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レイフ・オヴェ・アンスネス&ノルウェー室内管弦楽団@オぺラシティを聴きました

レイフ・オヴェ・アンスネス&ノルウェー室内管弦楽団@オぺラシティ聴いてきました。

20100321.jpg


ものすごくよかったです!

レイフ・オヴェ・アンスネスさんのお名前は 村上春樹さんのこちらの本で

意味がなければスイングはない (文春文庫)

お見かけし、聞いてみたいなぁと思っておりました。
村上さんが、過去の人やお元気な巨匠ではなく リアルに演奏を聴く事ができる若手演奏家について触れているのは珍しいなぁと、気になっていたのです。
ですから、今回のコンサートはとても楽しみでした。

プログラムはモーツアルトの交響曲とピアノ協奏曲2つに、グリークのホルベア組曲。

交響曲第35番
演奏スタイルを事前学習しなかったワタシ。
てっきりアンスネスさんが指揮するものだと思い込んでおりました。
指揮者なしで、35番。
うわあ・・です。
コンサートミストレスさんの大きなアインザッツに舞台も、客席も息を潜めて集中・・聞こえてきたのは明るくつややかなモーツアルトでした。
こうあるべき的な堅苦しい演奏ではなくて、会場の空気をがらりと変えてしまうような生命力にあふれた親しげなモーツアルト。
伸びやかな音色にいっきに35番の世界にひき込まれました。
次から次へと現われる 軽やかで華やかな旋律、木管楽器のアンサンブルの瑞々しさ。
セカンドヴァイオリンやヴィオラの旋律がくっきりと耳にとどき、あら、こんなステキなこと弾いているのね、と内声部好きのワタシアンサンブルの楽しさを満喫しました。
4楽章の終わり近くでやたら細かいパッセージを弦楽器パートがつないでいく結構手に汗握る箇所があるのですが、するするっと見事につながったのには驚いた~。
かっこよかったぁ。
途中で、突如あれ、この曲弾いた事があるぞと 埋もれていた記憶がよみがえってきました。
左手に残るフィンガリングと右腕にかすかに残るボーイングの記憶・・いつ弾いたのかなぁ?

ピアノコンチェルト23番
tuttiが、それはたおやかな前奏で、わくわく。
心臓バクバク。
弾き振りをしていたアンスネスさんのピアノ、どんな感じかしらとどきどきしていたワタシ。
まろやかな音がタケミツメモリアルの残響で ふんわりと優しい音となって聴こえてきたときは、気が遠くなりました。
はしゃぎすぎず、流されず、キテレツにならず、かしこまり過ぎず、生き生きとしたピアノソロ。
圧巻だったのはピアノとオケの一体感。
はい、ここで木管登場、はいここで、弦楽器というような切れ目がないこと。


2楽章は比較的あっさりだったかな。
クールで驚いたです。

3楽章は楽しかったです。
モーツアルトの脳内で泉のようにこんこんと湧き出てくる楽想を眺めている気分に浸りました。
次から次へと繰り出される音楽にワクワク、こんなに夢中になったことありません。
途中であらわれる木管楽器のアンサンブルが楽しい・・モーツアルトのコンチェルトで木管アンサンブルを楽しめたのは初です。

グリーク ホルベア組曲
モーツアルトではビブラート控え目だった弦楽器セクションが、ビブラート全開。
モーツアルトの時はノンビブラート奏法、かけても軽いもののように見えました。
モダン楽器にはバリバリのビブラートがいい派です。

手持ちのCDは、カラヤン&ベルリンフィルの古い録音。
摩擦係数の少ないつるつると流れていくカラヤンの音楽とは全然違いました。

それはそれは豊かで鮮やかなホルベアでした。
前奏曲を聴くだけで、ワタシの目の前にはぱあっと初夏の田園風景が広がりました。
厚みのある弦楽5部tutti、各パートのsolo,soli,グリークの甘く美しい叙情性に耳も心も奪われました。
とりわけ5曲目ではコンミスさんと、ビオラトップの方のアンサンブルが弾むように楽しく、チェロsoliのアンサンブルにはうおおとため息が洩れましたです。


ピアノコンチェルト24番
ツウ好みの渋さ。
じつは初めて聴きました・・なにせなんちゃってクラオタなので(汗)
複雑で、ちょっと哲学的な曲・・真面目に聞くとはぐらかされ、気を抜いて聴いてると、シリアスだったり。
聴き方が難しいなぁと。
アンスネスさんのピアノの音色も23番とは違った印象・・休憩時間に調律したせいなのかな?
ピアノはスタインウェイで、蓋を外していました。

アンコールはモーツアルトのピアノコンチェルト14番の3楽章と、ショパン1曲。
ショパンは苦手、ワタシの生涯の友リパッティのショパンワルツ集ですらマジメに聴かないくせに、アンスネスさんのショパンはいいなぁと思いましたです。


今回 席は自分なりにタケミツメモリアルのサウンドのいい場所と思って押さえたので、バランスの良いサウンドで聴けて幸せでした。
でも。
でもビジュアル的には舞台が遠かった。
オルガンのあるバルコニー席にすればよかったぁ。
身を乗り出すようにして舞台を見下ろしている兄さん方by遠目が羨ましかったです。

ノルウェー室内管弦楽団、比較的お若いメンバーの方が多かったかな。
集中力を切らさず、アグレッシブ。
自分がお休みの箇所でも、ノリノリに音楽を楽しんでいる、そんな様子がとても伝わってきました。


終演後、ロビーではCD完売状態、残り5枚となっていました。
老若男女がずらっと並んだサイン会にもしっかり並んで、iPhoneの裏にゴールドのマーカーでサインをいただいて参りました。

やったぁ。


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