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うわあ。


モーコアが、韓国のテレビ番組に登場していました。
非常に有名な番組のようですね。

その1
その2



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Erbarm' es Gott  Bach/Pergolegi

Erbarmes Gott
Erbarm'es Gott

こちら1994年に販売されたアルバムのリマスタリングです。
2007年に販売されました。
お買い求はぱすかるさんのお店でで。

演奏は聖フローリアン少年合唱団のソリスト2名と、Wiener Barocksolistenのミニマル古楽チームだけ。
実質的にはボーイアルトのソロアルバムです。
録音は1992年9月 と1993年6月、St. Florian内の Altomonte Saal 

収録曲は
J.S.Bach Alt Arien aus den Passionen
1. Du lieber Heiland du. マタイ受難曲 第5曲レスタティーボ
2. Buss und Reu マタイ受難曲 弟6曲アリア
3. Erbarme Dich マタイ受難曲 弟39曲アリア
4. Erbarm' es Gott マタイ受難曲 弟51曲 レスタティーボ
5. Können Tränen meiner Wangen マタイ受難曲弟52曲アリア
6. Von den Stricken meiner Sünden   ヨハネ受難曲弟11曲目アリア
7. Es ist vollbracht       ヨハネ受難曲弟58曲目アリア

Giovanni Bttista Pergolesi Stabat Mater
8. Stabat mater dolorosa.
9. Cujus animam gementem. (Soprano solo)
10. O quam tristis et aflicta.
11. Quae moerabat et dolebat. (Alto Solo)
12. Quis est homo.
13. Vidit suum dulcem natum. (Soprano Solo)
14. Eja, mater fons amoris. (Alto Solo)
15. Fac, ut ardeat cor meum.
16. Sancta mater, istud agas.
17. Fac ut portem Christi mortem. (Alto Solo)
18. Inflammatus et accensus. (Alto Solo)
19. Quando corpus morietur.

前半は、J.S.Bach Alt Arien aus den Passionen

うわあああい。
マタイ、ヨハネ受難曲のアルトアリア、えっつ、アルトぉ・・・

両受難曲とも、合唱だけはボーイズという音源は多々あります。
ソリストまでボーイズという音源は限られてきてしまいます。
たとえば。
アーノンクール+CMVの1970年録音のマタイ受難曲。
ソプラノソリストはウィーン少のソリストが起用されていましたが、アルトソロはカウンターテノールでした。
1989年、レオンハルトとテルツのマタイ受難曲も同じだとさっき気づきました。
テルツだったらボーイアルトでいくのではないかと思ったんだけどなぁ。
マタイではボーイアルトのソロ起用ははないのかも。

一方 ヨハネ受難曲は1965年のウィーン少のソリストを、1985年にテルツを起用したアーノンクール+CMVくらいしか思いつきません。
ボーイソプラノ・アルトの起用には最近風当たりがきびちいみたいですしね。

さて、アルトソロは聖フローリアン少年合唱団のソリストGregor Bauernschmiedt君。
ファルンベルガー先生指揮のWiener Barocksolistenの演奏です。

グレゴール君はどの音域でも滑らかで、透明感と清潔感のあるボーイアルトです。
不自然な力みが一切無く、長いフレーズをしっかりしっとりと歌っていますよ。
テクニカルでも安定しています。
うわああ。
低い音域での声の広がり、響きが豊かです。高い音域に移っても声が細くなることがまったくないのですよ。
まあ、あまりに高い音だとくにゃりとしちゃいますが、いいんです。
ソプラノパートが本業じゃないんですもの。
こちらのアルバムではアルトを歌っていますが、実はグレゴール君って、アルト専任ではあっても、どの音域も歌えます的な音域の広いソリストだったのかなぁ。

アルバムタイトルとなっているマタイ受難曲の51曲目のレスタチーボ、付点のキツイ器楽伴奏にのって語られるそれは、オクターブの音の跳躍もはさむのに、とても力強く説得力があります。
続く52曲目を聴く度、なぜか歯を食いしばっています。
とてもシンドイことに出くわしたときの気分とでもいうのでしょうか・・引き込まれます。
弟7曲目のヨハネのアリア、ヴィオラ・ダ・ガンバの伴奏に乗せて歌われる前半は息が詰まるほど切ないし、中間部の盛り上がりを経て、前半部分の再現で終わる構成自体もドラマチックですが、丁寧に歌っており、それぞれの場面できっちりとメリハリのあるボーイアルトを聴かせてくれます。

富士には月見草がよく似合う(でしたっけ・・汗)by 太宰
に倣って。
バッハには少年の声よく合うby hiromian

後半はペルゴレージのStabat Mater.

さて。
バッハで恍惚の人となったワタシ、後半もたのしみだにゃと、テンション↑で聴き始めました。
しかあし。
2人とも若干不安定傾向なのに少々テンション↓。
どうしたんだっ。

古楽器チームがなんだかオサレなウィーン風のサウンド。
なんだかしっくりしないです。
詩篇51でのLetzbor先生の気迫あるがっちりしたヴァイオリンではなく、お花畑をひらひら蝶々が舞っているようなソリスティックなヴァイオリン。
もそっと緊迫感のあるスタイルのほうが好きなんですけどぉ。
う~ん。

Stabat Materの録音でソプラノソロを歌うのはFlorian Meixner君。
しっとりとした風情のあるきれいな声です。
ボーイソプラノを卒業する頃なのかな、若干ファルセット気味のうえ、ところどころゆらゆら、ふわふわです。
オクターブの跳躍のときに、どっこいしょっという声が聞こえてきました・・ウソです。
時々トリルを入れたりして、技巧派なんですよ。
おそらくピークを過ぎた頃の録音に違いないと決め付けています。

アルトパートのGregor君は、安定しています。アルトソロでははきはきとした明瞭なソロを聴かせてくれます。
上手いなあ。
ときとして音域ごとで声質が変わってしまいます。オクターブ+αのワープ跳躍で、神ががり的に安定していたかと思えば、低い音域で少しだけ声がひっくりかえっちゃったり。グレゴールっ どうしたんだぁ~
ラテン語のテクストのせいなのかなぁ。
声は聞き惚れるくらいキレイだし、歌に勢いはあるんだけど、バッハを聴いてしまうと滑らかさに物足りなさを感じます。
バッハに較べて幼いかなぁ。

2人のハーモニーは真っ直ぐで、真摯です。
聖母マリアの悲哀を通しキリスト受難を描くこの作品の世界を、14-15歳のボーイズがひたむきに表現している演奏だなぁと思いました。


いつの録音か気になるところ。
当初 93年6月の年度末の録音かなと思いましたが、
BCSD(祝復活)によると、フローリアン君のほうがグレゴール君より1歳3ヶ月ほど年上で、2人とも92年まで合唱団に在籍していたとのことです。
この情報が正しければ年齢的に、Stabat Materの方が録音が古いん(92年9月)じゃないかなぁ。
あ、どうでもいいですね。

ちょっくら勉強してみようとStabat Materの譜面をDLしてみました。
アルトの音域にびっくりです。
あのお~、ボーイアルトってこんなに音域広いんですか?
低い音は五線譜+ト音記号からはみ出た最初のBの音、一方最も高い音が五線譜から飛び出したGの音。
しかも五線譜あちゃこちゃでうにうにとした旋律のあとに、いきなりオクターブ越えに近い飛びつき音があったり、かなりえらいこっちゃですわ。

もしかすると、Stabat Materのボーイズソリストの組み合わせ全曲盤に、なかなかお目にかかれないのは、ソプラノ以上にアルトも難しいからではないかと。

ところで。
この再販されたアルバム、紙ジャケットのアートが、思わず目をそむけたくなるくらいリアリティがあります。
ライナーノーツには、この演奏にオルガン奏者として参加されたGansberger博士の解説と、絵画写真が収められています。
どうも、アルバムジャケットは、聖フローリアン修道院が所有しているキリスト受難の場面を描いた8枚の絵の一部みたいです。
でもね。
ライナー・ノーツの表紙はもっとすごいです。
単純なワタシは、グロテスクだとか怖いと感じる以前に、わたしら人間はなんとまあ取り返しのつかない、なんてむごいことをしてしまったんだろう、という気持ちになってしまいます。

Erbram'es Gott -Arien und Duette zur Passionszeit-のタイトルが示すとおり、キリストの受難がアルバムのテーマであることにはじめて気づきました。





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J.S.Bach Psalm51- Kantate BWV182

実は、先週からクリスティのドラランドとか、マクリーシュのビーバーミサ曲exBなどを聴き、オール成人チームの古楽の世界に入り込むところでした。
洗練されたクールビューティの世界ですよ。
危なかったぁ~っ。
でも。
こちらを聴いて、やっぱり、少年の合唱と古楽器によるバッハはいいなぁ、と踏みとどまりました。


SY95139.jpg
MDTさんのリンク
確か、JPCさんでも取り扱いがありました。

バッハの詩篇51とカンタータ第182番《天の王よ、汝を迎えまつらん》
1995年3月、Augustiner Chorherrenstift St. Florianでの録音
聖フローリアン少年合唱団と、Ars Antiqua Austriaの演奏です。

バッハの詩篇51『わが罪を拭い去りたまえ、いと高き神よ』BWV.1083 

ペルゴレージのStabat Materのパロディですね。
バッハは2nd vnとVlaそのほかに手を加えたそうですが、譜面を見ていないので正直どこがどうだかわかないです。
とほほ。
聴いている限りでは、オリジナルに近いと思うのですけど・・。
オリジナルがソプラノ・アルトの二重唱、バッハも同じ構成です。
こちらのディスクでは基本的にはソリスト君たちの歌ですが、時々少人数の合唱が入ります。

全14曲。
1,3,5,6,9,10,12,13,14がソプラノ・アルトの二重唱。
1,9,14曲目が少人数の合唱になっています。
それから2,7曲がソプラノソロ、4,8,11曲がアルトソロとなっています。

第1曲目からして、Letzbor先生のヴァイオリンと指揮、Ars Antiqua Austriaのメンバーの前奏は重々しいです。
前奏を聞くと、Stabat Materの歌詞が浮かんでしまい、Tilge・・・とドイツ語ではじまるのには面食らいます。
旧約聖書の詩篇51というのは、重苦しいテーマなのでしょうか?

ライナーノーツには、歌詞が収載されており、曲との対比で聴く事ができます。
バッハは詩篇51を全部採用したわけではなくて、20節中、12~14節を省略してました。
ありがたいことに曲毎の歌詞(節)がわかるのですが、わかるのですが、
うふふ。
全部、ド・イ・ツ語
全くもってちんぷんかんぷん。

このアルバムに登場するのはソプラノソロがSiegfried Ertelthalner君、アルトがMartin Sturm君、Michael Moucka君。
まとめてクレジットされています。
ジャケットもライナーノーツも、録音も極上なのに、肝心なところで大味だわ、シンフォニアさああん。

録音時期がほぼ同じであるBarocke Messenでは Martin Sturm君はソプラノソリストでした。95年3月のこの録音時には、変声がはじまり、アルト声域へ移行していたのか、もともと、どの音域も歌えます系のソリストのどちらかだったのでしょう。
おそらく、詩篇のアルトは音域・歌い方からしてMartin Sturm君がメインで、カンタータでのアルトソロがMichael Moucka君かなと。

Ars Antiqua Austriaの演奏が若干重めで説得力があります。
一方ビブラートのかからない素直で、素朴なソリスト君たちの声とハーモニーは安定しています。
ボーイズのソリスト同士のアンサンブルは、非常に美しいです。
Siegfried Ertelthalner君の声は輝きを増しています。
好きだなぁ、声も歌い方も・・。
さすがだな~という感じです。

さて今年はペルゴレージの生誕300年。
ペルゴレージとバッハはほぼ同年代の作曲家、バッハより遅く生まれて、バッハより先に旅立ってしまいました。
26歳、結核死とのことです。彼の残したStabat Materはもちろん、ラテン語のテクスト、イエスキリストを喪い哀しみにくれる聖母マリアを歌う、宗教曲の最高峰作品のひとつです。

ラテン語歌詞で書かれた旋律を わざわざドイツ語の詩篇51に載せて作り変える作業って、大変じゃあないのでしょうか?
そんな苦労をしてまでも、ただでさえ超多忙だったバッハが、何ゆえに同世代の、しかも若くして亡くなったイタリア人作曲家の作品をパロったのかと疑問がわいてまいりました。
イタリア音楽への執着があったのではないかという推測があるようですが、それだけなのかなぁ。

もうひとつの疑問。
バッハ存命中、国境・宗教の壁を越えて、大勢の人がペルゴレージのオリジナルをドイツで弾いたり、歌ったり、または聞くことはできたのかしら?
もしそうだったら、バッハの詩篇51はどんな風に聴かれたのでしょうねえ。
知らない・わからないことばかりです。
ペルゴレージのスタバトを聴こうと思えば、様々な奏者による音源を気軽に聴く事のできる現代。
聴き比べだって超簡単。
興味深いことに、聖フローリアンは違うソリストで、ペルゴレージのStabat Materを録音しています。
この録音の2年前に。

確かにバッハの詩篇51を聴くと、ペルゴレージの完成度の高い作品と、バッハの作風が見事にリミックスされています。
とはいえ、最初は原曲を知らなければ、バッハの音楽としてはどこか物足りない。
ついでに原曲と比べると少々の違和感がなあ~なんて思っていたのですよ。
思いついて、詩篇51の邦訳を眺めながら1曲ずつ聴いていて、初めて納得しました。
じっとりと脂汗をかくような重苦しい詞の世界と、曲調が合うのですよ。
完璧に。
単にペルゴレージへのトリビュート作品ではないように思えてきました。



カップリングのカンタータBWV182「Himmelskörnig, sei willkommen」

男声合唱はKepler Konsort8名が加わり、テノールソロはJohannes Cumさん、バスがAndreasLebedaさん、ソプラノとアルトが聖フローリアンの精鋭ボーイズ、11名。

冒頭の、弦楽器全員でのピッチカートで、もうどきどき心拍数↑↑状態です。
すかさず拍の裏から始まるヴァイオリンの伸びやかな旋律と、flauto dolceの旋律が可憐です。
Letzbor先生のヴァイオリンの音色に惚れました。
そして。ここだけ5回はリピしましたっ。
flauto dolceって縦笛リコーダーのことなんですね。
リコーダーはMichel Omanさん。
まるい音がキュートです。

合唱はがっつり緊迫感があり迫力あります。
聖フローリアンの精鋭メンバーの清清しく、はきはきした歌声がいいですわ。

レスタティーボと6曲目のテノールは、ヨハネス・クムさん。
おそろしいほどに端正な声です。
ヨハネス・クムさんと言えば、78年に、ウィーンのメンバーで、ファルンベルガー先生と一緒に来日されたのですよね。
ライナーノーツにお顔の写真が。
ウィーンのメンバー時代とそんなにお変わりなくて、嬉しいです。
西洋の方って、年齢とともにどんどん、お顔が変わっちゃう方が多いですからね。
あ、ワタクシも10年ぶりくらいに会った学生時代の友人に「あんた、全然かわっていないなぁ、化け物か」と化け物呼ばわりされるくらい外見に変化がないようです。
あ、話がズレた。

このカンタータの聴き所はなんといっても5曲目のアルトアリアです!
バッハのカンタータ、ボーイアルトが歌うアリアはかなり珍しいです。
ソリストはMichael Moucka君ですね、きっと。
(詩篇51では4曲目のアルトアリアを歌っているような気がするんだけどなぁ。)

よく響く硬質な声ですが、非常に安定しています。
貴重なボーイアルト。
いいなあ。
そして、リコーダーとボーイアルト合うなぁ。
7分31秒の長丁場あっぱれですぞ。

コラールや終曲では 細かいうねるような音型がフーガのように続きます。
ボーイズの合唱はキレがあり、見事です。

うん。
良かったわぁ。







エーデルワイス&ドレミのうた

ウィーン少のアルバムリリースが多いのは本国でもなくて、実は日本国内かもしれないと気づいたのはつい最近のこと。
ミレニアム以降はこういったリリースがぱったりとなくなってしまい、なかなか最新アルバムが国内で入手しにくくなってしまいました。

日本ファン仕様のアルバムで、最も好きなアルバムです。

エーデルワイス&ドレミの歌

アマゾンリンクはこちら
国内向けのタイトルは『エーデルワイス&ドレミのうた』ですが、欧文タイトルは『Innsbruck,Ich Muss Dich Lassen』です。

大好きなわけは、92年組からファン(しかもかなり時間が経過して)になったので・・。
92年組が録音に参加しているに違いないこのアルバムはマストアイテムです。

1991年11月11,12,14,15日バウムガルトナーカジノでの録音。
マルシック先生の指揮とピアノ。

92年3月販売、すでに廃盤です。

収録曲は

1インスブルックよ、さようなら   
2.自然における神の栄光   
3.音楽に寄せて   
4.くるみの木   
5.すみれ   
6.エーデルワイス   
7.ドレミのうた   
8.ローレライ   
9.ハンス坊や(蝶々)   
10.こぎつね   
11.ブンブンブン蜂がとぶ   
12.小鳥はみんな(霞か雲か)   
13.森で鳴くカッコウ   
14.ハイジ・ブンハイジ   
15.わが夢の街ウィーン   
16.ワルツ「春の声」   
17.アンネン・ポルカ   
18.ワルツ「朝の新聞」   
19.からたちの花   
20.七つの子   
21.夏は来ぬ   
22.花   
23.さくら、さくら


重厚・濃厚・粘りの80年代の余韻をのこしつつ 軽やかで優美な90年代の初頭の合唱。
まろやかなやわらかい響きをもつソプラノパートのオトナっぽさとあどけなさのバランスがちょうどいいのです。
アルトだってしっかりしてる、あ、まあ、ちょっと目立ちすぎますけど。

インスブルックよさようならの透明感とさっぱり感。ボーイスのみの3-4部合唱はここでしか聴けないのですよ。
自然における神の栄光、こちらは東京トランペットコアーの響き(誰も知らないだろうなぁ。)と同じです。
ローレライのたおやかな合唱。
最近のコンサートではなかなかこうはいきません。
シンプルなドイツ民謡だって、フレーズもハーモニーも優しくエレガントに響きます。

シュトラウス作品が2つ。
アンネンポルカにヨッパの歌詞をつけたのはタイマー先生。
ヨッパの世界を、酔っ払った経験がまったくない、皆さんが取り澄ましたように歌っています。
歌詞付のウィンナワルツが、ここまでエレガントになるとは・・。
朝の新聞、元気はつらつ系の80年代に比べたら、滑らかで上品なワルツになっていて驚きました。

アカペラのウィーンわが夢の街は印象的です。
昨年のシュバルツ先生のアレンジバージョン、もちろん両方とも好きです。
91年のほうは、基本2部合唱、ところどころ3部合唱になるところがツボです。
マルシック先生の結構難しそうなコーラスワークを乱れることなく、きっちりクールに歌っています。
一方、昨年のシンタロウ君の叙情的なソロははずせない。
...昨年のコンサートプログラム、シュバルツ先生が編曲した曲わりと好きだったんだけどなぁ。

日本の歌シリーズ
マルシック先生の編曲による、耳慣れない和声・ピアノ伴奏が落ち着かない気もしますが、合唱はそれなりにきれいです。
滝先生の春は満開の桜を思い起こさせます。いい曲だぁ。



さて。
こちらのアルバムが好きな理由、もうひとつあります。
マックス様の団員時代最後のソロが聴ける事です。

楽に寄せてでは、たっぷりとした丁寧な歌に、じいん。
ボーイソプラノの声質がどうの、聞き手の好みがどうのという次元を超えて、15歳の少年のたどり着いた悟りの境地みたいなものを感じます・・意味不明ですね、すみません。

そして一番好きなソロ曲がくるみの木です。
曲自体も素晴らしいのですが、ボーイソプラノでじっくり聴けるのは、このアルバムだけだと思います。多分。
フレーズの最後の音の処理に表情があって、その余韻うっとり。
街の中、電車の中で聞いていると毎回、周りの風景がストップモーションがかかったように目に映ります。
不思議です。

すみれでは、ふわっとしたやわらかさを増した高音が聞けますよ。
以上3曲のピアノ伴奏はマルシック先生。
先生のピアノがこれまたいいです。

春の声ですが、ライナーノーツによるとシュタンゲルベルガー先生とミランダ先生の2人かかりのピアノにソプラノソロがマックス様。
実はこの曲のみ録音日が不明なのです。
そこで右耳でフィリップスの『アレルヤ、春の声』、左耳でEMIのこちらの春の声を、同時に再生し聞き比べしてみました。
結果。
両サイドからのマックス様の声は鼓膜を介し、目玉にまで突き刺さりました・・沁みたぁっ。。ヴァカです。
おそらく同じ音源じゃあないかと。
ううむ。
鼓膜がイタイ・・

このアルバムを聴くときじつは何度もリピしているのが
エーデルワイス。

このアルバムのなかで、マックス様のくるみの木と同じくらい、お気に入りです。
コーラスのアレンジと、後半に現れるソプラノのオブリガートが最高です。

ソプラノのソロはおそらく92年来日組のソプラノソリストだったP.マティアス君。
何を隠そうワタシのなかでウィーンのなかで一番好きなソプラノソリストなのです。

たくましく目つきの悪いオペレッタのヒロイン姿がコンサート映像に残っていますね。
見た目は凄い事になってはいますが、声が神がかり的に美しい。
もっといろんなソロを映像に残してほしかったですよう・・テレ朝さああん!

先輩ファンから伺うと、92年のコンサートではマーラーやブラムームス、バーンスタインのソロ曲、もちろんこのエーデルワイスもあったそうで・・・



え?
エーデルsワイスに聴こえる?
歌詞がもやもや?  
いーんですー、すきなんです~。


92年組、生で聴きたかったなぁ。





M.E.Cencic Auf Flügeln des Gesanges 

マックス様のCD聴くのはご無沙汰です。

Cencic Auf Fluuml;geln des Gesanges 
ジャケットの右半分の文字部分の背景は金色に輝いているんですよ。本当は。

FlügelnとFrühlingを思いっきり勘違いしていて、こちらのアルバムをメンデルスゾーンの春の歌特集と思い込んでいました。
ああ、やだやだ、教養無くて。
とはいっても、春の歌だけでも、3曲入っています。

初めてきくメンデルスゾーンの歌曲集。
いくつかの作品集からの抜粋です。
フェリックス10代の作品から、死後に出版されたものまで。アットランダムに収録されています。

録音は1993年頃でしょうか。
ジャケットには「Boy Soprano」の文字がありますが、Boy sopranoによるメンデルスゾーン歌曲集として聴くか、マックス様のメールソプラノ(時代)の歌曲集として聴くかは聴く人次第。
ピアノはノーマン・シェルター先生、ウィーンでの録音です。

収録曲は

1. Auf Flügeln des Gesanges  Op.34-2 歌の翼に
2. Es weiß und rät doch keiner Op.99-6 それを知る者はもひとりもいない
3. Frühlingslied Op.34-3 春の歌
4. Sehnsucht Op.9-7 憧れ
5. Der Blumenstrauß Op.47-5 花束
6. Frühlingslied Op.47-3 春の歌
7. Neue Liebe Op.19a-4 新しい恋
8. Sonntagslied Op.34-5 日曜日の歌
9. Romanze Op.8-10 ロマンス
10.Frühlingsglaube Op.9 春の信仰
11.Bei der Wiege Op.47-6 ゆりかごの中で
12.Frühlingslied Op.71-2 春の歌
13.Die Nonne Op.9-12  尼僧 
14.Schilflied Op.71-4 葦の歌
15.Der Mond Op.86-5 月
16.Das erste Veilchen Op.19a-2 初めてのスミレ
17.Nachtlied Op.71-6 夜の歌
18.Andres Maienlied Op. 8-8もう一つの五月の歌(魔女の歌)

歌詞の意味がわからなくても、メンデルスゾーンの音楽はすっと心に入り込んできました。
洗練された、上品で美しい音楽。
惹かれます。憧れます。
メンデルスゾーン姉弟、マックス様と、その才能を神様に特別に愛された人たちの音楽だな、そんなことを思いました。

ライナーノーツには歌詞が掲載されていたので、それを見ながら聴く楽しみも満喫しました。、
うぉ~マックス様のドイツ語ってきれいだなぁとうっとり。
しかぁし。
相変わらず内容はちんぷんかんぷん。
今回も大好きサイト様にお世話になりました。
格調高い邦訳を眺めながら、マックス様とメンデルスゾーンの歌曲の世界を堪能させていただきました。
ありがとうございました~。

モーツアルトっぽい可愛らしい曲もあるし、え、これがメンデルスゾーンなのと思うような曲もあり多様です。
気に入った曲をいくつか。

1.歌の翼に
普段、ボーイズのせかせかした歌ばかりきいていてので、テンポがゆっくり、フレーズがながいなぁと感じました。
情感のある歌に、夢見る心地にさせてもらいましたよ。 

2.それを知る者はひとりもいない    
こちらOp.99は、メンデルスゾーンの死後に出版された作品集だそうです。
なんだか意味深なタイトルですが、恋の歌なのかな。
しのぶれどぉ いろに出でけり わが恋ひはぁ~の百人一首が浮かんでしまいました。
百人一首の下の句は「あんた、ばればれだす、」的なオチだったと思いますが、こちらでは、空高く飛ぶ二羽のひばり
の姿にその想いを昇華・投影させていてドラマチックです。
後半の転換部分の鮮やかで劇的です。
そしてこの部分のマックス様の歌がイイです。

4.憧れ はファニーの作品。
叙情的で、繊細な曲です。
フェリックスのop.9に入っています。

メールソプラノ時代のマックス様というと、天地創造でのパワフルサウンドが強烈過ぎて、実はあのような歌い方が持ち味と勘違いしていました。
こちらの曲をきいて、そのしっとりと静かな歌が美しすぎて気絶するかと思いました。
ピアノ、ピアニッシモの美しさは気品にあふれています。
おそるべき17歳。

13.尼僧もファニーの作品。
Op8,9というのは、1825-1828年頃の作品集だそうです。
1809年生まれのメンデルスゾーン弟はまだティーンエイジ。
一方お姉さんのほうは4歳上。
この頃の弟の作品もいいのですが、この2曲を聴く限りでは、姉さんのほうが作品として一歩も二歩も進んでいるような気が致します。
ファニーの作品もっときいてみたくなりました。

5.花束・6.春の歌 
あでやかで華やか、マックス様の極上の力強い最高音が聞けます。
7.新しい恋 
躍動感ある歌と、強靭なソプラノにくっらくら・・真夏の夜の夢にでてきそうな音楽、おへびさんソングを思い出してしまいました。
8.日曜日の歌 
歌詞と音楽がちょっとユーモラスな感じで、あ、あたしのことぉ~と思ってしまいましたよ。
いずれも、華やかで、瑞々しく、いかにもメンデルスゾーンらしいわぁなんてきいていると、
葦の歌・や月で戸惑いが。

そして

17.夜の歌
ではその世界にうるうるです。
 
絶望の中で、さんざん泣きつくし、涙も枯れ精神的にも肉体的にも虚脱したまま過す夜。
眠ることなんてできないと思っていたのに、カーテンの隙間から漏れる太陽の光でふと目がさめ、いつの間にか眠りに落ちてしまったことに気づく瞬間。
そんなご経験ありませんか?
曲の盛り上がり、Gott loben wollen wir vereintはsf付、最高音のAフラットで歌いだされる瞬間が、ひりひりするくらい痛いく切ないです。そして、Bis daß der lichte Morgen scheint・・・と終わる最終部分は絶望の中にあっても、神々しいくらい美しいです。
執拗にシンコペーションを刻むピアノの旋律が、重苦しく痛切。
メンデルスゾーンの生前に出版された最後の歌曲集は、この歌で終わります。
凄みのある歌をマックス様が密やかにそして繊細に歌っていますよ。

ラストもう一つの五月の歌(魔女の歌)
マックス様の、こういうおどろおどろしくて魔女がブイブイいっているような曲はとても楽しいですよ。

今週頭に聴き始めて、美しい曲と、すこしまろやかさのあるマックス様の歌に聞き惚れていました。
でも、メンデルスゾーンの歌曲には、どうしても、とらえどころのなさというのか、踏み込めない何かがあるのです。
ここから「立ち入り禁止区域」みたいな。
漠然とした「もやぁっ」でいっぱいになりました。

そこで、作品集ごとに聴いてみました。
少年時代の終わり作品から、青年時代の作品、晩年(といっても30代後半)の作品。
あかるく無邪気な作風が、華やかで落ち着いたものにかわり、計り知れない苦悩と絶望をにじませた音楽、と、それぞれの作品集のカラーというかニュアンスの違いがすこしはっきりして、ちょっとすっきり。
そして、メンデルスゾーンの歌曲は、プロフェッショナルな歌い手さんのために書かれた作品というよりは、同じ芸術嗜好をもつハイソな人々が集まり、歌って、弾いて、聴いて、楽しむための作品だったのかなぁとも思いました。・・本来なら全曲聴かなくちゃいけないんですけど。

多くの詞を提供したメンデルスゾーンのご友人、クリンゲマンさんのことを含めて、いろいろ知りたいことがでてきて、ネットを巡回しても、資料が少なく、わからないことばかり。
昨年が生誕200年のメモリアルイヤーだったのに~。
しまいには「17歳のメールソプラノ時代に、メンデルスゾーンの歌曲をレコーディングされていますが、なぜメンデルスゾーンを取り上げたのですか?」と、マックス様にインタビューしていました。はい、もちろん夢の中で。

結局、なんだかんだこちらのCDに1週間振り回された私を、ライナーノーツ裏のこちらの写真が慰めてくれました。

Cencic Auf Fluuml;geln des Gesanges 2



えーと。
春の上野でお目にかかれるのを楽しみにしています。







プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

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