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ウィーン少Aプロ 4月29日@習志野文化センター

ウィーン少2010年ツアー初日。
習志野文化センター公演を聴いてきました。
客席数1400と少しのホールがほぼ満席。
ピアノはスタインウェイン。

感想はまず。
パワフルパワフルでした。
2007年の初日公演を聴いて以来、ツアー初日の公演は聴くほうも手に汗にぎり、どちらかというと心臓に悪いことが多かったので、どうなるやらなんていう杞憂は不要でした。今年は。
2006年のハイドンコアの初日と同様、仕上がりがばっちりです。

会場にはヴィルト先生の姿も。
穏やかな表情を浮かべておられましたよ。
ヴィルト先生習志野にようこそ~・・あ、ワタシ習志野市民ではありませんでした。
舞台に現れたメンバーはソプラノ7+6、アルト6+6の総勢25人。

くどいようですが ここ数年のツアー初日での緊張でがちがち感がなく、若干テンション高めで落ち着いた(?)様子でした。

さあ、どんなコンサートになるのかな。
ワクワクです。
以下、ところどころ抜け落ちていますが、感想を。

C.Orff O Fortuna from Carmina Burana

さあ、曲がはじまるぞ、と思いきや。
整列したあとに、先生の指示でいきなり譜面の入ったファイルを前列が後列のメンバーに手渡しました。
後列のメンバーはひな壇を降りて自分のファイルと一緒に床に置き、またひな壇にのぼり再度整列。
ステージの上の皆様、目がきらきらしています。

ピアノの重みのある第一音に続く、冒頭の厚みのある合唱のストロングサウンドに圧倒されました。
うっわああ。
今回のコアはアルトに重厚感があります。
ソプラノパートはちっこい子が多くてもこちらもストレートな声でボリュームがあります。
フレーズ毎に入る足踏みはユニークな試みでした。(譜面を床に置いたのはこのためだったのですね)
途中で合唱が勢い付いちゃったところもありましたけど、初日公演の初演目とくればその勢いは十分アリだとおもいまする。
そしてなにより。ケレム先生のピアノは安心して聴けます。

J.Gallus Regnam mundi
O.Lasso Alleluja,laus et Gloria
16世紀のルネッサンスの音楽と彼らの声はマッチしますねえ。
ボーイズの4部合唱は今のところウィーン少でしか聴けないのですよ。
うれしいわぁ。
成人男声が入らない分、清楚です。
ウィーン少のコンサートプログラムは宗教曲が多いほうがいいな・・と思うのですけど、そういったジャンルの曲がほとんどが成人男声の低音がはいるため、ツアーコンサートでのレパートリーが絞られてきてしまうのだと、去年になって気づきました。
アカペラがぞくぞくするくらいきれいでした。
もっとこういう曲がききたい~・・

F.Mendelssohn Veni Domine
メンデルスゾーン特有のゆらぐような旋律とドラマチックな展開のこの曲、今年のコアにぴったりという感じです。
メゾパートの中~高音域の適度な粘り気は、モンセラートのよう。
ハーモニーが目がさめるような美しさでしたよ。

A.Bruckner Ave Maria
今回のAプロで楽しみな曲の一つ。
冒頭の各パートソリストによるトリオが印象的でした。
しっとりとした合唱も厚みがあってよかったです。
プログラムには混声7部とありますが、そんなに細かくわかれていたかな?

F.Schubert Das Doerfchen
たとえ黄金期の60年代であっても、シューベルトの合唱曲は難易度が高いのかなぁと過去の音源をきいて思っております。
とくにこの曲は。
シューベルトの脳内でわきあがるように生まれたメロディーや和声は、とてもナチュラルだなぁと。
とはいっても、もともとは成人(おそらく男声)が歌うようにこしらえてあり、シューベルト本人にしてみたら自分の末裔たちがコンサートプログラムに取り上げるなんて想像すらしなっかただろうなぁ。
細かい事はさておいて、過去の音源と較べても遜色ないできばえだったと確信しました。

Schumann Der Wassermann
きれいなんだけど、どこか妖しい雰囲気の合唱にううむと聴いているうちにばっさりと終わってしもうたです。

L.Bernstein Adonai ro-i from Chichseter Psalems
Chichseter Psalemsはボーイソプラノソロの有名曲ですけど、まじめに聴いた事なかったです。
はげしく後悔。
気に入りました。
ソロはアルト側後列センターにいたルーカス君。
音域的にメゾよりですが、声域がかなり広い模様。
しっとりとした歌声と卓越した安定感、たっぷりとした声量。
ウィーン少のソリスト声にうっとりです。
いろんな意味で今後うらわかい乙女達のハートを釘付けにすることでしょう。

A.Heiler Ich liebe dich von Herzensgrund
お、なかなかいい曲だと思ったのですが、記憶がとんでいます。

W.Wagner Time
自分の身長よりはるかに大きいコントラバスを弾くのはアルトにいたドミニク君(推定)。
ちょっとちょっと譜面台高すぎてワタシの席からはテールピース&おっきな弓をもつ小さな手と、楽器のてっぺんのスクロール部分しか見えませんでしたよ。
うぷぷ。
曲は現代曲ですが、途中ででてくるチクタクチクタクというウィスパーボイスが意表をついていて面白かったです。
コントラバスはウィーンから運んだ楽器なのでしょうか?
木目の美しい手入れの行き届いた楽器に見えました。

あっという間に前半終了です。
ホールの残響と座席の位置が関係しているかもしれませんが。
きらきらしたサウンドというよりはつや消しマットな輝きをもつサウンドで、かつパワフルで重厚感のあるハーモニー、というのが前半の印象。

短い休憩をはさみ2部前半のはじまり。

R.Fendrich I am from Austria
J.Lennon Imagine
H.Arlen Stomry Weather
J.Lennon & P.McCartney Let it be
R.Rodgers Edelweiss,Do-Re-Mi, selections from Sound of Music
M.Jackson& L.Richie We are the world

いずれも暗譜で歌うのですが、なぜか急におとなしいようなちんまりとした印象が。
前半の込み入った構成の合唱曲とはうってかわってさわやかさがありました。
英米有名ポップスや、ミュージカルナンバーに対し、うわあ、ウィーン少で聴けるんだ~と喜ぶか、それ以外か、聴き手のボルテージによって好み・評価がわかれるセレクションなのでしょう。

こういった曲の楽しみはウィーン少のアレンジ。
どうくるかな、と毎年それを期待しております。
もちろん、今回も期待以上のコーラスでした。

ウィーン少のアレンジでの2,3部合唱。
Let it beだってしっかり合唱曲です。
ボーイズの丁寧な合唱で聴くと新鮮ですね。

I am from Austria
オーストリアのポップス、ピアノバージョン。
初お目見えです。
2-3部の合唱、♪あいむふろおむおうすとりあぁのキャッチーなメロディーのユニゾンが耳にのこりますねぇ。

Stormy Weather
ピアノの前奏を聴くだけでざわざわと懐かしくなります。
あれ、この曲を歌ったのはどのコアでしたっけ。
ふんわりとした合唱だったと思います。

Selections from Sound of Music
Do-Re-Miの途中の英語セリフ、誰かが叫ぶかと思いきや全員のユニゾン。
まだまだおとなしい・・ツアー後半が楽しみです。
どこかではじける可能性大ですな。
ラストのヨーデル合戦(すみません曲名わかりません)は2人ペア3組が前にでてきていましたが、♪よおれい~、よおれ~い・・・と音階を上げて歌うたび、最前列のちびっこさんがお兄ちゃんの背中を見上げている顔がかわいかったです。
ルーカス君の強烈な〆はテレビで見た2005年のマニュエル君とドローです。
芸域の広い子だなぁ。

We are the world
本家本元よろしく、この部分ではライオネル・リッチーが、ここでブルース・スプリングスティーンが、スティービーが、でシンディ・ローパーが・・なあんていう感じでソロが聴けるかと思っていましたが、穏やかなユニゾンをまじえ合唱曲に仕上がりとなっていました。
オリジナルは参加したアーティストそれぞれの個性が強烈だったのですけど、ウィーン少の合唱を聴いて、あらためてメロディアスで穏やかな曲だったんだなぁと。
・・・ワタシ リアルタイムでWe are the worldを聴いています。
そして弟がこの曲とヴィデオクリップにはまり毎日リピしまくっていたせいで身体にしみついておりまする。
実家にいまだにレコードがありました。

2部後半は日本とオーストリアの歌

さくら
小さい秋みつけた
J.Drechsler Bruderlein fein
L.C. Seydler Hoch vom Dachstein an
S.Wurmbrand-Stuppach Mei Tag hat drei Stund
J.Strauss son Leichtes Blut
Js.Strauss Dorfschwalben aus Oesterrich

小さい秋みつけた
全員譜面に顔を突っ込んでいました。
多分日本人だって難しいです、中田先生のこの歌をきっちり歌うのは。
丁寧に情感がこめられた曲でした。

次の2曲をプログラムに発見したときはうれすぃ状態です。

Bruderlein fein
かわいい兄弟とか、素敵なお兄さんだとか、時代時代で邦訳のタイトルが微妙に違うのですが・・。
今回は高めのキーに移調した合唱バージョンでした。
歌詞の意味は敢えて考えないでいましたよ。ぷぷ。

ダハシュタインの山の上から
うわあ、うわあ、リアルで聴けてうれしいですよう。
過去のコンサートでリアルにはきいていないくせに懐かしいですよう。
清清しい合唱だったと思います。
少人数のアンサンブルを歌う団員さんが誇らしげな表情で和みました。

オーストリアの村雀、ちがった村のツバメ
ツバメとスズメ音の響きが似ているのになぁ。
どうでもいいですね。
キャッチーな旋律とまったりとした曲調ですが、シュトラウスファミリー特有のワルツのつなぎで ちっさなエアポケットに陥っていました。
うんうん、そろそろお疲れだもんねぇ。
ヨゼフ・シュトラウスの作品てどこか理屈っぽいなぁ。

アンコール
スピリチュアルズ「主はダニエルを救ってくださったではないか」
ルーカス君の登場。
ラストでは4人の・・・お楽しみに。

世界にひとつだけの花
客席から自然に拍手が沸き起こり、ステージの上の団員さんたちにっこり。
ラストは全員参加の手拍子。
2006年と較べると合唱アレンジが細やかになっていると感じました。
すっかりハイドンコアの歌になっていました。
曲が終わると客席から大歓声・大喝采です。



舞台に並んだメンバーは主にピアノを境に、左側が高音・右側が低音とおおざっぱなパート別にはなっていました。
3部・4部もしくはそれ以上になると昨年のように、ソプラノ2列目がメゾ、アルト2列目がアルト2というように、誰がどのパートを担当しているのかということは客席からみて、初日&シロウトにはつかみにくかったです。

アルト側にいる中堅から年長メンバーさんを見ていると声域の広い子がかなりいる模様。
アルトパートにいるメンバーがソプラノからメゾの音域をカバーしている曲もあったかなあと。
いろんなパートが入り乱れると立体的なサウンドになって聴こえて面白かったですよ。

コンサート後に、アルトのしっかりとした歌声はいいけど若いメンバーのソプラノが・・という意見もありましたが、
ぴいんとした張りのあるソプラノユニゾンは良かったし、今日の中~高音域のユニゾンのゆらぐような美しさは格別のものがありました。
合唱は濃密で、緻密な仕上がり、大満足です。

かわいらしいフライング、ピッチが若干低い?なんていう箇所もちょろっとありましたが、初日にしては集中力も抜群、先生との信頼関係がしっかりしているようで、安心して聴けました。

これからの公演も楽しみですね。






コンサート終了後にロビーで短いフォトセッションがありました。
5人のメンバーがロビーに登場、居合わせたお客さん大喜び&大興奮。
黒山のひとだかり、に驚きました・・・ワタシ。

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