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ドレスデン聖十字架合唱団 Ihr Kinderlein kommet を聴きました

せわしないけど、どこか閑散とし始めた町の中。

29日のお昼すぎに仕事納めとなりました。
時間や書類、PHSに追っかけられる生活から一時の解放。
電車待ちの合間プラットホームから見上げた空がとてもきれい。日差しがやさしく、幸せ気分になってひと駅分歩いて帰宅しました。
ヘッドフォンから流れるクロイツコアのハーモニーが心地よく 吸い込む空気の新鮮さに疾風怒濤の12月でへろへろになった心と体が洗われていくような気がしました。

クロイツコア2005年のリリースのアルバム。
録音が2002年1月と2004年10月と二つの時期になっています。
宗教曲から民謡のふんわりした曲まで多彩、クリスマスシーズンのための合唱曲集です。

Dresden Choir Sings Christmas Songs


1.Oh Heiland, reiss Die Himmel auf(J.Brahms)
2.Nun komm, der Heiden Heiland(M.praetorius)
3.Es kommt ein Schiff geladen(M.Reger)
4.Taeublein weiss(J.Brahms)
5.Ave Maria(A.Bruckner)
6.Uebers Gebirg Maria geht(J.Eccard)
7.Maria durch ein Dornwald ging(H.Kaminski)
8.Tochter Zion, freue dich(G.F.Haendel)
9.Warum toben die Heiden(F.Mendelssohon Bartholdy)
10.Maria auf dem Berge
11.Joseph, lieber Joseph
12.Schlaf, mein Kindelein(M.Reger)
13.Lasst uns lauschen
14.Ihr Kinderlein kommet
15.Angelus ad pastores ait(H.L.Hassler)
16.In dulci jubilo
17.Es ist ein Ros entsprungen
18.Leise rieselt der Schnee
19.Lieb Nachtigall, wach auf
20.Froehlich soll mein Herze springen(A.Mendelssohn)
21.Stille Nacht, heilige Nacht(F.Gruber)

いずれも語り口の明晰で、ドイツ語やラテン語歌詞が美しく、柔らかいクロイツコアのハーモニーは、親しみやすさに満ちています。
クロイツコアのまろやかなサウンドは年代を問わずとても好きです。
時々無性に聴きたくなります。

ブラームスの合唱曲集、ドイツの古い民謡がもと歌だそうでヨハネスの手によって立体的な音楽になっています。メンデルスゾーンは比較的そうではないと思いますが、ブラームスの合唱曲はなかなかコドモソプラノで聴けないからうれしい。
クロイツコアの生真面目な合唱、ソプラノの飾り気のない素直な歌声だけでなくて、彼らの音楽を統率するクライレ先生好きなのかも。マタイを指揮する先生の後ろ姿かっこよかたしなぁ。

今年ハイドンコアでさんざん聴いたブルックナーのAve maria。文節がくっきり聞こえて可憐な雰囲気,
ソプラノとアルトのハーモニーで泣きそうになりました。
クロイツコアのアルトパート、ハンサムな声でお気に入りです。

Maria Durch Ein Dornwald Ging、重厚なアカペラアレンジ、きりっとしたボーイズ・パートがいいです。
Warum Toben Die Heidenは4声×2のクロイツコアのアンサンブルがそれは見事。途中にソロアンサンブルが登場したり、音楽がドラマティックに変化していくのは迫力あります。凄いなぁ。
アルバム後半は民謡をアレンジしたものが登場です。

Lasst Uns Lauschenでは4パートに分かれたテナー・バスをバックにソプラノソロが登場です。ソプラノソロのやさしい声と兄さんたちの甘やかなハーモニーがなんともぜいたく。
クロイツコアでソプラノやアルトを経て成長した彼らの声は音色が安定していて、深みがあります。



Ihr Kinderlein Kommetは4部から、ボーイズの3部、ソプラノソロとテナーバスのバックコーラス(このソロがクロイツコアらしい)、お兄さんたちの4部、全員での合唱と続きます。
Es Ist Ein Ros Entsprungenはすっきりさっぱり歌っています。弾むような明るさ。

Frohlich Soll Mein Herze Springenはアルノルト・メンデルスゾーンの児童合唱のためのモテトからとのことです。3部にわかれたボーイズパートがしゃきしゃきとしていてあら、いいわぁ。
アルノルトさんはメンデルスゾーンファミリーの方、調べてみるとフェリックスとファニー姉・弟の父方兼母方両方のいとこの子供さんですって。
締めはきよしこの夜。
重厚なハーモニーとドイツ語の発音が心地よいですわ。



You tubeで見つけたこちらの動画。
55秒過ぎに登場するソロアンサンブルがお見事。
教会で聴いてみたいなあ。


店舗に張り出された年末年始の営業のお知らせ、集合住宅やオフィスビルの玄関先に飾られたしめ縄やら門松が目に飛び込んでくる年末年始モードの東京でしんみり聴いていました。
クリスマスアルバムはこれで聴き納め、来年はもう少し聴けるといいんだけどな。

目の前の仕事に追われなんだか落ち着かないときに聴いたときは耳元でメロディーが鳴っているだけでちっとも心に響いてこなかったのに。
不思議。


皆さま良いお年をお迎えください。




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Limburger Domsingerknaben ~ Davon ich singen und sagen will~を聴きました。

リンブルク大聖堂聖歌隊のクリスマスアルバムです。

リンブルク

え、なんですか?
クリスマスは終わっている?

聞こえませ~ん、


1978年アナログ音源の書き起こしです。
大人びたソプラノパートと正統派ボーイアルト、そして選曲が好きです。


1.Ad te levavi (G.PdaPalestrina)
2. Macht hoch die Tür (M.Reger)
3. Machet die Tore weit(A.Hammerschmidt)
4. Siehe, die Jungfrau wird empfangen(H.Schroeder)
5. Übers Gebirg Maria geht(J.Eccard)
6. Es kommt ein Schiff geladen (M. Reger)
7. Ave Maria (A. Bruckner)
8. Maria durch den Dornwald ging(K.Hessenberg)
9. Verbum caro factum est(H.L.Hassler)
10. Lobt Gott, ihr Christen allzugleich(J.S.Bach)
11. Vom Himmel hoch(J.Eccard)
12. Ich steh an deiner Krippe hier (J.S.Bach)
13. Quem pastores laudavere (C. Loewe)
14. Kommt und laßt uns Christum ehren(M.Reger)
15. Es ist ein Ros entsprungen(M.Pretorius)
16. Stille Nacht(H.Miessner)
17. Mariae Wiegenlied(M.Reger)
18. Schlaf, mein Kindelein (M. Reger)
19. In dulci jubilo(M.Reger)
20. Drei Kön'ge wandern aus Morgenland(P.Cornelius)

ともかくびっくりしたのはボーイズパートの大人びた歌声。
すっきりとした輪郭とクリスタルのようなソプラノ。

冒頭のパレストリーナからしてその幽玄さにぞわぞわ、それとは全く違う雰囲気のMachet die Tore weitの歯切れのよさ力強い合唱には圧倒されました。

出だしからこんなハイレベルな合唱+もろ好みのソプラノ声で最後までワタシもつかしらと一抹の不安すら覚えました。→リピしまくってます。

Siehe, die Jungfrau wird empfangenで現れるソプラノ軍団のボリューム全開最高音、はかなく消えていくラストの音は圧巻です。
その対比に唖然です。

Ave MariaとMaria durch den Dornwald gingはこちら。




Maria durch den Dornwald gingで登場するソロ、ソロアンサンブルは情感たっぷりです。
オペラのようなアレンジですkど、アカペラでこの豊かさとは・。

こちらも味わい深い。

http://www.youtube.com/watch?v=CLlUQOBpMpM&feature=related


Mariae Wiegenliedの高貴なソプラノソロで涙がでるかと思いました。
ハンサムなとしか形容できないアルトソロの登場するDrei Kön'ge wandern aus Morgenland
豊かな表現とバックのコーラスがしっとりとして得も言われぬ雰囲気です。

ピッチコントロールの確かさ、どこまでもクリアなボーイズの声。
それだけでなく、ゆったりとしたフレーズとすみずみまで行き届いたコーラスワーク。
クリスマスシーズンだけでなく通年で聴きたいアルバムです。

録音当時の指揮をされていたMattias Breitschaftさんはレーゲンスブルクのご出身だそうで、そういえばどことなしにレーゲンスの声に似ているような気がします。
ただ、録音当時20代後半というのは驚きです。
凄すぎます。

お買い求めと試聴はパスカルさんのお店で。
このページ




50年代のきよしこの夜

昨日のアルバムについて記事を書きながら、収録曲がYou tubeにアップされていないかなと探してたどり着いた動画のうちの一つ。

1956年クリスマスの映像だそうです。






天上からふりそそぐ まさしく天使の歌声です。

Christmas in Vienna

ようやく今年初のクリスマスアルバムを聴きました。

Christmas in Vienna


ウィーン少、アナログの時代から実に数多くのクリスマスシーズンのための音源をリリースしております。
実は民謡・シュトラウス作品もそうなんですけど、それらと比較するまでもなく必然的に曲目がかぶりまくるこのジャンル、踏み込めばアナログの海で遭難するのは目に見えています。
危険な香りがぷんぷん。

町中にでればいやがおうでも耳に飛び込んでくるクリスマスミュージックにうへえ状態なので今のところCDで十分。
しかあし。
このアルバムを看過していた(去年手に入れ未聴コーナーにいれっぱなし)ことに激しく後悔。
合唱のクオリティーが素晴らしく、サウンドが秀逸、アルバムコンセプトも文句なし。
ついでに91年発売のCDが未だに売れ残っているのが不思議なくらいです。しょぼん。


さてこちらのアルバムは1990年3月ホーフブルクカペレでの録音、1991年フィリップスからのリリース。
発売された地域によりジャケットが異なります。USA版は、素朴なタッチの絵画、ドイツ版ではクリスマスツリーの前に8名の団員さんのシックな写真、国内盤タイトルは「きよしこの夜、もみの木~ウィーンのクリスマス」ドイツプレスのジャケットに余白多めのクリスマスっぽい加工をしています。
ライナーノーツは同じではないかと思います。

収録曲は

01. Gegrüßet seist du, Maria ようこそマリアさま
02. Als Maria übers Gebirge ging (Magnificat) .山の上のマリア
03. Maria durch ein Dornwald ging 茨の森のマリア
04. Hirtenterzett (Tuet eilends erwachen) 急ぎ目覚めなさい
05. Kommet, ihr Hirten 来たれ、羊飼いたち
06. Gehts, Buama, steht's gschwind auf さあみんな、早く馬小屋へ
07. Süßer die Glocken nie klingen 快い鐘の音が
08. O Tannenbaum もみの木
09. Still, still, still 静かに、御子がお休み
10. O du fröhliche いざ歌え、いざ祝え
11. Stille Nacht, heilige Nacht きよしこの夜
12. Es wird scho glei dumpa 夕やみせまりて
13. Ihr Kinderlein kommet 御子が現れた給うた
14. Auf, auf, ihr Hirten .牧人まどろみ
15. Es hat sich halt eröffnet 天国の門開き
16. O Jubel, o Freud .至福の時を讃えん
17. Ein Kind geboren gar wunderschön 美しい御子がお生まれになった
18. Wiagngsangl 御子の子守歌
19. Heißa, Buama さあ早く、牧童たち
20. Es ist ein Ros' entsprungen .バラの花がほころんだエサイの根より
21. Heiligste Nacht  .聖なる夜


おおまかにいえばオーストリア各地方の伝統的なクリスマスキャロル集。
♪じょーいとぅーざわぁ~とか♪じんぐぅべぇ、じんぐぅべぇ・・といったあっかるーいワールドワイドなtuneは収録されておりません。

素朴な器楽伴奏にのせた合唱、アカペラと楽しいです。
タイマー先生やフロシャウワー先生、ハラー先生が数曲アレンジを担当されております。

ホーフブルクカペレでの録音とあり、ほどよい残響で声の美しさをひきたてられています。フィリップさんでかした!!平板なスタジオやホールでのレコーディングサウンドとは別物です。

ハラー先生指導のもと、大人びた歌声と落ち着きのあるコーラスワークは見事だし。なによりも声の美しさが際立っています。
短いながらも登場するソロやソロアンサンブルは安定していて、のびやかです。

茨の森のマリアはメゾ~アルトのソロでしみじみとした雰囲気。ミサのテクスト「キリエ・エレイゾン」の冒頭の音にとても強いアクセントがあって、茨のトゲのよう。
のんびりとした曲調の合間に登場するソロが楽しいGehts, Buama, steht's gschwind auf 登場する3人(推定)の声はそれぞれ個性があるのですけど、ウィーン独特の発声です。
O Tannenbaum ―Still, still, stillではワタシの好きなソプラノ。
92年組のP.マティアス少年の声が聞こえる気がする~。
Still, still, stillの中間部のソロアンサンブルはシンプルに美しいです。

O du fröhlicheのソプラノのゆらぎある声となめらかなフレージングは、ため息がでました。
ハープの伴奏Stille Nacht, heilige Nacht、ソプラノとアルトソロが登場。
大人びた二人の声にはどの年代にもない艶があります。ほんわかした合唱とゆるゆるとたっぷり3番歌詞まで続きます。
Es hat sich halt eröffnetのきびきびしたソプラノは躍動感たっぷり。
このアルバム唯一のソロアンサンブル曲、Wiagngsangl 一番のお気に入りです。
ソプラノソロのろうたけた声はまさにウィーン少。
理想の歌声なんですよ。
Es ist ein Ros' entsprungenはボーイズのみの4声で透明感のあるハーモニーです。さすが!

繰り返し聴いていると合唱の雰囲気から2コアくらいがレコーディングに参加してそうな印象です。
89-90年シーズンといえばマックス様+来日したブルックナーコアばかりに気を取られてしまいますが、そうじてハイレベルな時代だったんですね~。

オーストリア各地に残るクリスマスキャロル、キリストの降誕を祝う素朴ながら味わい深い旋律が指導者と彼らの芸術的な歌とハーモニーで珠玉の作品となっております。

ぜひお手元に一枚!




もう一度。

日曜日の夕方オーディオが届きました。
セッティングを終えてとりあえず何か聴こうとディスクトレイに乗せたのは、一番取りだしやすい所にあったバッハ教会カンタータシリーズの第2巻3枚目のCDでした。
サウンドチェックのつもりが、後半のカンタータBWV28のソプラノアリアを聴いて仰天。



やだ、シンタロウ君が歌っているじゃん。

・・・そんなはずはありません。

声の感じからして70年代前半に登場した伝説のソリスト、P.イエロジッツさんだろうなぁと頭では理解できても、シンタロウ君の声に聴こえてしまいました。
どなたかがイエロジッツさんの声に似ているとおっしゃっていた理由がわかりました。



さてシンタロウ君の歌声。
可能なことなら神様からの期間限定で与えられた声が神様のもとに返される前に、できればもう一度聴きたい。
2009年からさらに大きくステップアップした今の歌を聴きたい。

そして永久保存版としてきちんとした形で残せないものかしら?
シンタロウ君の声に魅せられ、聴いてみたいと願う大勢の方のため、そして未来の誰かのためにも。
実際に聴いた人々の記憶のなかで埋もれてしまうには惜しいです。


・・・コメント欄12月10日のれんげ様からのコメントをご覧ください。



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日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

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