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6月16日ウィーン少Aプロ@オペラシティ

満席御礼寸前の客席と舞台のうえのベーゼンドルファー。
今年の最終公演が始まります。
昨日の公演で、ハーモニーにツアーはじめの頃にはなかった艶がでてきたなあと漠然と感じていましたが、今日それが確信に変わりました。(何書いてんだか)

ガウダーテは看板ソリストコンビ Michi&アッシャー組。
合唱ももたつくことなくよくまとまりさっそうとした雰囲気。
なんだか良いコンサートになる予感が。
ラストのMichi少年の装飾音符の入ったオブリガートソロがびしっと決まってました。

ガルス Pueri Conciniteはレガート・テヌート系でしっとり。う~ん、なんていうんでしょう、水の質感。
指揮者が違うと音楽って全くかわるんですねえ。

モーツアルトのカンタータもつややかで滑らかな演奏でした。
聴いた感じではところどころ3声? 前半途中のソプラノ2の内声部が印象に残り、帰宅途中そのあたりのフレーズが頭の中でリピートしてました。

白状します。
M.ハイドンのアニマノストラのKim先生が弾くピアノの前奏部分(プログラム曲の中で最も長い前奏)でワタシ、心をわしづかみにされました。ウィーン少のコンサートで初めての体験です。
同じ曲を取り上げた2009年の編曲名人だったカぺルマイスターさんが、今日は大丈夫かと毎回ひやひやしていたのとくらべると大違い。
私が聴いた中では、ベーゼンドルファーをあんなに綺麗に鳴らしたのは歴代カぺルマイスターのなかで先生が初めて。柔らかいタッチと流麗なピアノの響きがぴったりでした。
Michi,アッシャー、マサヤ少年たちのソロアンサンブルも合唱も見事に決まりお見事でした。

メンデルスゾーンのludate Pueriも慎ましく華やかに。
ボーイソプラノとアルトが醸し出す雰囲気でじんわりと沁みる演奏でした。
メンデルスゾーンはご本家トマーナか英語歌詞だったら英国聖歌隊がマイベストなんですけど、ウィーン少の歌うメンデルスゾーンも優美でいいですね~。

ヴィルト先生日本初演の曲紹介はマリオ君。
今日は完璧にこなしました。

今年もコンサート中の曲目紹介は団員さんが担当していて、いろんな意味で客席を沸かせてました。
何気に日本語MCが一番上手だったのはアルトセンターで、クールに歌っていたイヴァン少年。

曲は エヴァン・先生の楽譜&カンペメモ撤収担当少年・Michi、カルロ少年たちのソロアンサンブルが登場しますが、Agnus daiではじまり、Dona nobis pacemで終わるボーイズ4声にしてはとても骨太な曲。
Michi少年のソロが映えてました。
Tomorrow shall be my dancing dayはアッシャー少年のソロがマッチするチャーミングな曲。
ぐぐったら11番まで歌詞があるそうです。(!)
アッシャー少年はソロ以外のときはソプラノ2を歌うので、そのぶんソロフレーズが目立ちます。
歌詞の♪My love, My loveにどぎまぎしちゃう不届きものはきっとワタシだけですね。

ローレライは歌い出しの♪Ich weiss nicht was soll es bedeuten~のフレーズは爽やかでしたがその後、気温30度、湿度60%、真夏のまったりしすぎたライン川的な雰囲気(いったことないです)。

セルビア民謡は、5月に聴いたときはわりとさっぱりで、昨年のほうがいいかなあなんて思ってましたが、最終公演では粘っこく泥臭い(良い意味で)雰囲気に変わっていました。
アコーデイオン担当のミハイル少年は先生の指揮をがん見。
昨日のように客席に向かってにっこりという雰囲気はなかったです。
先生とピアノを連弾するカルロ少年は目の前を指揮する先生の腕がぶんぶんしていても、まったく動揺せずクールに弾いていて、曲の雰囲気が変わる箇所ではしっかり先生の横顔をみて確認してました。

伝統曲と世界の歌で聴かせる音楽の表情の豊かさを楽しみました。

そうそう。
この日になって Michi少年がソプラノ前列センターにいる理由がわかりました。
ウィーン少の舞台配置は、基本型は先生の左側にソプラノ、右側にアルト。今年は1列目がソプラノ1、2列目がソプラノ2という配置ではなく、成人合唱団と同じ配置だったんだと最終日に気づいた次第です。

え~このまま後半に突入したいところですが、FC2が重くて入力に時間がかかるため、残りは後日。




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6月15日 ウィーン少Bプロ@オペラシティ

土曜日昼下がりの客席は満員御礼寸前の満席。
Bプロの始まりです。

5月初めに同じホール、似たような席で聴いた繊細可憐な歌声は 力強く、しっかりとしたモーコア@2013の歌声になっていました。
記憶にのこる5月とは少し異なる歌声に少しとまどいながらも、コンサート楽しんで参りました。

フレーズの終わりのハーモニーががオペラシティにぼわんっと響く瞬間にうわーたくましくなったなあと感じたりしてました。

パーセルの来たれ芸術の子ら ユニゾンから2声に展開する2回目の主題のところは華やかで何度聞いても(今年は2回目)わくわく。ヴィオールをかき鳴らせ ではMichi少年のソロパートのメリスマが丁寧に歌われていました。
聞け・静かにではフレーズの終わりにでてくるMusica(推定)の響きがとてもきれいでした。
ナスコのアヴェマリアは4声、5月にはなかった艶めいた響きで、素晴らしかったです。
サンサーンスのアヴェマリアはうつろう和声に聴きほれました。
今年のコアはアルトの響きがふくよかで柔らかくいいですねえ。

ソロ曲は天使のパン。
今回もMichi少年のソロ。
合唱の入ってくるところをKim先生がピアノで再現してくれていることに気づきました。
文句言ってすみませんでした。

シューベルト詩篇23はたおやかな女声合唱風から 男声4部的な仕上がりになってました。
ある意味新鮮な感じ。

さて、前回Bプロで記憶がすっとんでいた 世界の祈りの歌シリーズ。
楽器が入ったり、ソロアンサンブル付きで面白かったです。
このコアのジャンベ担当のビヨン君、プロフィール写真では眼鏡っこですが、実物はその昔のマックス様を髣髴させる容貌。イケメンさんでした。(どうでもいい感想)
マン・クント・モーラーは6人のソロアンサンブルがありましたが、ここでニコラス少年とアコーディオン担当ミハイル少年の爆音系ソロにびっくり。
ミハイル少年の張りのある声と歌いっぷりの立派さに今回もおおと思ってしまいました。

しか~し、テンポが前のめりになってしまい、キム先生左足でどんっと舞台を踏みならしテンポ修正してました。

ジェイガナラヤはさっそうとグルーブ感たっぷり。

第2部、流浪の民は手に汗握りました。
曲の途中のソロがソロアンサンブルになっていました。出番を間違えたメンバーがおりましたよ。
全体的にチゴイナーさんたちの森のはずれでの夜の語らいが、なんだか全員で徒競走している感が。

後半はこのようにして疾走テンポではじまり、加速していきました。

オーストリア民謡ではアコーディオン準備のミハイル少年が、楽器の肩バンドを両腕に通し、背中で左右のバンドの間を固定するベルトを止めながら、客席に向かってにっこり。
「すみませんねえ、何せ楽器が重くて準備時間がかかるもんで・・」的な微笑みをうかべていました。

2部のソロ曲はピエ・イエズス。Michi&アッシャー組。
低音部分を歌うアッシャー少年の安定感と声のつややかな美しさにはびっくり。
ソプラノ同様音域の広い旋律を滑らかに歌っていました。
フレーズの処理を Michi少年にぴったり合わせてくるところがいくつかあって、直立不動で歌っているのに(関係ないですね)こやつできるなあと思った次第です。

花は咲くでお客さんの涙を誘い、ふるさとでしんみり。

花は咲くの歌詞はずっと 震災を経験した私たちの歌だと思っていましたが、震災で亡くなられた方々の思いをこめた歌にも聴こえてきたから不思議です。

法被の数が増えて、にぎやかなソーラン節。
打楽器やヴァイオリンにマリオ少年の先導するどっこいしょの掛け声に耳を奪われがち。
しかもワタシたちの脳にこびりついているおじさんのしぶ~い喉の塩辛声で歌われるソーラン節のイメージを取っ払って、ジックリ聴いていると数学的な面白さがありました。
打楽器のワイルドなリズムもあり実は複雑な構成になっていて、じつはBプロ後半の目玉だったかも・・・。

プログラム終盤のウィーン名曲集はステージの上の団員さんたちが生き生きとした表情で歌い出し先生のピアノも饒舌に表情豊かになっていました。
アンコールは美しく青きドナウショートカット版とトトロ。

大きな拍手と歓声がとびかう大盛り上がりの最終Bプロでした。

コンサートの予定演目が終わってみれば 休憩時間はさんでるのに15時30分を少し回ったところ。
例年(昨年は無かったような気がします)、ツアー中少なくとも1回はこういう足早なコンサートがあったので、今日はそれかな~と。

客席から退出するとき偶然耳にした親子の会話。

父(推定30代後半)「うをおお、すごく楽しかったなー」
息子(推定小学校中学年)「うん!」
父「Bプロよかったなぁ」

Aプロも聴かれたんですねえ・・・

終演後の客席やホワイエにのこるほんわかとした温かい雰囲気は、ウィーン少のコンサートならではで、本当にいいなあと思います。


明日はツアーの〆、ラストコンサート。
楽しみです。

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50 Jahre Wiener Sängerknaben

ハイドンやモーツアルトの宗教曲はウィーン少+コルスヴィエネンシスの布陣で聴くと落ち着きますねえ。
最近こちらを聴いています。

50 Jahre WSK

元祖(何が?)ウィーン少年合唱団とコルスヴィエネンシス、1975年発売のアルバムです。
収録曲は

J.Haydn Tedeum Hob.XXIIIc:2
W.A Mozart  Vesperae solennes de confessore  K.339
I.Dixit 
II.Confitebor 
III. Beatus vir 
IV.Laudate pueri 
V.Laudate Dominum 
VI. Magnificat

演奏は ウィーン少年合唱団、コルスヴィエネンシス、Wiener Kammerorchestra 、指揮はギレスベルガー先生、ソロはソプラノ・アルトがウィーン少年合唱団員、テノールがK.Equiluz,バスがE.Jankowitsch。

ええ、そうなんです、声楽陣が全員新旧取り混ぜたウィーン少年合唱団員というゴージャスさ。

こちらのアルバムはRCAレーベルからリリースされ、国内でも販売されていました。
78年日本公演パンフレットには最新録音と紹介されています。

くどいようですけど、CDの話じゃないですよ。
40年近く前の レコードですレコード

発売されてから40年近く経過してはいても、検索すると入手しやすいアルバムの1つです。
聴き倒されて(これはこれでいいことなんだけど)ノイズ聴いてんだか音楽聴いているんだかわからないようなレコードではなくて、きれいな音盤に遭遇できる可能性が高いアルバムです。
ということは、あまり売れなかったのかなあ

第1次世界大戦後  解散の憂き目にあってしまった宮廷付属聖歌隊からウィーン少年合唱団として再スタートをきったのが1924年。それから50年、世界的に有名な合唱団となるまでには、さらなる第二次世界大戦、戦後の窮乏など 社会情勢のあおりをくらいまくった時代を乗り越える激動の半世紀だったようです。
アルバムがプレスされた1975年当時であれば 少年合唱団の再スタート時からシュニット神父とともに苦労をともにされた方々も存命されていていたでしょうし、ちょうどこの年はシュニット神父没後20年にあたるメモリアルイヤーでもあったのですね。

アルバムに関していうと、残念なのが録音時期が不明ということ。
ジャスト1974年なのかそれ以前の録音をレコード企画にしたのか謎めいてます。
1974年の記念行事事業の一環で録音されたていたら、アルバムに記載がありそうなんですけどねえ。
いろいろ話がちこちに飛びましたが。

ハイドンのテ・デウムとあわせて実によい演奏だと思います。
何が良いかというと、ギレスベルガー先生指揮のもと、オケの音色とコーラスワークの一体感が素晴らしい。
音ひとつひとつに独特の、ウィーンの団体にしか醸し出せない雰囲気があるのです。
なんていうのかな、聴いていると音楽に残り香みたいのがあって(音に匂いはありませんが)、音符やフレーズの余韻がとても心地よいです。
最近の演奏スタイルではあまり耳にしなくなったなあ、なんて思います。

ハイドンのテ・デウムは、マリア・テレジアのためのテ・デウム Hob.XXIIIc:2のほうです。
聴いていると漠然とちからが湧いてくるような作品。ギレスベルガー先生監督のもと、一糸乱れぬということばがぴったりの合唱がこれまた素晴らしいです。

あれ?この曲のみCDになっているようです。

Requiem (Classical Nav
W.A. Mozart
B000025LG3


なんでだ?
しかも録音1976年になってるし・・。

ついでに スカパープレミアム番組のクラシカジャパンで昨年12月現地で行われたMuThのオープニングガラコンサートの模様が来月放映予定となっていて、そのプログラムに登場していますよ。
MuThオープニングガラコンサート放映


テ・デウムが朝課の音楽なら、晩課の音楽としてモーツアルトのK339が登場です。
339は2006年シュテファンドームでのモーツアルトお誕生記念コンサートで演奏されていましたね。
これより古いオケ付き録音は1950年代 Jankowitsch先生が少年時代のソロにまでさかのぼらないと音源ないです。
しかも、あれはLuadate dominumだけだし。
339全曲をフルオケで聴けるのは唯一このアルバムだけです。

合唱の切れ味とオケのグルーブ感がたまらないDixit かっこいい旋律のオンパレードであるConfitebor、華やかなBeatus vir 。力強いLaudate pueri この曲のあとに339の看板曲Laudate Dominumが登場。
柔らかい音色のヴァイオリンの旋律に絡むファゴットがいいですねえ。
ゆったりとした前奏のあとに登場するソプラノソリスト君、冒頭のフレーズがブレスでぷちっと切れちゃいますが、そのあとのたっぷりと抒情的に歌ってます。曲の折り返し地点でソプラノソロの後合唱がすっとはいって、豊かな4声に展開するところは何度聞いてもいいです。
終曲Magnificat は晴れ晴れとしてます。

全体を通して合唱も肌理が細かく、表情豊かだし K.Equiluz先生とE.Jankowitsch先生の声は朗々としていて聴いていてうっとり。もちろん団員さんが担当のソプラノソロはよく伸びる声で堂々としてるしアルトソロも立派。各曲に登場する短いフレーズのソロアンサンブルも息がぴったりです。

CD化されていないんなら自分でやるしかないとLP→MD→PC経由でデジタル化に成功しました。
そこからPC上でトラック別に分け→MP3に変換という作業を経て、iPhoneに入れて聴いてます。

ふふっ アルバムアートワークだって完璧♡

こんな感じ


あ、曲順おかしいのがばればれだ(笑)


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hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

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