ようやく自販機や街頭の明かりをみつけてほっとするあの瞬間を思い出してしまいますね~。
いろんな和音が時間をずらしながら重なり、そして消えていきました。
そしてラストはソプラノ前列のサン・ヴェン君とエチエンヌ君の声だけがのこり、ふっとホールに吸収されていきました。

ライター アトリとカエル
オーストリアの現代作曲家の作品だそうです。口笛あり、カエルの鳴声あり。
いろんなもが盛り込まれていて面白いのですけど、せわしないなぁ。
何度か聴いたらもう少し楽しめますね。

クーレ 亡き人への想い
コーラスはフランス映画、本歌はフランス語なんですかね。
断片のようにあらわれるメロディーラインを歌うソプラノ前列のユニゾンが迫力ありましたよ。


ビゼー 兵隊さんと一緒に カルメンから
サントリーホールの神様も大喜び・・・カルメンのオペラ舞台はこのホールでは無理な演目だものね。
ついでにワタシはノスタルジー。
その昔、まさしくソプラノが登場した舞台袖で、仲間たちの演奏するこの曲をきいていたのです。
詳細は後ほど。
迫力のある全員参加のユニゾンは圧巻。
途中のコドモのセリフ風なところもしっかり地声で叫んでいて雰囲気◎。
曲の途中から 床を踏み鳴らして大きいほうのルーカス君、シカゴからきた双子ちゃん、フローリアン君の順に舞台前方に進み出て、歌いながら衛兵の交代の真似っこをします。

まあかわいいこと。

アルト前列トップサイドでお行儀よく並ぶ双子ちゃん、歌いっぷりもいいですよ。
シルクロードでは「シカゴ引っ越してから参加した合唱団の先生が、云々」と言っていましたが、ファンクラブの集いではカナダ出身と紹介されていました。
どっちが本当?
曲が終わると、拍手の中床をダンと踏み鳴らし、敬礼→回れ右で退出するルーカス君、かっこいいですね。
そのあと全員退場で前半はおしまい。



今年のコア、合唱にこだわりぬいた硬派なプログラム構成できましたね。
コーラスワークもさながら各パートのバランスが良い。
プログラムもルネサンスから、ロマン派後期、いっきに現代曲とレパートリーが広くていろんな曲を楽しめます。

前半のプログラムでは、ストレートでパワフルなサウンド、どこまでもがっつりとした構築の合唱にひたすら圧倒されっぱなしです。
どの曲にもすみずみまでぴいんと緊張感が張り巡らされていて、一気呵成にマジメに聴き続けているとどよんとした疲労感が・・・。
そうなると、ほんのちょびっとだけ、ウィーン少ならではの優美さ繊細さ、まろやかさ、が若干恋しくなってしまいましたよ。
ゆったりとしたメロディアスな曲が前半プログラムにないからですね。
箸休めならぬ耳休め的な曲が途中で入るといいんだけどなぁ。


あわわ異様に長くなった上に、文字だらけでスミマセン。
適当に読み飛ばしてくださいね。

後半へ続く。





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