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Virgo Gloriosaを聴きました

Virgo Gloriosa
Virgo Gloriosa

「Virgo Gloriosa」というタイトルと収録曲の1部をみて、クリスマス仕様のアルバムだと勘違い(恥)したまま
CD未聴コーナーに放り込んでありました。とほほ。

そろそろ、ためこんだ未聴CDを消化しないといけないかなぁと思って聴いていました。

収録曲は

1.Alma redemptoris mater. (M.-A.Charpentier)
2.Caeli rores(D.Danielis)
3.Ave regina cœlorum (M.-A.Charpentier)
4.O quam tu pulchra es (Alessandro Grandi)
5.Factus est proelium (Cazzati).
6.Pulchra es - Vespers 1610 (Monteverdi)
7.In dulci jubilo (J.S.Bach)
8.Schlummert ein - Anna Magdalenabüchlein (J.S. Bach)
9.Jesus bleibet meine Freude - Cantata BWV147
10. Bist du bei mir - Anna Magdalenabüchlein
11. O Jesulein süss (J S Bach)
12. Schafe können sicher weiden - Cantata (BWV208)
13. Ertödt uns - Cantata BWV22 (J S Bach)
14. A Voluntary on a Flight of Angels (Handel)
15. Bid the virtues - Come ye Sons of Art (H.Purcell)
16.Thou knowest Lord Funeral Music for Queen Mary (H.Purcell)
17.Domine Deus - Gloria (A.Vivaldi)
18.Regina cœli (M.-A.Charpentier)
19.Adoro te(D.Danielis)
20. Salve regina (M.-A.Charpentier)


アルバムサブタイトルにあるA stroll through baroque Europeが示すように、内容はイタリア・フランス・ドイツ・イギリスのバロック時代の宗教曲アラカルト。
「ヨーロッパ・バロックぶらぶら歩き」・・・こじゃれてるう、選曲のセンスに脱帽ですわ。
どれも美しく、印象に残ります。

演奏はLa Maîtrise de Caen、聖アレッシオ、別名カウンターテナー祭りで超可憐な天使役で登場したカーン聖歌隊(少年合唱団)です。
録音は1999年6月、2000年7月と古めですが、英国Heraldレーベルからのこの1枚、アナタをきっと幸せにしてくれます・・・多分。

Alma redemptoris mater、弦楽器の前奏からしてわくわく。
冒頭のテナーのソロ心躍ります。途中のボーイズの澄んだ合唱は形容しがたい美しさ。
マリア様を称える歌の宗教曲なのですけど、シャルパンティエ華やかで可憐です。

Caeli roresは、Cyrille Dubois君とClement Lengline君の2重唱です。
2人とも太めな声で、区別が付きません。
二人して、若干つまり気味だったりかすれたり。シャビーな雰囲気がこれまたよろしいです。
ちょっぴりトウの立ったボーイソプラノであっても、ボーイズの2重唱と古楽、贅沢だぁ。

Cyrille Dubois君といえば、こちらで紹介した名ソリスト君。

O quam tu pulchra es ではCyrille君のクリスタルのようなソロを堪能。
ノンビブラートの美声です。
録音時期が1999年、あどけなさを脱却した、まさに乗りにのった時期ですかな?
2000年録音のtrack2とは別人です。
たったの1年なんですねボーイソプラノの旬は。

Factus est proelium では、Alain Buetさんの凛々しいバリトンに萌え・・
ライナーノーツに、Cyrille君と、Buetさんの演奏&収録中のツーショットがあるのですけど、
はて、どの曲なんでしょう?
お二方ペアルック、おそろいのトレーナーと、白のシャツをお召しになっています。・・あ、制服か。

Pulchra es ではまた、Cyrille 君とClement 君が登場。
録音が1999年、↓です。
http://www.youtube.com/watch?v=GFApMG__kwg


7-13はドイツ作品
昨年12月に耳にタコができるくらい聴いた In dulci jubilo、付点のきつくないボーイズのアカペラは柔らかく、優しい雰囲気に満ちています。4コーラスは兄さんたちとの合同ハーモニー。Theobroの伴奏が落ち着いた華やぎをもたらしています。

Schlummert einとBist du bei mirはCyrille君のソプラノソロです。
冒頭のレスタチーボ風の歌もなかなか立派ですけど、
それに続くSchlummert ein~の旋律が甘く切なくて耳に残ります。
Vc,theobroに加えてWeddle先生の控え目なオルガンが加わっています。
オトナたちの器楽演奏、これまたいいのです。
途中の譜めくりの音がでかいことなんて気になりませんー。

Weddle先生ハープシコードの伴奏に乗せたBist du bei mir、あ、これはバッハ作品じゃないんですね。
演奏スタイルによっては緊迫感があって、聴くもののハートをを突き刺すような曲に聴こえるのですけど、Dubois君は押し付けがましくなく、ふんわりと柔らかい。
じいん。

Jesus bleibet meine Freude フランスの少年合唱団のBWV.147初めて聴きました。
何度聞いても旋律を吹くオーボエが、ユニークです。
がっつり均等なリズムの8部音符じゃないのが気になってしまいます。
符点系、アクセント、スタッカートになったり揺らいで合唱が入るまで落ち着かず、謡ってます。
聴いていてモゾモゾします。
指揮者の指示なのか、奏者さんの好みなのか、うううむ。

そういえば高校時代の音楽の授業でこの曲をリコーダーでアンサンブルをしたのですけど(選曲はもちろんワタシ)、グループにいた同級生のしんいち君が、「息継ぎできねぇ、切れ目どこだぁ(怒)」と騒いでいたのを思い出します。

O Jesulein süssこれも、クリスマスのアルバムで聴いた気がします。甘く上品な合唱です。
Schafe können sicher weiden、こちらもカンタータの有名曲。
2本のリコーダーが奏でる旋律が可愛らしいですね。
Cyrille君が♪しゅらーふぇ、けんねん、じっひゃーあばぁいでん・・とのどかに歌いだしたときは思わず笑ってしまいました。
ゆるすぎるテンポですよ。
Dubois君「先生、もう少しテンポが速いほうがいいですよ」
Weddle先生「いんや、これでいいのさ」
・・・妄想です、すみません。
先生、ハープシコードの一音一音を味わうように弾いていませんかぁ?
しゃきしゃき、きびきびとしたドイツ系の演奏とは違ってのんびりゆったりな仕上がり。
しかも曲の終わりにいくほど緩んでいくような感じにはうふふ。

Ertödt unsはカンタータBWV22の合唱ですね。マタイにでてくるコラールのアレンジ版にきこえますー。
カーンのボーイズの2部合唱は、70-80年代のウィーン少に似ています。

ヘンデル作品はVoluntaryで、ちょこっと耳休め。
ぴよぴよというオルガンのキュートな音、最近オルガンの音の響きや音色にがぜん興味↑です、ワタシ。

パーセルのCome ye Sons of Artといえば、♪さぁうんど、とらんぺっと、のあの曲しか知らないのですが、
Cyrille君のソロは見事です。高音の伸び、中音域の豊かさ。おおっという感じです。
こちらの曲、英国本家でも、なかなかボーイズのソロバージョンをお見かけしないので、嬉しい。
さぁうんど、とらんぺっと、のほうも聴きたかったなぁ。

Thou knowest Lordでは粛々とした重厚感ある雰囲気に圧倒されます。
これは本家の合唱を聴いてみたいです。

ヴィバルディのグローリアからのDomine Deus、
家電ショップのエレベーターでフロアの移動中、ヘッドフォンからこの曲が流れてきたとき、思わず涙がこぼれてきました。その結果目を赤くしながら、売り場を徘徊するアヤシイ人物になってしまいました。
Cyrille君のソロがまた良いのですよ。ティボー君のも良かったけど。
やや、これはボーイソプラノが合う曲ですぞ。

Adoro teではCyrille君とClement君の2重唱。
200年の録音です。
穏やかでしっとりとした2重唱、彼らの声にはこちらが合うなー。Clement君の低音は魅力的です。
この曲を作られたDaniel Danieliesさんは、ライナーノーツでは現在のベルギーLeigeのお生まれで、ドイツを経てフランスに落ち着いた方らしいです。
イタリア音楽の薫陶を受けた方だそうです・・
ラストはM.-A.Charpentierで締めくくりです。
こちらのアルバムに収録されているM.-A.Charpentierが、他の作品と異なって華やかに聴こえるのはアンサンブルにバロックバイオリン2本が入っているからかしら?→今頃気づく

バロックの声楽曲を「古楽器と少年合唱orボーイソプラノの組み合わせ」という往時のスタイルで聴ける時間は至福です。
最近はオール成人古楽チームの台頭が目覚しく、ここのところ古楽器チームと少年合唱の組み合わせの新しい録音が少ないように思います。
90年代まではそれなりに音盤があったのになぁ。
もっと聴いてみたいんだけどな。

18.Regina cœli (M.-A.Charpentier)


8.Schlummert ein+9.Jesus bleibet meine Freude - Cantata BWV147








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