スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Mozart "Coronation"mass K.317 & Bach Cantata BWV21

Mozart and Bach

HMVのリンク
ジャケットは違いますが、内容は一緒です↓
Christmas with the Vienna Boys' Choir
Christmas with the Vienna Boys' Choir

モーツアルト戴冠ミサとカンタータ21番「わがうちに憂いは満ちぬ」のカップリング。
93年11月のライブレコーディングです。
14日にラスタットで戴冠ミサを、翌日はカンタータをストラスブルクで演奏。

オケはStuttgarter Philharmoniker
指揮はP.Marschik先生
合唱が現役団員さんとG.Mancusi先生率いるコルス・ヴィエネンシス
ソプラノソロは92年来日したB.Schmidinger君(モーツアルト)、S.Preyer君(バッハ)
アルトソロは92年来日のA.Lenzer君。
テノールは80年来日したM.Knappさん、バスはE.Jankowitsch先生。

・・・とオケを除き、指揮者、合唱、ソリストまでもが全員ウィーン少の関係者。
現役団員さんとOBで構成されています。

ああ、なんてゴージャス。

ソリストを並べるとこ~んな感じ・・
あ、ソプラノとアルトの写真はAroud the Worldのライナーノーツの裏表紙から。
soprano solistalto solisttenor solistbass solist

忘れてはいけない。
オルガンやチェンバロを弾くのはシュタンゲルベルガー先生。


モーツアルト 戴冠ミサ

Kirie
冒頭の指揮者・オケ・合唱団・のブレスでもうメロメロです。
そうそう。この一体感がたまらんのです。
え、管楽器以外のオケのメンバーもブレス・・?と思われるかもしれませんが、弦楽器奏者だってちいさくブレスするんですよ~。
最初のKirieの力強さにぐぐっと惹き付けられます。
全員合唱の序奏。オーボエと弦楽器の旋律に続いてソプラノソロが登場です。
Schmidinger君の細いながら、芯のあるストレートな声はまるで、太陽の光がすっと差し込むようです。
そして、テノールのソロでは、いよ、まってました、クナップ様!
この瞬間がたまりませんわぁ。
二人のソロが交替につなぐ旋律にオーボエが花を添えます。

Gloria
躍動感があり、そして華やかなグローリア。
ソリスト4人のアンサンブルが光り輝くように美しいし、息もぴったりです。
Jankowitsch先生のビロードのようなバスに恍惚・・
コルス・ヴィエネンシスの兄さんたちの低音もぞくぞくものです。
ホール内に燦然と輝く合唱が迫力満点。

ところで、3分14秒で人の話し声を拾っています・・舞台の上でのおしゃべりですかねぇ?

Credo
エッジのきいた合唱。
ソリストたちの中間部がこれまた美しいです。
弦楽器のピチカートに乗せて奏でられるソロの競演。
あれま、戴冠ミサはヴィオラが降り番なんですって!

Sanctus
ティンパニや、金管楽器のきらびやかです。
入り組んだ合唱のハーモニーが荘厳な感じです。

Benedeics
牧歌的な弦楽器の旋律にのせて、いきなり始まるソリストたちの濃密なアンサンブル。
切り込むような合唱をはさみ再度ソリストたちのアンサンブル。
何度聴いてもドキドキしますわ~

Agnus Dei
弱音器を装着した弦楽器にのせて、ソプラノソロの穏やかなソロ。
1年前のアルバム(Sacred Songs)のソロでは幼い印象のあったBemjamin君の声ですが、力強さをましています。
Benjamin君の声質は、幼い少女タイプであるいう英語のレビューで読んだ記憶がありますが、こちらでのソロを聴く限り、そういう印象はナイです。ワタシには。
ボーイソプラノの1年というのは、劇的ですねぇ。

3分50分の長ぁいソプラノソロに続いて
クナップ様が入ります。
ソリストたちのアンサンブルの〆のところで、オーボエが転げたっ!どうした!!
ラストはこれでもかこれでもかと続くあでやかな合唱とオケ。
マルシック先生、ぶらぼぉう!

戴冠ミサの音源は、このあと、500周年記念アルバム(テリー君がソロを歌っている)と2006年のモーツアルトイヤーのものがありますが、ソリスト・合唱・演奏ともにこちらのほうが断然好みです。
オケと指揮者、男声ソロを除いてほぼ同じ団体なのになぁ。

バッハ カンタータ21番

第1部
チェンバロ(+低弦)とオーボエの美しいソロ。
モーツアルトでは、て~とかひゃ~といったいわゆる「伸ばし」が多かったオーボエが突如、主役になります。
シュタンゲルベルガー先生、チェンバロですか・・先生すごいでござる!
打ちのめれ、滲むような後悔・・・オーボエの奏でる旋律は聴くものの心奥深くにすっと入り込んできます。

Ich,Ichではじまるソプラノもアルトも兄さんたちの合唱がこれまた立派です。
よれることなくもたつことない正確なアンサンブルですよ。
とりわけアルトパートが凛々しいですわぁ。

バッハのカンタータ録音は何年ぶりになるのでしょうか。
ウィーン少のバッハ カンタータ作品の録音はこのあと出てきていません。

ちなみに
アーノンクール・レオンハルト御大のカンタータシリーズでもこの21番はソプラノソロを含めウィーン少が担当しています。
管弦楽が古楽器なのと、高めのピッチもしくはキーで、また赴きが違いますよ。

ええ、言いきってしまいます。
60年代の合唱となんら遜色ないです。

オーボエと低弦+チェンバロの前奏につづく、ソプラノアリア。
シュテファン待ってました・・最初は緊張のためか声が固いのですが、落ち着いてくるとそのメタリックなクールな歌声に伸びがでてきます。声量がかなりあり、高音の伸びと響きがいいわぁ。
クナップ様のテノールのレスタティーボとアリアは、気品あふれてます。やわらかく清らかでいて透明な声・・胸が熱くなります。
これこそバッハのカンタータに相応しい歌声だと思います。
え、まだ若い?
そうですとも。
このとき確か、クナップ様は20代でしょうか?

現在はウィーンのシュタット・オパーのテナーパートに所属されているんですよね。
現在の歌もききたいですわぁ。
ラストの合唱は、ソリスト4名のアンサンブルから全員参加の合唱へ。
逃れる事のできない、重苦しい雰囲気。


第2部

数年前ドレスデン・クロツコアがに来日したコンサートで聴き、なんだか艶かしい印象のつよい21番。
合唱はクロイツコアで、ソロは森麻季さん他オトナが担当していましたが、どぎまぎしましたよ。

どよーんと悲壮感ただよう1部とはうって変わって、love満載の2部です。
ヤンコビッツ先生とプレヤー君のレスタティーボではじまるのですが、、とりわけデュエットにどきどき・・・。
息のあったデュエットなので、安心して聞ける分、歌詞をみてると心拍数↑になります。へへ。
合唱をはさみ、テノールのソロ。
クナップ様ぁぁぁ・・
華やかなアーメントハレルヤコーラスで曲はおしまい。
金管楽器がきらびやかです。
マルシック先生、こっちもぶらぼぉ!


集中力が途切れることなく、息のあった合唱、そして力強く迫力のあるサウンドです。
コンサートホールで聴く臨場感のあるレコーディングですが、アルトソロのA.Lenzer君の声が埋もれがちなのが惜しい。
安定して素直で力みのない美しいボーイアルトなんだけどな。

ワタシのなかでは 90年代前半の最高傑作CDです。



スポンサーサイト

Vienna choir boys Amazing Grace

Vienna Choir Boys: Amazing Grace
Vienna Choir Boys: Amazing Grace

2000年5月、Achauにあるスタジオでのレコーディング。

このアルバムが超好き!という方のお怒りとお叱りを受けるかもしれません。

今日聴いての感想

カラオケテープかと思いました。

ああ、すんません、まじですみません。
朝6時に職場からの緊急コール、出勤してアドレナリン全開で午前中いっぱい働き、午後は横浜でお勤め、帰り道くたくたになりながら運転しながら聞いたものですから・・


収録曲

1.Amazing Grace     
2.Edelweiss      
3.Das Wandern Ist Des Muellers Lust     
4.Sakura     
5.Sur Le Pont D'avignon     
6.Tiritomba     
7.Auld Lang Syne     
8.Wien, Wien Nur Du Allein    
9.Santa Lucia     
10.Kalinka     
11.Greensleeves
12.Im Prater Blueh'n Wieder Die Baeume     
13.Hevenu Shalom Aleichem     
14.Muss I Denn Zum Staedele Hinaus

世界民謡集 2000年版。
収録曲はアメリカ・日本・フランス・イタリア・英国・ロシア・ドイツ・オーストリア、イスラエルの民謡。
おそらく音源初登場曲もあって、ラブリーなラインナップと思います。

しかぁし。

こってこてのアレンジと爆音のような伴奏が、せっかくの合唱やソロをぶち壊し。
オトナたちそんなに張り切らんでも・・・・
じつは合唱が物凄くきれいだったり、じつはソロがよかったりするだけに惜しい、惜しい。

どでかい伴奏に埋もれるボーイズの合唱。
合唱を聴くためにとボリューム最大にしても、伴奏しか聴こえてこないのですよ。
あんまりだわ。


ティンパニーのロール付、壮大な超スペクタルな前奏ではじまるamazing grace。
2部合唱は清らかですが、伴奏に埋没されてます。
オケ伴とエレキギターと打ち込み系ドラムの中間部のソロ・・どうにかならないかなぁ。
のんびり、ゆるゆるしたエーデルワイス。途中に現れるソロはまさに500年の伝統の賜物。
伴奏が賑やかです。
Das Wandern Ist Des Muellers Lust、アルトが元気いっぱいでなかなか合唱が楽しげ。
Sakura
お琴風の伴奏。もしかしてエレキギターでやってるのかな?
二つの歌詞を交互に歌っています。

さくら さくら
弥生(やよい)の空は
見渡すかぎり
かすみか雲か
においぞ出(い)ずる
いざや いざや
見に行かん

さいた櫻
花見て戻る
吉野の櫻
龍田の紅葉
唐崎の松
常盤(ときわ)常盤
深みどり(→彼らはこの部分を「いざゆかん」とおき変えています。)

「さくら」のもともとの歌詞を聴くのは初めてです。
合唱だけはいいです。


ポップいアビニヨンの橋(track5)


あっかるいシシリア民謡(track6)
track7は蛍の光・・あれ、ソプラノパートがよれている。無理に2部合唱にしなくてもねぇ。

全員参加のウィーンわが夢の街'track8)。賑やかすぎる伴奏にがく。

今年のシンタロウ君の艶々と丸みをおびた声でのソロ良かったなぁ。
シンタロウ君曲によって歌い方替えていたのね、と今更感慨ひとしおです。元気かなぁ。

やりすぎですって、カリンカ


Santa Luciaでは思いっきり脱力・・はああ。すでに合唱がダルそうに聴こえます。
グリーンスリーブスは、64年組のシャーリング少年のソロを彷彿させるソリスト君が良かったです。
もしかしたら、アルトも短いソロなのかな。

哀愁漂う昭和歌謡と化したHevenu Shalom Aleichem
ラストのmuss i denは元気いっぱい。


ソリストにはChristpf Zanger君, Peter Högling君, Sebastian Pfeiffer君らの名前がクレジットされております。
合唱はカペルマイスターのお名前からすると、3コアが参加したみたいです。

全部通して聴いていると、どうも、伴奏と合唱の一体感がないのですよ。
カーステレオのせいかなと思って、ヘッドフォンで聴いてみたのですが、これは変わらず。
合唱ならではの微妙な間とか、ブレスや、一瞬のゆらぎみたいなのがなくて、あわただしいのです。
しかも、ところどころで合唱と伴奏のピッチが微妙に合わなかったりして。
伴奏録音だけしていて、それにあとから合唱をのせたのでしょうかねぇ?
ダイナミクスもなくて、ずっと一本調子。
なんとも大味な仕上がりです。

F.Jaonoska先生による合唱のアレンジは凝っていてユニーク。
コンサートプログラムにあるように、アカペラやシンプルにピアノだけの伴奏だったら、このアルバム好きになれそうなんだけどなぁ。



Escolania de Montserrat Musica Coral Sacraを聴きました。

Escolania de Motserrat Musica Coral Sacra
Escolania de Montserrat musica coral sacra
アマゾン
タワレコ


ジャケット裏の聖歌隊員さんたちの写真。
Escolania de Montserrat1

黒のカソックに、白のサープリス。
襟元のシャツ(?)よく見ると細かい模様が・・。
そして歌う喜びに満ちた少年たちの表情がいいわあ。

・・・この写真にだまされてはいけません。

とろとろ濃ゆうい合唱に、とろけていました。

収録曲は

1:B.Britten Missabrevis,Op63
2.B.Julia Parce mihi Domine.
3.B.Julia Toedet animam meam.....
4.J. Brahms Psalm 13,Op27 "Herr, wie lange"
5.J.brahms Ave Maria,Op.12.
6.C.Monteverdi Sancta Maria
7.C.Monteverdi  Venite, sitientes 
8 F. Poulenc Litanies a la Vierge noire.
9.N.Casanoves O quam suavis.       
10.N.Casanoves Ego sum panis vivus
11.I.Segarra Salve Regina

オルガンはC.M.Just
指揮はI.Segarra
録音は1991年。
残響の少ないストレートなサウンドです。

Britten Missabrevis
合唱をなさる方の間では有名曲みたいですね。
こちらの曲は、1959年ロンドンウェストミンスター大聖堂で初演されたとのこと。
詳しくはこちら
タイトルの示すとおり、Kirie- Gloria-Sanctus--Benedictus-Agnus Deiがトータル11分32秒に収められたコンパクトなミサ曲です。
ブリテン特有のメロディーラインや和声はとっつきにくいし、ちょっと何拍子なのよう、リズムがくねくねしていて、最初はうへえと思ったのですが、何回か聴いていくうちに、輝くように美しい旋律やハーモニーにどきっとしたり、お、いいぞと思うようになりました。

Benedictusで、ソロがBe-ne-di-cu- tusと一音一音区切って歌うところだけやけに耳に残ってしまいました・・。

途中にでてくるソリスト君たちが意外と軽やかな歌い方ですが、全体をとおし英国聖歌隊のキレのある合唱で聴くの趣がことなり、粘っこくじっとりとした感じです。

ブラームス作品
作品31のコーラスワークが見事。3部のハーモニーは華やかです。
アヴェ・マリア、とろとろとした質感の合唱で、テンポがゆったり。うん。モンセラートの合唱だわ。何かを引きずるような感じの粘っこく、がっちりとしたブラームスの合唱。これも十分魅力的。

Jula 、Casanoves作品
お二方とも18世紀中期~後期の方ですが、なかなか資料がみつからんのです。
曲はもろハイドンとかモーツアルトのような感じ。
単純で素朴な旋律は、聴きやすいです。
O quam suavisは、ほかの何かのアルバムに入っていませんでしたっけ?
可愛らしい曲ですね。
Ego sum panis vivusは、唯一ソプラノとメゾパートのみ。
唯一アルト軍団はお休みそのせいか、彼らにしては軽やかな合唱。

F. Poulenc
ぎりぎりとした緊張感のなかで繰りひろげられるもの哀しい旋律。近寄りがたいです。


モンセラートのソプラノパートは、大人びた女声にちかい豊かな発声が特徴と、おぼろげに記憶していましたが、この録音ではなぜかソプラノパートの印象がかすんでします。
なんというか、少し軽くなった?っていうのかな。

一方ソプラノパートを食いまくりなのは力強いアルト軍団。
こんなボーイアルト軍団聴いた事ないですよ。
この低音部はいったいなんだろうと。
絶対にボーイズの声なんだろうけど、どっしりとした風格で低い音域でも滑らか。そしてしっとり。
1,2名やたらボリュームの大きい隊員君がいる模様ですが、迫力満点のドスのきいたアルト軍団おそれいりました。




続きを読む »

Drsdener kreuzchor o musica を聴きました

この動画を見て、無性にクロイツコアを聞きたくなりました。



それでとりだしたのがこのアルバム。

O Musica: Madrigale & Volkslieder

クロイツコアの皆さん、このところ数年は来日してコンサートをしてくれたのにな、今年はそれがなくて寂しいですよ。
昨年のクリマスコンサートのようなボーイズだけのコンサートもいいのですけど、兄さんたちも一緒に来て欲しいです。
まろやかな兄さんたちの低音部が好きなのですよ。

クロイツコアの合唱は、ワタシのなかでは雪がひらひらと舞い落ちる冬の日のイメージ。
清楚で慎ましく穏やかな合唱。
とりわけPやPPのような音量を絞ったときのハーモニーは格別です。
クロイツコアのサウンドは大好きです。

こちらのアルバム、1998年10月ドレスデン Lukaskirchでの録音。
2001年ドイツグラムフォンからのリリースです。
残響のほどよい録音です。

曲目はマドリカルと民謡集

1. H. Distler Vorspruch
2. J.Brahms Abendständchen
3. J.Brahms Vineta
4. H. Distler Die traurige Krönung
5. J.Brahms Waldesnacht
6. J.Brahms All meine Herzgedanken
7. H.Werner Heidenröslein
8. P.Peuerl O Musica, du edle Kunst
9. C.Monteverdi O primavera
10. C.Monteverdi Ecco mormorar l'onde
11. A.Banchieri Contrappunto bestiale alla mente
12. H.Alfvén Uti var hage
13. W. Ahlén Sommarpsalm
14. G.Macfarren Orpheus, with his lute
15. C.Wood Full fathom five
16. P. Ben-Haim La Rosa enflorece
17. P. Ben-Haim Puncha, puncha
18. C.Wood Drink to me only with thine eyes
19. R. Pearsall Lay a garland on her hearse
20. H. Lang Ich ging durch einen grasgrünen Wald
21. F.Silcher Vöglein im hohen Baum
22. F.Mendelssohn-Bartholdy Die Nachtigall
23. F.Mendelssohn-Bartholdy Abschied vom Wald
24. E.Pepping Schwefelhelzle
25. J. A. Schulz Der Mond ist aufgegangen

え~、民謡集なのかな、グラムフォンさん。
たしかに民謡がベースになっている曲もあるけど、立派な作曲家さんたちの合唱曲集だとおもうのですけど。

曲目は多いのですが、いずれも1分から3分ぐらいの曲ばかり。
ドイツ・イタリア・イギリス・北欧作品、時代も16世紀から20世紀までと様々な国と時代の歌が聴けます。おなじみの曲から、そうでない曲まで盛りだくさんですが、素敵合唱がいっぱいです。いろんなテイストがあって楽しいです。

まずはH. Distlerメーリケ合唱曲集Op.19から2曲(track1,4)。
冒頭の曲はライナー・ノーツに掲載されている英訳歌詞の一節に
「music will survive for all eternity」 とありました。
・・・・なんだかじいんときちゃうコトバだなぁ。
ディストラー先生は、ナチス・ドイツ政権時代にわずか34年の生涯を自ら閉じてしまいました。
発表する音楽が退廃音楽ということで迫害をうけたのが原因と言われています。
合唱曲もっと聴いてみたくなりました。

ブラームス(track2,3,5,6)やメンデルスゾーンの合唱曲(track22,23)は、彼らにとってはお手の物。
こなれていて安心して聴けます。
ドイツ語の歌詞があまりきつく聴こえないのは録音のせいか、歌い方なのかどちらでしょう。
ブラームスの合唱曲っていいですねぇ。作品番号からすると比較的若い頃の合唱曲かな?
なかなかお目にかかることの少ないブラームスの若い頃の合唱曲を聴けるのは嬉しいです。

え、成人合唱だったら、たくさん音源がありますか?
いえね、いずれはそちらのジャンルに伺うかもしれませんが、今のところはボーイズの合唱できいてみたいのですよ・・ぶつぶつ。

ウェルナーの野ばら(track7)は、ウィーン少お馴染みのバージョンではなく、ところどころで変わった和声がでてきて心臓に悪いです。
これだけは・・・。
ソプラノパートがきれいなのに~。なんだか落ち着かないですよ。
アレンジを担当されたHumperdinckさんて、もしやヘンゼルとグレーテルの先生?

モンテヴェルディのマドリガルTrack9,10)は軽やかです。
ドイツ系の合唱団の歌うマドリカルって好きです。

Contrappunto bestiale alla mente(track11)これって、ウィーン少2005年組が歌った曲ですね。
動物さんたちが出てきて賑やかです。

Sommarpsalm(track12)が、↑の動画の前半曲ですね。スウェーデンの曲だそうです。
ライナー・ノーツに掲載されている歌詞(英訳ですが)、キレイです。

Lay a garland on her hearse(track19)は数年前に購入してはじめて聴いたときとても気に入りました。↑の動画の後半部分です。
you tubeで聴けるとはおもいませんでした。
うわぁ。
8声、しかも少年合唱+成人男子だけで歌っているのをきけるのは多分このアルバムだけじゃないでしょうか?
ゆらゆらと美しい曲ですねぇ。別の世界につれていかれそうな・・・

Ich ging durch einen grasgrünen Wald(track20)
ボーイズのみの合唱(アルトに兄さんたちの声がはいってるかもしれませんが)。
ウィーンの古いレコードか、ほかのドイツ系合唱団の民謡集でよく耳にする曲です。
ソプラノパートがしゃきしゃきとした声です。

Vöglein im hohen Baum(track21) 
こちらもボーイズのみです。
曲の途中でソリスト4名(ソプラノ・メゾ・アルト)のアンサンブルが入り、2コーラスのアンサンブルを、上級生チーム、下級生チームに分けています。
最初のソプラノ君が鈴のような声です。メゾ・アルト君たちも大人びて落ち着いています。
2コーラス目のソリスト君はパリ木君のような声です。
こちらのチームはみんなこどもこどもした声なのに しっかりとしたアンサンブルになっているのはさずが。
編曲はR.マウルスベルガー先生。

ラストはDer Mond ist aufgegangen
こちらにも少人数のソロアンサンブル(ソプラノ・アルト・テノール・バス)がでてきます。
ナチュラルビブラートのかかるソリスト君の声と、びっしりとしたアンサンブルは素晴らしいの一言。
そしてそのあとに、全員のハミングを背景にソプラノソロが1コーラスうたいます。
声の感じからしてまだ年少の団員さん。素朴で可憐、真っ直ぐな声、正確な音程・・・旋律とあいまって、不覚にも涙してしまいました。うわぁ、やられました。
こういうのに弱いんだよなぁ・・最近。
クライレ先生、ずるいって。

こちらのボーイズは、大所帯であるがゆえか高音を担当するソプラノパートは、歌い方は同じなのにいろんな声が混じっています。
声の違いは、ソプラノパートを構成する団員さんの年齢による違いかなと思い当たりました。
変声が近づきつつある上級生、
伸び盛りの中堅君たち、
入団してまもない年少さんたち。
これらがミックスされて、冬の朝のひんやりとした大気のようなソプラノパートになっているのかなぁ。
ヘッドフォンできいていると、長いフレーズのなかで、一生懸命息継ぎしているのが聴こえたりします。ほんとはこっそりするものなのでしょうけど。たぶんちびっこさん?


アルバムの終わりにきて、あら、これ全部アカペラだったのねと気づきました。
濃厚なハーモニーに気をとられっぱなしでした。
響きが美しいです。





2006年組の思い出と・・・

TBSの放映にあわせるかのように、ウィーン少来年の来日公演スケジュールが発表になりました。
こちら
来年のチケットの販売開始は来月。ここ数年と比べても1ヶ月前倒しの発売ですね。

2009年の最終公演から半年もたっていないことを考えると、時間が経つのって早いですね~。

メンバーと暫定プログラムが発表になりました。
ツアー期間もここ数年と比べると1週間ほど長いです。

5月9日東京国際フォーラム、うえ、まじですか?
来年のラ・フォルジュルネのテーマはショパンだし、あのお祭りの開催期間は5月4日まで。
むむむ。
もしかしてフォーラムのあのでっかいホールでコンサートするんですか?

そういえば、今年4月末、丸ビル内のレストランで友人たちと食事をし ワインをしこたま飲み、へべれけ状態で発見したウィーン少無料コンサート@丸キューブの看板。
あれにはたまげたなぁ。来年も何かしらサプライズがあるのかしら?


さて来日するのはハイドンコア。
2006年に来日したのもハイドンコアでした。ワタシがリアルで初めて聴いたコアです。

2006 program

さ、忘れないうちに2006年組の思い出をと・・・・書き出してみたものの、書く事がほとんどない・・ありゃあぁ。
コンサートホールで聴く彼らの歌声に魅せられて、随分コンサートに出かけたことは確かですが。
プログラムの間から、はらりとこんな写真がでてきましたよ。

20060503.jpg

コンサート記念にと通販で購入した写真でした。

2005年組がとんでもなく素晴らしかった!とあちらこちらで大絶賛、2005年組のコンサートを逃した分それは楽しみにしておりました。

2006年組といえば、世界にひとつの花を歌ったコアですが、ビリーブの繊細で柔らかい合唱の方もかなり良かったです。

合唱の方は、全体的に清々しくさわやかだったと記憶しています。
パリっとしたソプラノパートの高音がお気に入りでした。
アルトとソプラノのバランスが比較的良かったような。

Aプロでは
J.P Krieger モテト「あなたの真実と正義をもってわたしにお教えください」、
J.S Bach カンタータ78番「わたしたちは、弱く、しかし勤勉な足取りで急ぐ」
が印象に残っています。
Krieger モテットはロベルト君とアダム君の2重唱があったようです。→メモを発見
カンタータ78番は、うねるようなバッハの旋律をソプラノユニゾンがキレイに決めていました。
もう一度聞きたいなぁ~、先生!!

Bプロでは
L.G.Viadanaモテト「あなたから遠ざかる」
W.A.Mozartカンタータ「汝、宇宙の魂に」
G.P Pergolesi Laudate pueri

が好きでした。

メンバーはツアー慣れした中堅どころの少年が多く、遠巻きに見ていても皆それぞれが個性豊か、なかなかフレンドリーな感しでした。
ゼツェン先生と団員さんのチームワークも良くて、アンコールでは先生も歌いだし、びっくりする客席の反応を舞台の上で楽しんでいる雰囲気がありましたっけ。
先生の歌、来年も聴きたいなぁ。

う~ん。
音楽面で覚えているのがこれだけとは情けない。


あ~でも。
あれからすでに3年。年が明ければ4年。
2010年のメンバーの中に、2006年のメンバーって残っているのかなぁ?

つくづく時間がたつのってはやいですよね~・・。


続きを読む »

プロフィール

hiromian

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<10 | 2009/11 | 12>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。