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ウィーン少 5月2日@サントリーホール

世の中ゴールデンウィークなんですね。
空が青く、日差しがきらきらとまぶしい。 
そしてはっとするほど木々の緑が鮮やか。
季節は確実に移ろっているなぁ・・・
午前中の自主出勤の帰り道、靖国神社前をドライブしながらそんなことを思いました。

2日サントリーホール公演を聴いてまいりました。

この日は2階席後方に ブロックごとまるまる空席があって推定9割くらいの入りでした。
あれまぁ。
毎年満員御礼状態だったのに。
ううむ。
とはいえ、連休初日のマチネーとあって会場にどこかしら晴れやかな雰囲気が。
会場にはオーストリア大使とヴィルト先生のお姿もありました。
舞台センターにはベーゼンドルファー。
ベーゼンドルファーのまろやかな音色と彼らのハーモニーはfitしますね。
昨年からこのコンビが鉄板!です。
うん、楽しみだわ。

で。
曲が始まってから気づきました・・・Aプロじゃ。

C.Orff O fortuna from Carmina Burana
今日も元気に舞台に現れたメンバーはソプラノ7+6、アルト6+6の総勢25人が登場。
おなじみのネイビーブルーのファイルをもたずにすたすたと現れて舞台に整列です。
譜面いらないの?
ウィーンでさんざん練習してきたとはいえ、Aプログラム2公演目ですでに暗譜。
こどもって、こどもって・・・・うらやますぃ。
O Fortuna,の力強いサウンドも今日も絶好調。
総勢25名のボーイズ2部合唱とは思えないほどこの日もパワフルですぞ。ピアノも快調。
ついでにソプラノパートが習志野より格段に声量が増えていました。
こどもって、こどもって・・・
前半から中間部のささやくようなp,mp部分でも音は痩せないし、後半のf,ffもがなることなく迫力あるサウンドです。ついでにフレーズ毎に入る足踏みも曲のダイナミクスに合わせて小さかったり、大きかったり微妙な調節をしていたのですね。

ケレム先生のMCはいりました。
先生がんばれーっつ

J.Gallus Regnam mundi
先生のMCの間、団員さんはたちごそごそと隊列を崩して全員1列に並んでいました。
パート別の背の順。
ピアノを中心にびよおんと半円を描く様な並びでした。
そしてホールに古式ゆかしいアカペラ音楽が豊かに響きました。
厚みのあるハーモニーは圧巻。
このコア低音は文句なしですけど、今日も中~高音域が美しい。
たとえばどんな風に並んでも、パートの違うメンバー同士でアンサンブルチームを組んだとしてもしっかりと自分のパートを歌えるようにトレーニングされていて、当たり前だけどそれが身に付いているんですねぇ。
見事だなぁ。
O.Lasso Alleluja,laus et Gloria
短い曲ですけど華やかですね。
ソプラノパートに艶が出てきました。
ツアー後半には伸びやかさが加わるんだろうなぁ。
楽しみだな。

とここで今回はケイシ君(お名前を誤って記載していたことのご指摘をうけました。訂正します。ごめんね、ケイシ君:5月11日追記)のMCが入りました。
昨年シンタロウ君がマイク持って登場し話しはじめたときのように、おお、日本語だ、日本人だ、プログラムがさがさ、ざわざわ・・なんていう客席の反応はなかったです。
しいんとした会場にケイシ君、緊張のあまりかドイツ語化した日本語でMCしていました。
「ケイシ、2日のコンサートではMCしてね~ヨロシクね~」なあんていう指示が突如でたのでしょう。
立派に勤め上げていましたよ。
次の曲でソロを歌うのはボクと誰々君と紹介するのですけど、普段呼びなれている愛称で紹介していました。
かわいいなぁ。

F.MendelssohnVeni Domine
Veni Domineとたっぷり歌われるユニゾンがめっさキレイです。
中間部の8人のソロがまた天国的ですよ。
聴いているほうは天国、歌うほうは地獄とまではいかないにしてもなんつうか難しそうな曲ですねぇ。
全員合唱でメゾ、アルトパートのフレーズの処理が若干荒削りに聞こえたのはおそらくステージに近かったワタシの席のせいかな。
ソロに参加した、ソプラノトップにいるエチエンヌ君は淡々と歌う姿がきりっとしています。
今回ソロが少ないのは残念。
時々聴こえる彼の歌声は涼しやかでいい声なんですよ。
(追記:ひょっこりメモがでてきて、ソロを担当した8名は ルーカスK君、ヨハネス君、エティエンヌ君、、ぼく→ケイシ君、ヤコブ君、フローリアン君、ダフィード君、ルーカス眼鏡君、マティ君だったみたいです・・・あれ9名?!、あてにならないなぁ・・とほほ)

A.Bruckner Ave Maria
エチエンヌ君、ルーカス君、とルーカス君の隣の子(いまだに名前と顔が一致しないのです)3人によるトリオの張りのあるハーモニーが印象に残りました。
バランスがいいです。
アルトソロの子がふくよかで艶のある声でした。
うわあ久しぶりにボーイアルトの美しい声にめぐり合ったと大喜び。
そのくせ、名前がわからん・・(悲)
3人の歌に続く合唱はたっぷりとしていてオルガンのような響きでした。
プログラムにあった7声が気になり、帰宅して譜面をDLして眺めてみると3人のソロ(SSA)+コーラスの(SSAA)になっている箇所があり、あ、だから7声なのねと納得しました。
記憶をたどると、低音部分を削ったりしていたように思います。
ブルックナー特有の豊かなハーモニー、ボーイズのみで歌もいいですねぇ。


そう。
ここでプログラムにない曲がありました。
てっきりシューマンの水の精だと思っていたのですけど、歌詞がドイツ語じゃないし(あてにならない その1)、あまりドイツロマン派の匂いがないし(あてにならない その2)・・・ぼんやり聴いていたので、はげしく勘違い。
アカペラの込み入った合唱曲でした。
曲名教えてくださいー。

F.Schubert Das Doerfchen
シューベルトってば思いつくまま、もしかしてなーんにも考えずに作曲した?
ソプラノパートかなりえぐそう・・・高音部分でうにうした部分で、いくらかつまり気味に聴こえてしまいますけど、後半のユニゾンが爽やかでいいです。
メゾ・アルトがのびのびと歌っていました。

シューマン 水の精
ロベルト・クララ夫妻、マジでスミマセン。謝ります。
ワタシ勘違いしていましたよ。乙女と水の精(男子)の妖しいやり取りの歌、流浪の民を彷彿させるメロディアスでロマンチックなハーモニー、この頃のロベルトはまだセーフでしたね。

L.Bernstein Adonai ro-i from Chichseter Psalems
ルーカス君の丁寧な歌と柔らかい響きをもつ中音域の声に涙腺が刺激されそうになりましたよ。
バックのコーラスがたおやかでキレイ。
ピアノもたっぷりとした情緒があっていいです。
ボーイソプラノの曲と思い込んでいましたがアルトソロの曲とケイシ君が紹介していました。
・・そうなんだ(恥)

Ich liebe dich von Herzensgrund
切なげな民謡風のメロディーと複雑に分かれた和声でゆらゆらと漂うな不思議な曲でした。

Time
ジャジーなリズムが楽しく、歌いながらたて揺れしている団員さん数名。
時計の秒針のようなコントラバスは忙しそう。
いい音で楽器を弾いていました。
コントラバスのドミニク君、今日は譜面台の高さをしっかり下げていて楽器を弾いている姿が見えました。
スクロールに手を伸ばしてチューニングする姿はかわいいの一言。
サマになっていますねー。
楽器は習志野とおなじ木目の美しい手入れの行き届いた楽器でした。

曲が終わって楽器を置いたドミニク君、退場していくみんなに遅れまいと弓をもったまま小走りに舞台を去っていきました。
弓は自分のものなのかな。

後半2部。

エネルギッシュに熱く古典や現代曲を歌っていたのとはまた違った印象の後半プログラム。
さわやかに、すっきりと今日も歌っておりました。
頭の中に染み付いた、オリジナルを歌ったアーティストの強烈な個性ある声や節回しをとっぱらって合唱曲として聞くと新鮮です。そしてきれいだなぁと。

I am from Austria
確かオリジナルはダンディーなおじ様の渋い歌です。
後半の3部合唱、アルトパートのメロディーは頼もしい。
キャッチーなメロディーで繰り返す♪I am from Austriaはユニゾンだけと思いきや、2,3部といろいろあるんですね。

Imagine
ホールいっぱいに響く柔らかいユニゾンで歌われる冒頭、凝ったアレンジの後半。
原曲の雰囲気を壊さないでもしっかりウィーン風。
豊かなハーモニーへと展開していく感じがいいです。

Stomy Weather
アカペラのハミングの柔らかいハーモニーに耳が釘付けです。
そして濃厚で甘い旋律とピアノ、全体的にまったり~です。

Let it be
ソプラノの張りのあるオブリガートが印象的。
ビートルズオリジナルナンバーのアレンジ、あまり成功した曲を聴いたためしがないのですけど、(オリジナルのインパクト↑↑なので)最初からこういう合唱曲があったんだと思うくらいナチュラルなアレンジでした。

Selections from Sound of Music
エーデルワイスのユニゾンコーラス、このコアのユニゾンは爽やか。
厚みがあるけど、透明感が増しています。
歌っている当人たち、どこかのんびりした雰囲気。

Do-Re-Mi、前に出てきた6名が主に歌っていました。
後半の全員参加の音符名の掛け声にそろそろはじける兆候が・・いいんです。元気よくいってくださいな。
途中の英語セリフ、本日も6人のソリスト君チームがユニゾンで担当ですが、オペラチックな節回しでわろうてしまいました。・・・と思ったら眼鏡っ子のフローリアン君がにんまり。
フローリアン君は見ていて飽きない子だなぁ。
ラストのひとりぼっちの羊飼い、途中のヨーデル合戦手前、休符の間がつまってしまいどうしてもテンポが前のめりになってしまう模様、今日もテンポを刻むケレム先生の右足が忙しそうでした。
唯一手に汗にぎるのはこの曲のみ。

We are the world
僕たちの両親と同じ世代にはなつかしい曲・・とケイシ君のMCで紹介。
ははは。
30日から1泊で実家に戻っていたついで、弟所有だったWe are the worldのレコードジャケットを眺めてまいりました。
参加アーティストにホール&オーツ、ヒューイルイス&ザ・ニュース、ダン・エイクロイドも参加していたんですね。君たち知らないだろうなぁ・・。
↑をみてうわあ、なつかすぃと一瞬でも思った方、ワタシと同世代ですね。
うふ。

さくら
さくらは後半日本情緒あふれるアレンジでの2部合唱でした。
64年組のビデオクリップと同じアレンジだったかな?
4月の柔らかい朝の日差しのなかで満開だった今年のソメイヨシノ@外堀通を思い出してしました。

小さい秋みつけた
譜面なくてだいじょうぶかっつ!!
案の定中間部分の歌詞が曖昧模糊で、不思議な雰囲気になっていました。
日本人プロ声楽家もプログラムでとりあげる中田喜直作品。
不思議なメルヘンな世界、コドモの声で聞くとしんみりとしたいい歌なんですね。


Bruderlein fein
ソロヴァージョンと合唱ヴァージョン、どちらがお好み?
基本2部時々3部合唱です。
軽やかな合唱バージョンもいいですよね。
ただ、♪Nein,nein,nein,nein,の上行音型のところでどーしても笑っちゃうんですよ。
え、歌詞のせいですよ。
責められている兄さんの困った様子が目に浮かんでしまいます・・・。


ダハシュタインの山の上から
ルーカス君のソロではじまります。
素朴な旋律と合いますね、ルーカス君の声は。
少人数のアンサンブルが清らかなコーラスに続いて、2番は全員参加の合唱です。
そうそう。
この歌シュタイヤーマルク州の州歌なんですって。
メンバーの中にもこの州出身の子がいるのかな。
ステージで歌うことができてうれしいだろうなぁ。
ソプラノの高音が若干きつそう・・多分プログラムの中で一番高い音域が登場しているのでは?
こんなキツイアレンジにしたのは誰かいなと思ってプログラムをみたら、アレンジはFroschauer先生となっていました。
先生失礼しました。

Mei Tag hat drei Stund
アカペラの合唱で、懐かしい雰囲気の曲調にほっこり。

浮気心
シュトラウスファミリーの作品、正統派のかっちりとした曲になっていました。
歌詞はあの 親戚のおばさんがおやつ時にやってきてケーキをバクバク食べて、おばさんの住む村一番のいたずら坊主の話をマシンガントークして、ケーキおいしいわね~、あらやだもう帰らなきゃ、じゃあねえ~という歌なのでしょうか?
プログラムにはNeyder先生の詞とありましたけど・・。
中間部でテンポ落とすところがツボでしたよ。


オーストリアの村ツバメ
2日は次から次へと滑らかにあらわれるワルツ集となっていましたよ。
オーストリアの村ツバメ、というのは当時の人気作家がこしらえた恋物語がヒントとなって作られたとか。
ツバメが春とともに飛来した村での若者のハッピーな恋物語(第3ワルツあたり?)と大団円(Coda)みたいですけど、気が抜けないですねぇ。
聴いているほうは。


アンコールは3曲。

スピリチュアルズ
ラストの4人のジャンピングで客席大爆笑でした。

ヤカ・ナカ
先生の歌待っておりました!
先生、「さあ、みんな歌おうぜ!→意訳」という熱いお誘い歌に乗れない日本人を寂しく思わないでくださいね。
一緒に歌いたいけど、先生やみなさんの歌を聴きたい人がいると思って遠慮しているんですよ。
心の中の歌を感じて下さると嬉しいです。
以上、観客代表。
ケレム先生と1列パート毎の背の順に並んだ団員さんたちが楽しそうに歌っていました。
あれ、なんでみんな歌わないの?と不思議そうな表情も。

世界にひとつだけの花
スマップが歌い、一斉を風靡したこの曲。
ナンバーワンよりもオンリーワンでいいじゃない、という内容の歌詞を懐かしく聴いてしまいました。
4年という時間は不思議ですね。
席が近かったので、サン・ヴェン君の絹のような滑らかなソプラノ・ヴォイスが聞こえてきてドキドキしましたよ。
会場からブラボーの拍手が。

舞台の上の団員さん満足げに退場して行きました。
初日習志野公演で眉間にシワ寄せながら、不機嫌顔で歌っていた団員さんもにっこり。
キューピーさんのように愛くるしい笑顔をふりまいていました。

この日は最初から最後までピッチがあやふやになるなんてことがなく始終安定したハーモニーでした。



う~む。
このコアで、昨年のハイドン天地創造のようながっつりとした合唱や、バッハやモーツアルトを聴きたかったなぁ。
今年はBプログラムとあわせても、バロック少な目、古典派の楽曲が皆無なのがちと寂しい。
かなり歌えるメンバーもいそうなのに、ソロ曲がもう少しあってもいいかなぁなんて贅沢なことを思うてしまいました。

ケレム先生、ツアー後半楽しみにしていいですか?

あ、そうだ。
気づくとブログ2年目に突入していました。
予想していた以上に多くの方が訪問してくださり嬉しい限りです。
ありがとうございます。





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