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東京春の音楽祭 カルミナ・ブラーナ 4月9日公演を聴きました。

手持ちのCDとソリストの顔ぶれをチェックして マックス様の出番はおそらく1曲だろうな・・と予測。
えい、こうなれば、マックス様とムーティ御大を拝める舞台近くの席が良かろうと、ゲットしたのは音響丸無視かといって最前列は恥ずかしがりやさんのワタシには無理、気分的には砂被り、前から3列目の席を選択しました。
そのお陰で、マックス様とムーティ御大の指揮台でのジャンピング見ることができました。10cmは浮いていました。
字幕なんて見えなくても、ええ、至福の時でございました。

tokyo-haru-sai.jpg20100409.jpg 


会場は昨日のリベラのコンサートと較べればアダルティーっつうかエルダリーな雰囲気漂っていました。
このゴージャスな落ち着きがいいのですよ。
ワタシの周りはおそらく絶対にムーティ御大目当てのセレブ姉さまが多かったです。

モーツアルト 交響曲第35番
最初の音を聴いて、あれま、何でコンナにミニマムなボリュームなんだろうと動揺しまくりました。
オケメンバーはN響メンバーが主体、でもストバイには松野さんとかおられるし・・

tokyo-haru-sai orchestra

で。
ストバイパートをガン見してミニマムなボリュームと感じた理由がわかりました。
みなさんほとんどsul tast(弓の位置を指板に近いところで弾くこと)気味で弾いているのですよ。
内声部のセカンドヴァイオリン・ビオラはそうでもかったかなぁ。
指板近くの音というと、ヘタレばよりん弾きのワタシだと、かすかすという音になるですけど、さすが一流のプロプレーヤーさんきれいな柔らかい音でした。
sul tastの音が束になると、さわさわと風に揺れている梢みたいです。
弱音器をつけた音とも違うのですねぇ。
いやあ、あれできっちりアンサンブルが成り立つんだから凄いです。
どの楽章か覚えていませんが、途中でストバイパートに向いてきっちり指示をだしているムーティの姿には手に汗にぎりましたよ。

生命力あふれるビビッドな音色だったノルウェー室内管弦楽団とは違って、侘びさびの漂うモーツアルトでした。
かそけき音に静かに耳を澄ます・・ジャパネスクモーツアルトになるかと思いきや、ムーティマジックで途中からちっこいコドモが耳元でごにょごにょと囁いているような気がしてくすぐったい感じすらありました。
ワタシ?
妄想の世界で、あ、やめてよ、モーツアルトってば、てな具合に席で身をよじっていました。ほんとうにぶぁか。

あれはムーティ御大の作戦でしょう。
小さな音でのアンサンブルに耳を馴らしておいて、カルミナの大音響でみんなを驚かすっていうな具合?

カルミナ・ブラーナ

ソリスト登場。
オケも合唱も大編成です。

以下、音楽性皆無のマックス様よりのレポ。
マックス様の衣装はチャコールグレイのシャツとパンツ、そして高級感あふれるエナメルシューズ。
それに黒の別珍いいやビロードのジャケットをお召しになっておりました。
やっぱオサレです。
オケ・合唱の渾然一体となった大咆哮にも身じろぎもせず、めくるめくカルミナ・ブラーナの世界の中で、(ジャケットの前を開けて)瞑想するような風情で座り、時折持っている楽譜に目を落としそっとめくります。

ふわぁ絵になるです。

マックス様の登場はわずか1曲。
第2部:酒場で 昔は湖に住まわっていた です。
しかもテノールソロ。
しかもこんがりと焼けた白鳥のお肉・・・ああ、なんてこった。
とはいえ泥臭さとは無縁、切なくなりました。
うへ、白鳥って食べられるの・・と思いましたが。
こんがり焼かれてテーブルに運ばれがつがつ食べられてしまう白鳥は 自分自身の変わり果てた姿、たとえば志の高かった昔の自分と堕落しきった自分自身の姿を重ねている歌なのかなぁと。
マックス様の歌で、おどけた詞の中に潜む哀しみを感じましたです。
うわわん、もっと聴きたかったよう~


そうそうマックス様、ソロの出番となると、晴れやかな表情で椅子からさっと立ち上がり、
ムーティとアイコンタクト。
そして歌う前にささっと片手でジャケットのボタンをかけるのですよ。
あれは歌に集中するための儀式ですね、きっと。
歌い始めると一転 にこやかな雰囲気はなくなり、凄みがありました。

この席で正解~ぱちぱちぱち。

ただ。
どうでもいんですけど、バスの方、座るとシャツのボタンの隙間からぼよよんとお腹が見えました。
お願いですから次回から腹巻するか、チョッキをお召しになるか、下にランニングシャツとか着てきてください(懇願)。
でも力強く野性味あふれる声は魅力的だったです。
ドレスがちょっと田舎の姉ちゃん風だったソプラノソロは透明感あるメタリックな声で こちらもセクスィな声で驚いたです。ビジュアル的にえらく可愛らしい感じだったので意外でした。

さてカルミナ・ブラーナをリアルに聴くのは初めてです。
時代・地域を越えていろんな人たちの生そのものが交錯するカルミナ・ブラーナの世界。
それぞれの瞬間瞬間、喜び、悲哀、ドキドキいろんな感情がフラグメントのように現われ面白かったし、オケの音色も楽しかったです。
人間本来の荒々しくそして生々しい営みが、音楽にのせて次から次へと現われてドキドキしました。

オルフ先生ってすごいんだなぁ。

ムーティ御大の指揮はエネルギッシュかつ非常に理性的で、時に熱く、時にクールに大編成の舞台を自在に操っていた・・・・と思います。
オケだけでなく舞台の上の合唱団メンバー、東京少年少女合唱隊のメンバーだって微動だにせず指揮に集中していました。
舞台の上から見たらものすごいオーラなんだろうなぁ。

オペラジンガーズのコーラスは迫力満点、時に喜び、哀しみ、おどけたりと、表情豊かでした。
大満足です。
東京少年少女合唱隊の合唱は濃密なオトナの世界に、きりっとしたスパイスとなっておりました。
激ウマです。
たとえ、運命の女神様に司られていて、自分の思うように行かない事があったとしても、ちまちまと頭でっかちに構えず まさしく今この瞬間生きている事自体を楽しめばいいんじゃない?
そんなことを感じました。
うん、エネルギーもらったぞ。


終演後、楽屋出口にはサインをまつ長蛇の列が自然に出来上がっていました。
もちろん99%がムーティ御大狙いだと思うのですけど、ムーティ御大にサインをいただくほど熱心なファンでないので、そちらは遠慮してソリストさんたちのサインの列に並びました。

マックス様は、黒を基調としたニット素材の遊び心あるオサレかつカジュアルテイストのブルゾンに、綿だか麻素材のカジュアルな鞄を肩にかけていました。
首元にはさりげなくストールをぐるぐる巻きに。

今回は写真撮影禁止とのこと、それでもサイングッズを片手に、サインをいただきながらコンデジで さささっとしっかりとご本人の姿を馴れた手つきでカメラに収める兄さんたち。その手際にびっくりしました。
小心者のワタシにはとてもそのような勇気はなく、じっとマックス様をガン見するだけで満足です。はい。

自分の番がやってきてこの真ん中におっきくサインくださいというのが精一杯、ワタシの差し出したものを見てマックス様wowとお笑いになっておりました。
サインを頂戴し、うわああうれしい~っと思わず叫んだその一言に、なぜか前にいらした兄さんたちが うわああうれしい~っと復唱しておりました。

とても素敵なお兄様、コンデジに収められたマックス様のお写真くださ~い


マックス様、お目にかかれてうれしゅうございました。
また、日本にいらしてくださいね。

コメント

No title

わぉ! なんてマックス様を大喜びにさせてしまうあるモノって何でしょう??
マックス様だけに、ヴィンテージのワインボトルとか?・・って何も関係ないですね。
上野公演、貧民代表のわたくしも末席にて参戦してまいりました。字幕が正面に見えたのは良かったですが、マックス様、その他の姿はみんなミニチュアサイズ。けれどもマックス様の冴えわたる歌声は何者にもさえぎられることなく、届きましたとも!!

悲痛な、少し滑稽な妙味を含んだ自虐的な曲を、後味のすっきりとした辛口の美酒のように爽快に歌い上げられていた、そんな感じを受けました。

前半の曲は、正直たいくつに感じたのですが、そうですか。hiromianさまの妄想力には脱帽ですね。かそけき音から、モーツァルトの愛のささやき、愛撫を体感されるとは・・!
前から3列目のお席にいらしたのですか。素晴らしいですね。

カルミナの世界は、いやらしいほどに正直な人間の激しい本能や欲求、情念がごたまぜで、しばしば展開の脈絡の無さに面喰いました。恋せよ乙女!!の賛歌、わたしの愛する人はどこ~と痛切な哀歌はひと月前のわたしが聴いたらおおいに頬を湿らせたことでしょう。 私ごとなど、どうでもいいですね。



クラシック愛好家の小泉元総理の姿も見受けましたが、ハイソな方々はクラッシックを好むのでしょうか。
サインが頂けるとはしらず、さっさと帰ってしまいましたが、来年もまたマックス様にお会いできることを夢見ております。v-22v-22

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