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Mozart "Coronation"mass K.317 & Bach Cantata BWV21

Mozart and Bach

HMVのリンク
ジャケットは違いますが、内容は一緒です↓
Christmas with the Vienna Boys' Choir
Christmas with the Vienna Boys' Choir

モーツアルト戴冠ミサとカンタータ21番「わがうちに憂いは満ちぬ」のカップリング。
93年11月のライブレコーディングです。
14日にラスタットで戴冠ミサを、翌日はカンタータをストラスブルクで演奏。

オケはStuttgarter Philharmoniker
指揮はP.Marschik先生
合唱が現役団員さんとG.Mancusi先生率いるコルス・ヴィエネンシス
ソプラノソロは92年来日したB.Schmidinger君(モーツアルト)、S.Preyer君(バッハ)
アルトソロは92年来日のA.Lenzer君。
テノールは80年来日したM.Knappさん、バスはE.Jankowitsch先生。

・・・とオケを除き、指揮者、合唱、ソリストまでもが全員ウィーン少の関係者。
現役団員さんとOBで構成されています。

ああ、なんてゴージャス。

ソリストを並べるとこ~んな感じ・・
あ、ソプラノとアルトの写真はAroud the Worldのライナーノーツの裏表紙から。
soprano solistalto solisttenor solistbass solist

忘れてはいけない。
オルガンやチェンバロを弾くのはシュタンゲルベルガー先生。


モーツアルト 戴冠ミサ

Kirie
冒頭の指揮者・オケ・合唱団・のブレスでもうメロメロです。
そうそう。この一体感がたまらんのです。
え、管楽器以外のオケのメンバーもブレス・・?と思われるかもしれませんが、弦楽器奏者だってちいさくブレスするんですよ~。
最初のKirieの力強さにぐぐっと惹き付けられます。
全員合唱の序奏。オーボエと弦楽器の旋律に続いてソプラノソロが登場です。
Schmidinger君の細いながら、芯のあるストレートな声はまるで、太陽の光がすっと差し込むようです。
そして、テノールのソロでは、いよ、まってました、クナップ様!
この瞬間がたまりませんわぁ。
二人のソロが交替につなぐ旋律にオーボエが花を添えます。

Gloria
躍動感があり、そして華やかなグローリア。
ソリスト4人のアンサンブルが光り輝くように美しいし、息もぴったりです。
Jankowitsch先生のビロードのようなバスに恍惚・・
コルス・ヴィエネンシスの兄さんたちの低音もぞくぞくものです。
ホール内に燦然と輝く合唱が迫力満点。

ところで、3分14秒で人の話し声を拾っています・・舞台の上でのおしゃべりですかねぇ?

Credo
エッジのきいた合唱。
ソリストたちの中間部がこれまた美しいです。
弦楽器のピチカートに乗せて奏でられるソロの競演。
あれま、戴冠ミサはヴィオラが降り番なんですって!

Sanctus
ティンパニや、金管楽器のきらびやかです。
入り組んだ合唱のハーモニーが荘厳な感じです。

Benedeics
牧歌的な弦楽器の旋律にのせて、いきなり始まるソリストたちの濃密なアンサンブル。
切り込むような合唱をはさみ再度ソリストたちのアンサンブル。
何度聴いてもドキドキしますわ~

Agnus Dei
弱音器を装着した弦楽器にのせて、ソプラノソロの穏やかなソロ。
1年前のアルバム(Sacred Songs)のソロでは幼い印象のあったBemjamin君の声ですが、力強さをましています。
Benjamin君の声質は、幼い少女タイプであるいう英語のレビューで読んだ記憶がありますが、こちらでのソロを聴く限り、そういう印象はナイです。ワタシには。
ボーイソプラノの1年というのは、劇的ですねぇ。

3分50分の長ぁいソプラノソロに続いて
クナップ様が入ります。
ソリストたちのアンサンブルの〆のところで、オーボエが転げたっ!どうした!!
ラストはこれでもかこれでもかと続くあでやかな合唱とオケ。
マルシック先生、ぶらぼぉう!

戴冠ミサの音源は、このあと、500周年記念アルバム(テリー君がソロを歌っている)と2006年のモーツアルトイヤーのものがありますが、ソリスト・合唱・演奏ともにこちらのほうが断然好みです。
オケと指揮者、男声ソロを除いてほぼ同じ団体なのになぁ。

バッハ カンタータ21番

第1部
チェンバロ(+低弦)とオーボエの美しいソロ。
モーツアルトでは、て~とかひゃ~といったいわゆる「伸ばし」が多かったオーボエが突如、主役になります。
シュタンゲルベルガー先生、チェンバロですか・・先生すごいでござる!
打ちのめれ、滲むような後悔・・・オーボエの奏でる旋律は聴くものの心奥深くにすっと入り込んできます。

Ich,Ichではじまるソプラノもアルトも兄さんたちの合唱がこれまた立派です。
よれることなくもたつことない正確なアンサンブルですよ。
とりわけアルトパートが凛々しいですわぁ。

バッハのカンタータ録音は何年ぶりになるのでしょうか。
ウィーン少のバッハ カンタータ作品の録音はこのあと出てきていません。

ちなみに
アーノンクール・レオンハルト御大のカンタータシリーズでもこの21番はソプラノソロを含めウィーン少が担当しています。
管弦楽が古楽器なのと、高めのピッチもしくはキーで、また赴きが違いますよ。

ええ、言いきってしまいます。
60年代の合唱となんら遜色ないです。

オーボエと低弦+チェンバロの前奏につづく、ソプラノアリア。
シュテファン待ってました・・最初は緊張のためか声が固いのですが、落ち着いてくるとそのメタリックなクールな歌声に伸びがでてきます。声量がかなりあり、高音の伸びと響きがいいわぁ。
クナップ様のテノールのレスタティーボとアリアは、気品あふれてます。やわらかく清らかでいて透明な声・・胸が熱くなります。
これこそバッハのカンタータに相応しい歌声だと思います。
え、まだ若い?
そうですとも。
このとき確か、クナップ様は20代でしょうか?

現在はウィーンのシュタット・オパーのテナーパートに所属されているんですよね。
現在の歌もききたいですわぁ。
ラストの合唱は、ソリスト4名のアンサンブルから全員参加の合唱へ。
逃れる事のできない、重苦しい雰囲気。


第2部

数年前ドレスデン・クロツコアがに来日したコンサートで聴き、なんだか艶かしい印象のつよい21番。
合唱はクロイツコアで、ソロは森麻季さん他オトナが担当していましたが、どぎまぎしましたよ。

どよーんと悲壮感ただよう1部とはうって変わって、love満載の2部です。
ヤンコビッツ先生とプレヤー君のレスタティーボではじまるのですが、、とりわけデュエットにどきどき・・・。
息のあったデュエットなので、安心して聞ける分、歌詞をみてると心拍数↑になります。へへ。
合唱をはさみ、テノールのソロ。
クナップ様ぁぁぁ・・
華やかなアーメントハレルヤコーラスで曲はおしまい。
金管楽器がきらびやかです。
マルシック先生、こっちもぶらぼぉ!


集中力が途切れることなく、息のあった合唱、そして力強く迫力のあるサウンドです。
コンサートホールで聴く臨場感のあるレコーディングですが、アルトソロのA.Lenzer君の声が埋もれがちなのが惜しい。
安定して素直で力みのない美しいボーイアルトなんだけどな。

ワタシのなかでは 90年代前半の最高傑作CDです。



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