ウィーン少 5月4日Bプロ@オペラシティ(後半)

2部は世界の歌紀行パート2
旅の始まりはインド~東南アジア地域の ジェイ・ガラナヤ
パーカッションも入ってにぎやかです。後半のソプラノ、先生のソロがまた楽しい。
サリー着た姉さんたちが出てきそう・・。

シャローム・アーレイヘム
わ、懐かしい。2009組で聴いた曲。アレンジが異なっているような気がします。
アカペラで3部ときに4部だったと思います。

キルギス 
4人のソロアンサンブル イヴァン・カスパー君、ケンシ君、7:3分け君(レゼップ君、ごめんなさい)ってメモにあります。
そのあとフルコーラスでした。ユニークなメロディーですねえ。
キルギスってどこかってググってしまいました。

ワ・ハビヒ
スタバート・マーテルに相当する曲とプログラムにありました。知らなんだ。
イヴァン君のソロ。巧いことは巧い。だけど高音ソロを封印して中音域の旋律をしっとり歌うには若すぎるかなぁと。2010年組のルーカスK君の透明感あるどこかせつなげな声の印象が強すぎるんです、きっと。ルーカスK君、元気かなぁ。

パキスタン ハク・アリ
マテイアス君のソロではじまります。エンリコ、ケンシ君、など6名のソロアンサンブルにパーカッション付き。やっぱりこれは2009年組のシンタロウ君やガブリエル君たちの印象が強く、少し物足りなかったです。

バジャン 心理を求めて
エンリコ君がフルート、パウル君がソロ。パウル君の歌声と哀愁ある旋律がマッチしています。
この日は 歌に夢中で譜めくりを忘れそうになったカスパー君をつついて譜めくりを促したり、曲の間に何やら耳打ちしてスルーされたり パーカッションの出だしをしっかりチェックしたり、歌う姿も見飽きなかったです。ソロを歌い終わり大きな喝采をうけて隊列に戻るとき、アリガトウゴザイマシタ(推定)と小さくつぶやいていました。

ジョグ・ワ
マティアス・エンリコ・イヴァン君のソロアンサンブルにパーカッション付き。きっちりっとしたコーラスです。

エヴァのポルカ
2008年組の幻のプログラムが東京に舞い戻ってきました。先生は舞台から袖に退出し舞台には団員さんのみ。
ピアノはフローリアン君。
カスパー君のソロ、そのあと、アルト側から1人、また1人とソロアンサンブル、後ろで合唱が楽しそうです。
お辞儀のタイミングを計るのが初々しい。

南アフリカ Sesivummassigiya
Aプログラムのアンコールですでにおなじみ, パンチのあるユニゾンではじまり、動物の鳴き声を模したフェイク入り、忘れてはいけないダンス付き。ラストではアニアンとレゼップ君の恥ずかしそうなダブルピースの万歳姿が初々しい。やっぱりヴィルト先生の前じゃできないもんね~。そういえば翌日の丸ビルでエレベーターで退出するときもうれしそうにピースしてたもんね。

客席大うけ。

三木たかし 心の鐘

坂本九さんの遺作、シングルEPのB面というプログラム解説に時代を感じます。
誰もが目と耳を疑った日航ジャンボ機の墜落事故。

濃密なハーモニーとメロディアスな旋律が展開します。
ああ、こんなに美しい歌があったんですね。

客席は静まり返ってました。
歌が終わり、余韻を残すようなピアノ後奏が終わらないうちに客席から大きな拍手が。

鍛冶屋のポルカ
エンリコ君が打楽器。途中途中で毎回聴いているヴァージョンと異なるアレンジです。
少しゆっくり目のテンポ、Bプロではエンリコ君、歌に楽器に大忙し。お疲れちゃん。

皇帝円舞曲
うん、何度聞いても上手だなぁ。
ソプラノオブリガートで少しritがかかるところが今年のツボ。余韻があっていいです。
歌も上手けりゃ、何と言ってもウィンナワルツのリズムが軽快でこれこそ本場の魅力。

ハンガリー万歳
コンサートのしめは男前ポルカ。先生のピアノとても華やかです。オリバー先生すごいぞ。

ウィーン少の重要レパートリーであるウィンナワルツ・ポルカそのものが苦手だったワタシ、今年のワルツ・ポルカが楽しみになってまいりました。
そろそろ南国のバラとか聞きたいです~。

アンコールは
上を向いて歩こう
客席から沸き起こる手拍子に舞台の上の皆さんちょっとうれしそう。歌詞もしっかりしてきたけど、季節がこんがらがるのはまだ愛嬌。アルトが旋律を歌うときのソプラノオブリガートが毎回ツボ。先生のピアノと口笛のメロディーが楽しげ。
客席からは大きな拍手。

ヘイル・ホーリー・クイーン
プログラム回数とともにダイナミクスがクリアになってきて、すっかりリラックスして歌っています。バスティアン君とイヴァン君フェイクが今日も大絶好調。イヴァン君まじめーな顔でフェイク入れているのがおかしい。
これは横浜の超ノリのよいお客さんたちと聴くのが楽しみです。

鳴り止まない拍手にラストは ふるさと
♪うさぎ追いしのフレーズで客席からどよめきが。席からたちあがったまま拍手されていたお客さんの姿もしずかに再び席に着かれました。
♪こぶな釣りし、どこ?とドキドキしてましたが、今回はアルト前列ツートップがくぁわと力強く発音しておりました。ぶぶっ。年若いソプラノが歌詞迷走中。文語歌詞は難しいですよね。
最後の音が消えて少したってから大きな拍手、舞台の上の皆さん手を振って退場されていきました。


今年のプログラム選曲、ヴィルト先生はじめ首脳陣の皆様とても気を遣われたと感じます。
私たちはいつも皆様のことを思っていますというメッセージを感じました。

今回の来日に関しては保護者の方と何度も話し合いを持たれたとのこと。原発事故の影響に関して団長さんがご友人の専門家に調査を依頼したそうです。会見でその名前を明かすことはありませんでしたが、その筋ではとても有名な方のようです。(何気にすごい)。その調査で安全であることを理解された保護者の方から「それなら、行かせるべきだ」という意見もあったとか。
皆様の大切なお子様方の歌を 日本人の私たち心からが楽しんでいる様子をご覧になっていただければなぁ・・と思います。

Bプロあと4回と異様に少ないのが惜しいです。

続きを読む »

ウィーン少 5月4日 Bプログラム@オペラシティ(前半)

連休を皆様いかがお過ごしになられましたか?

ワタシは3日を除いて連日出勤と、緊急招集がかかりそうな気配に落ち着かない連休ですっかりくたびれて出勤してきました。
今日の午後は英文書類に4989中に気を失いデスクに撃沈してました。
何とか仕上げた作文をボスにチェックしてもらったら、お前、スペルミス多すぎ・・撃沈ちーん。


忘れないうちにBプロの感想を。

5月4日オペラシティでのコンサート。
コンサート前 明り取りのガラス天井から日の光が客席に入り込むワタシの大好きな空間です。
舞台の真ん中にはベーゼンドルファーです。
やった!
初めてのBプログラム。
楽しみだなぁ。

パーセル 来たれ汝ら芸術の子よ
25人のユニゾンがホールに響きます。
♪Come, come, ye sons of art, come come awayの部分だけ聴いていると女王様じゃなくてもうれしくなります。
続く♪tune all your voices and instruments playのレガートがとてもきれい。
そのあとのto celebrate、to celebrate triumphant dayのフレーズのリズミカルなこと。
そのあと3部に展開して華やぎがさらに増します。
合唱の最後の音のハーモニーがホールにわああんと残って、うわーっ この和声の美しさはたとえ発声法が変わったとしても絶対にウィーン少だとオーディエンスのボルテージ上がります。(ワタシだけ)
この曲のみ、来日プレス会見で聴くことができますよ。

曲順からいうと本来ならトランペットを吹き鳴らせになるのですが、ヴィオールをかき鳴らせのデュエットになりました。
この配置斬新だけど、曲の流れからいうと十分ありです。
ソロデュエットはイヴァンとパウル君のマイペースコンビ。
珍しくイヴァン君のソロがヨレちゃったけど、そんなのお構いなくパウル君は絶好調。

かくのごとき祝福を与えしこの日は バッハのモテットみただいなぁとぼんやり聴いていました。びしっと3部が決まり、バランスが良いです。

トランペットを吹き鳴らせ 前に7名(シモン・カスパー・パウル、ヤコブ・イエミレス・ダヴィッド・バスティアン君たち)が登場し2部合唱。
安定感のあるアルトとさわやかなソプラノが、晴れやかです。♪さぁ~あうんどの部分にクレッシェンドがかかるところがツボです。
終曲は全員のめでたさ前回のパワフルな合唱。
うにうにとしたメリスマもびしっと決まってます。
パウル君相変わらず前のめりで歌い、曲調の変わるところでひざをがくっと曲げました。面白いなあ。

ガルス pureri concinite
がっちりと4声。
ウィーン少の十八番。
アルト2がしっかりしていて、アルト1.ソプラノ2が肉厚。
教会の中にいるんじゃないかと錯覚するような濃密なハーモニーと残響。
・・・おみそれしました。

モーツアルト KV273 Sancta Maria,Mater Dei
バッハはトマーナ、モーツアルトはウィーン少が歌うのを聴くとほっとします。
89年のヴィデオで好きになった曲。本来はSATB。
兄さんたちの入らない児童の4声(あれ、あんまり聞かない)
軽やかで、オリバー先生のアレンジ。
オリバー先生若干28歳。初々しいです。
舞台の上の音楽をまとめながら、ピアノを弾く。そのピアノの音が私は好きです。音色が柔らかく滑らか、表情豊かなピアノ伴奏、ウィーン少のコンサートでワタシは初めてです。
もう少し力を抜いて(余計なお世話)、歌を子供たちに任してしまえば(あ、それは無理か。)さらにすごくよくなる気がする・・(上から目線)あ、すみません。

ウェルナー 野ばら
レガートが清らか。正統派の演奏ですね。アルペジオ風のピアノが印象的です。
アルト2の低音が深い音色で落ち着いているぶん、ハーモニーに様々な表情を与えています。
凄いコアだなぁ。
お客さん満足。
先生、ついでにシューベルトもお願いしますよう。

エレンの歌
あ、ブラームスのアレンジですって。これはきっちりと聴かないと。
ソロはイヴァン君。歌う姿には貫禄ありますね。やっぱりアルトからイヴァン君をガン見しているメンバーが・・プログラムに唯一シューベルトの鱒が好きと書いている彼です。
鱒登場するのかなぁ。

メンデルスゾーン 目を上げよ

テルツェットになるのかな、誰が歌うのかなとドキドキ。
全員でのコーラスでした。
25人のコーラスヴァージョンは初めて聴きました。
聴きどころ満載のBプロのなかでイチオシの曲をあげるとしたら、やっぱりこの曲です。
ソプラノ1、ソプラノ2、アルトが得も言われぬ美しさで旋律を重ね、きらきらとしたハーモニーがホールに漂います。
オペラシティに25人の天使降臨+引率の大天使も・・

曲名紹介は歌う姿が今年のコアのなかで一番品のあるニコラス君。
フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディが柔らかい響きをもった名前に聴こえてうれしい(変)。
おばちゃまのむふふ、という反応がよくわかるわぁ。

フランク 天使の糧
ソロはマティアス君。繊細に歌っていました。

コダーイ 
夕べの歌

PPでアルト2、アルト1、ソプラノ2、とハミングが重なっていくところはぞわっとする。
ソプラノのよくとおる声のメロディーがピアノで始まる部分は逢魔が時の静けさそのもの。
今年のコアはパワーで押し切るだけのコアではありません。
アカペラのPPって難しいはず。
ハーモニーはびしっと決まり、聴いていると心の中がしいんとしていくような。

ジプシーがチーズを食べるときではソプラノ2列目の4名のユニゾンが目立ってました。
ツアー初参加とは思えない歌いっぷり。

曲が終わると客席からはほおおという声が。

私の周囲のお客さんはアダルティーな雰囲気のコンサート馴れした感じの方が多く、1曲1曲を大事に聴いていて演奏中に物音をたてたり無駄なおしゃべりなくてステキです。

オーストリア民謡
ダンサーズ君たちはさりげなく舞台袖へと向かいます。ああ、やっと落ち着きがでてきた。
Signa ist insre freud パウル君のソロではじまります。
オリバー先生としっかりアイコンタクト。決してガン見じゃあありません。
ソリストとしての余裕が出てきましたね。
2年前のルーカスK君のダハシュタインの山の上から、のように今年のコアを思い出す曲の一つになりそうです。

万歳チロルの仲間はのどかあなヨーデル。アカペラでさっくり。

カスパー君・ケンシ君、ニコラス君、マクシミリアン君ダンサー登場に客席むふふが最高潮、雪が消え去れば、太陽が顔を出すは、客席ほっこり。

ほぐれた会場の雰囲気をがらっと変えたのが オルフのカルミナブラーナ。
エンリコ君が銅鑼を鳴らします。
合唱のダイナミクスが見事、ここ毎年登場する曲目ですが、例年絶叫系ソプラノがほかのパートをかき消してしまうのに、きっちり内声部の旋律をキャッチ。
25人の小中学生の声とは思えない迫力・・だけど、ちんまりチロルの少年が混じっている眺めはなんていうか。

大喝采の中1部はおしまい。

ふと。

このコアには、オーストリア古典・ロマン派作曲家の作品が合うんじゃないかと思った次第です。

5月5日ミニコンサート@ 丸ビル

RIMG0650.jpg

午前10時30分「もう30人以上並んでるよー」のリアルファン友のメールに干そうとしていた布団を放置してあわてて家をでました。
丸ビルに到着したのが11時30分。
すでにかなりの人がアトリウム内でコンサートを待っていました。ビルの外側で行列もできており、2階・3階のアトリウムに面した回廊にもぽつぽつと人が集まり始めています。

到着した時はちょうどサウンドチェックを兼ねたリハーサル中。

丸ビルの4階くらいまでの吹き抜けとなっている1階のアトリウムに、先生のピアノとイヴァン君のソロが響いていました。
譜めくり担当のカスパー君もピアノ脇に立ってました。
サウンドチェックが終わると、ステージ前にしつらえた座席で、オリバー先生と二人が何やら会話していて、なんと最後には先生がイヴァン君のお辞儀をチェックしてました。

習志野から気になってはいましたが、今年のコアのお辞儀はびしっと決まっています。
前屈手だらだら、お辞儀の合間に顔ぼりぼりとか、頭と上半身の動きがバラバラとかっていうゆるさはなく3年前に見たイートンと同じくらいすがすがしくさっそうとしています。
「聴いてくださっただけでなく、拍手をありがとうございます」キリっという感じです。
こんな指導が行われていたんですね。

今年のラフォルジュルネのテーマはロシア音楽だし、プログラムのドナウ川音楽紀行はロシアの一歩手前で終わってるしな。
ロシアがらみといえばイヴァン君しかいないし。
何を歌うのかなぁと・・立見席待つこと30分。
開始の時間が近づくにつれ人が増えてきて、結構な混雑ぶり。

曲目はハンガリー万歳、グリンカの歌曲(曲名忘れた)、上を向いて歩こう。
何度聞いてもやっぱりポルカ決まるなぁ・・
アトリウムに広がるイヴァン君ソロうまいなぁ・・ってアルト側見てたらやっぱり首かしげてイヴァン君をがん見してるメンバーが。聴いている音楽を全部吸収している真っ最中。
グリンカを歌うウィーン少(正確にはソロだけど)は初です。
上を向いて歩こうではアトリウム全体がしいんと静まり返っていました。小さな手拍子も沸き起こったのですけど、居合わせた方々はどうやらじっくり聴き入っている様子。
関係者コーナーにいらしたお二人のプレエフェクトさんが、歌詞を口ずさみながら小さくスイングしていました。なんだかとても微笑ましい。

石造りの開放的なアトリウム、サントリーやオペラシティのようなコンサートホールで聴くのとはまた違う味わい。天使の歌声ってこういう感じなんだろうなぁと思わせる響きで素晴らしかったですよ。

客席のブラボーおじさんの連発するブラボーに顔を緩めっぱなしの皆さん。
ステージに立った瞬間から、ブラボーの大連呼。
マティアス君はずーっと笑ってました。

手を振りながら退出してコンサートはおしまい。

5月の木漏れ日の中で聴く歌声はまた格別。



ウィーン少 5月3日Aプロ@サントリーホール (後半)

2部は世界民謡の旅。
ドナウ川を音楽で遡上する、面白いプログラムです。

ハンガリー万歳、のんびりとした曲だとずっと思ってたのですが、このコアが歌うと、ハンガリー万歳!目出てぇぜ という勢いがあってえらく男前なポルカ。
ドイツ語の時間に発音の練習でさんざんやらされたドゥルルルが歌詞の中に登場して、本場の音速どぅるるるに習志野のおばちゃんがツボってたスロヴァキア民謡。リズミカルで面白い曲です。

今回曲の前に団員さんによる曲目紹介があるのですけど、その可愛らしい口調におばさまたちのぐふう 翻訳;「何を言っているかよく聞き取れないけど、超かわいい♡」、とかほおおというリスポンスがワタシにはツボです。

団員さんの曲名紹介といえば、50年代のフィリップスの名盤があります。
今回のコアどことなーく50年代の合唱に似ていると思うのはワタシだけでしょうか?

ジプシーがチーズを食べるとき、重厚なハーモニーがさっそうとしていてかっこいい。
勢いのある曲がこのコアとても上手い。
クロアチア民謡は美しいメロディーが印象的です。4名のソロアンサンブル(バスティアン君・クリストフ君・マティアス君、あともう1名)のなかで、クリストフ君とマティアス君が担当する高音パートが得も言われぬ艶でどきどき。

セルヴィアの民謡は、今日はパーカッション付き。
年少の団員さん二人がジャンベ担当。忘れてはいけないフローリアン君がピアノ連弾。
一人の団員さんがジャンベを片手にして、あれ、どうしよう、先生ぇボクの座るいすがないようと困っていたところ、カスパー少年がさっとピアノの後ろに行って椅子を持ってきてました。
面倒見の良い学級委員長みたいですね。
ひな壇裏からもくもくと片手にジャンベ片手に椅子を同時に運んだ団員さんにぷぷ。
ちびっこくてもリズム感いいんですねぇ。
9人ほどが前にでてきて歌ってました。メモにはケンシ君、イヴァン君、ニコラス君の名前が・・。

ブルガリア民謡はサントリーできけて感激です。
舞台下手・中央・上手の3グループに分かれてハーモニーが交錯する。中央の4人のソロアンサンブル(たぶん4声)はお見事でした。
ウクライナ民謡は8人がステージ前方へ。ルーマニア民謡ではタンバリンとトライアングルが登場。トライアングルといえば2009年組のトーマス少年が懐かしい。彼はやっぱり上手でした・・・だって趣味がトライアングルですものね。今どうしているのかなぁ。

東欧の音楽ってたのちいわ。

映画音楽と日本の歌 今日はほぐれません。
チム・チム・チェリーはチム、チムのリズミカルな合唱が面白いです。アルトソロ2名がんばっていましたよ。
虹の彼方には、習志野ではアレンジいじりすぎて本当に虹の彼方に行ってしまいそうだと気をもみましたが、今日は先生が軽めのピアノが入るアレンジに変えてきて、アカペラが冴えていました。
天使にラブソングでのはじけっぷりはオトナしめ。イヴァン君無表情でフェイクしています。ウーピーはバスティアン君です(意味不明)、イヴァン君は歌っている途中で隣のダニエル君のファイルをちら見したり、風格あります。

上を向いて歩こう
24人(モリッツ君2部はお休み)のユニゾンで今日も客席が明るくなるような印象。途中の口笛も音程パーフェクトです。音感がいいんだなぁと妙なところで感心。
上を向いて歩こうは1963年、今から約半世紀前にあたる大ヒットナンバー。
もうそんなにたつんですね。
見上げてごらん夜の星を はしっとりした雰囲気。習志野でのあやふやな日本語に指導が入ったのでしょうか、譜面見ながら歌っていました。

客席で涙をこらえられない方、団員さんたちの歌にあわせて自然に頭が揺れているのを見ていると、(サントリーでは珍しいなぁ)楽しんでいるんだなぁと別の意味でうるっとくるものがありました。


ラストは美しく青きドナウ
今年のコアシュトラウス作品とても上手ですよ。

コンサート終わり、大きな拍手のなか習志野ダッシュ組はそわそわ、袖に一番遠い位置にいるマティアス君も珍しく落ち着きを失くして、何度も先生を見上げて、ゴーサイン待ちの表情がウケました。

アンコールは3曲。
Signa is ins're Freud,は最新民謡アルバムで一番楽しい曲、冒頭のパウル君のメゾがすがすがしい。
パウル君のメゾソプラノ、イチオシです。ついでに歌っている姿も目がはなせませんー。
曲の終わり袖でチロルの民族衣装に早着替えしたカスパー君とケイシ君が肩を組んで再登場。ソプラノ側からニコラス君、ダヴィド君、 マクシミリアン君のどちらかが登場。雪が消えされば、太陽が顔をだす では5人のダンス付き。おばちゃまからの歓声ひときわ
客席からのアンコールの声ににっこりした皆さん、ラストはジャンベを持った先生を中心に全員が1列になって南アフリカ民謡。本場のドラキーやカースニーの皆さんとくらべたら若干ユルメのダンスですけど、動物の鳴き声を模したフェイクも遊び心満点。

楽しかったぁ、かわいかったぁ、きれいだったねぇ、上手だったねぇ・・お客さんの会話やつぶやきを聴きながらゆっくりホールを出るのもウィーンのコンサートの楽しみなんだなぁと。



5月3日 Aプロ@サントリーホール(前半)

IMG_0072.jpg


例年だとすっきりと晴れて木々の緑が鮮やかな5月3日なのに、ストーミーウェザー、どうしたお天気

2012年東京初日公演を聴いて参りました。
会場はほぼ満席、ヴィルト先生や団長さん、大使館関係方々が。
東京公演は晴れやかなスタートです。
日本へようこそ・・って首脳陣とは習志野でおみかけしてました。

2度目のAプロ。
やっぱり今日も 生き生きと、はつらつとした合唱に気持ちが温かくなるようなコンサートでした。
ほっこりと気持ちが軽くなって明日からまたがんばるぞーっていうエネルギーをもらえます。(たぶん)
今年のAプロ楽しいですよー、楽しいですよー・・とつぶやいてみました。

以下コンサートの感想という名の電波系作文。

舞台にさっそうと現れた25人+カぺルマイスター。
舞台中央はベーゼンドルファー
やっぱり彼らの音楽には俺様スタインウェイじゃあないほうがいいです。


外は大雨だけど、さわやかな風がすーっと吹き抜けるようなグローリア。
シューコアはボリューミーなハーモニー。
ホールに響く繊細でキレのある合唱、サントリーと相性いいなぁ。

Laudamus te
先生のピアノをはさんでマティアス君とパウル君のデュエット。
パウル君の声はアルトというよりメゾソプラノですね。
2010年のルーカス君が少し少女っぽい声質だったのに対し いかにも少年といった声です。
中音域の声がとてもきれい。
マティアス君も現在のウィーン少ソプラノ王道ボイス。

Quoniam、gloriaと同じ旋律だけど Gloria sanctus deoと字余り的で好きですー。

Domine Deusも聴きたいです。

Una hora
怒りのこめられたVel Judam non videtisのあと、少し間をおいて始まる次のQuid dormitis ? のソロアンサンブルが繊細であまりに切なく響きました。
習志野に比べてメリハリが出てきました。

ハイドンの合唱曲
アルトのフローリアン君アレンジ、まだ12歳。すごいなあ。宗教曲ですけど、チャーミングな小品です。
いろいろぐぐっても曲の全貌が出てこないです。ホーボーケン番号はジャンル別の番号だそうで、XXⅢは各種教会音楽になるそうです・・ってプログラム解説ざっぱすぎますよう。

モーツアルト カンタータ

ソプラノソロはソプラノ後列トップにいるヤコブ君。
これまたちびっこい子なのに、声量抜群。すごいわ。
明るい曲調で、次から次へと現れるソロとコーラスの対比がこれまた楽しい。
フリーメーソンのための曲かと思ったら違う団体のための曲だったんですね。

シューベルト 夜の明かりに
ピアノの前奏でドキドキ、これをきたくて今日も参りました。
ソプラノソロはソプラノトップ隣の11歳のイヴァン君。
24人と先生従えて今日も歌い切りました。
さすがのイヴァン君(?)であっても、緊張したの?的部位もありまして・・
合唱はデュナミークたっぷり、ささやくようなPPからクレッシェンドに心わしづかみにされます。
本来は男性合唱なので、移調して歌っている分、ピーンと張りつめた夜の空気感が伝わってきます。
この曲を児童合唱で歌えるのはウィーン少だけです。(たぶん)
イヴァン君がソロを歌っている間、ふとアルトに目をやったら、イヴァン君をがん見しながらソロパートを心の中でうたっていると思しき、いや口がしっかり動いていたメンバーが。きっと大好きな曲なんだろうな。

クラトホヴィル jubilate Deo 
弾むようなjubilateの旋律が今年のコアにぴったり。
サントリーの残響が豊かなので、ラストの盛り上がり前の水面がざわざわする様な箇所(いけないポエミーになってしまった)はゾクゾクするような感じです。パウル君のソロがいい味だしてました。

オーストリア民謡
習志野では??で終わってしまった短いヨーデル。がんがん響きまくります。
ツィラー谷からの歌いだしはケンシ君。深く、いい声だなぁ。
先生、ケンシ君のソロ増やしてくださいー。入れ替わりのソロとコーラスの対比が面白いです。
森のハンスは手拍子リーダーが客席をリード。その後ろでほかのメンバーと違うアレンジ版の手拍子しているケンシ君とカスパー君。

ふるさと 
客席しんみり。多くのひとにとって美しいふるさとが一変した後だからこそ余計に沁みます。
2番歌詞小鮒釣りしかのやわ→やまときっちり修正してきました。歌う前にきりっと表情が変わり、とても大事に歌っているんだなぁと。


前に数名でてきて、今日はケンシ君のヴァイオリンなし。

ケンシ君どうしたのー、楽器壊した?(→それはワタシ)

弓折ったのー?(それもワタシ)

指をけがした?

ああ、でもサントリーの舞台って自分の音しか聞こえないから緊張するしー(→経験済)

あのヴァイオリンの旋律すごくよかったのに~。

シュトラウス作品、皇帝円舞曲でのオブリガートはダヴィッド君。年少さんなのにスペックの高いオブリガート、まだ2回目ですけど今回のコアとても大人っぽく落ち着いたメンバーが多いですね。
しかあし。
もじきでラストっていうときにピアノ伴奏中の先生の譜面が吹っ飛ぶという前代未聞の事態が。
わたわたする先生がコミカルだったようで、隣のお姉さま客席から椅子から転げ落ちんばかりに笑いこけてました。かくいうワタシは自分も経験しているだけに寿命が縮まりました。
本番でお客さんが入ると空調がきつくなり、その風で舞台の上で譜面がすっ飛ぶんですよ。
何度すっとばされて弓で押さえたことか。

譜めくり担当のカスパー君(ファンクラブの集いでキャスパー君と呼び掛けられ、ちがうよー スパーだよーって本人が訂正しているのを目撃しました。)もさっと青くなっていましたが、もはやどうすることもできず。
先生の姿をみて心配そうな表情とはうらはら、アカペラになっても一切崩れないのには驚いた。
あれは眠りながらでも歌える。
コーダで先生が復活し(一度落ちると大変なのよね、ほんと)曲が終わるかおわらないかに沸き起こった温かみのある拍手。

これで空気が変わりました。

先生も、舞台の上の皆さんの力が抜けて次のおばちゃんおしゃべりソングちがったトラッチポルカは最高の出来です。ヴィルト先生はアレンジを易しくしちゃう傾向がおありかしら、と最近思っていましたが、実はそうでもないようで。ソプラノとアルトの位相のズレでおばちゃんのおしゃべりが立体的に聴こえてきます。実際おばちゃまおしゃべりを聴くのはカンベンですけど。


2部へと続く。





プロフィール

Author:hiromian

日々のこと、少年合唱のこと、少しずつアップしてまいります

calendar
<04 | 2012/05 | 06>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター